trench week

ストックに入りきらなかったMR1167
ついに店頭に飛び出していたエクストラハンガーラックから姿を消しました
週末平日構わず2〜3着売れていきます
brownkhakiではサイズごとにイエローシグナルが点りました
ご検討中の皆様
次の週末が全てのサイズが揃う最後のタイミングになりそうです

blackは例年の売れ行きから少し余裕を見て生産しております
とは言えども
各サイズの在庫は3枚前後となっております
こちらもお早めに

この後
merph史上初のダウンコート
昨年仕込んだオリジナルグレンチェックをコンビネーションで使ったコート
さらに新型フリースパーカ
そして昨年のレイヤードパンツのセットアップジャケットも届きます
今年の冬は寒くなるそうです
地球を研究してる科学者さんが言うてましたが
地球はこれから氷河期周期だそうです
これでグンと寒い冬が来てくれると
コート屋と呼ばれる当店は『水を得た魚』即ち『氷を得たmerph』
もっとコートが作りたいんです

MR1164 & MR3074 set-up

10年ぶりのセットアップが好調です
ベージュが若干優勢ですが
黒も押し返しております

本日はそんな黒の着用写真を
着用スタッフは女性ですがsize1で程よく着用できました

この感じです
これが今回私が思い描いたmerphのセットアップのコーディネート
気取っていてもリラックス
客観的な見栄えと主観的な着用感が全くリンクしない
こういう仕掛けが私にとってのアカデミックな洋風作りの1つの要素

久しぶりのテーラード
そしてセットアップでしたが
なかなかうまく
そして面白く
さらに良し寸法で仕上げられたと思います

Jacket
MR1164 black

shirts
MR2088 black

Pants
MR3074 black

 

MR1167

今年もトレンチを作りました
とはいえ
merphのトレンチはトレンチのようで
トレンチとは呼べないのですが

MR1167 black
MR1167 brown
MR1167 khaki

MR1167 black for women
MR1167 brown for women
MR1167 khaki for women

 

もうその話は置いておきます
今季はここのところよく採用している
肘にアームホールが来るドルマンのパターンにて
このシリーズでトレンチを作れば必ずヒットすることは分かっていましたが
そこは最善の生地が見つかるまで我慢しておりました

super140をブレンドしたメルトンを選びました
10%ナイロンは入っているとはいえ
その肌触りは絶品です

とにかくこのデザインに関しては
大量の生地を使用するので
重さがネックとなります

このメルトンは293g/㎡という軽さ
用尺4m近く要するウールのコートが
生地、裏地、設計のアイデアでここまで軽くなります。

着用写真は170cmのスタッフがsize1を着用しております
デザインの性質上
サイズ展開はmerphのピッチで1つ飛ばしで製作しています
つまり1と3
そして1より2つ下のサイズとして00を作っております
それが女性向けのサイズとなります

こちらが同スタッフがsize00を着用した写真
性別ではなく
単純に裄丈の長さでサイズをお選びいただくという形になります
目安として

size00 150〜165cm
size1    165〜175cm
size3.   175〜185cm

といった具合になりますでしょうか?

オンラインストアにはsize1,3をmerphの方に
size00はmerph_animaのカテゴリに格納しております

 

MR4140

ずっと作ろうと思って寝かしていた
首だけで繋がるレイヤードカットソー
使いたかったのはウォッシャブルのウール天竺
それもさらさらとした肌触りの良いもの
ようやく理想のものが手に入ったので温めていたデザインにて製作しました

少しゆとりのある太めのラグランスリーブとゆったりとした身頃
柔らかでしなやかなウールの天竺と40/2コットンコーマ天竺のレイヤード
ごわつくことなくしなやかに重力に従います
さらに後ろ身頃を少し長くしているので
余分なスペースは後ろの方へと姿を消します

カラーバリエーションは2色
冒頭のolive x beigeとこちらのblack x ashです
共にmerphにはなくてはならない2色
そしてインナーのコットン天竺は
双方とも杢色を選びました

肌に接する部分は全てコットン100%
そして表のウールもウォッシャブル
素肌にも気軽にきてもらえるカットソーです

 

何年振りかのセットアップ

merphとして洋服を創る以上
やはり何かしらのギミックや
アカデミックなアイデアが必要です
だからテーラードジャケットはなかなか新作をリリースできずにいました

数年振りにリリースするこちらは
一見燕尾のショートジャケットですが
この背中が今シールファスナーでバッサリと開きます
狙いはmerphの後身頃が長いシャツやカットソーを見せびらかすため
さらにスポーツジャケットとして発想したので
これを着て自転車にも乗りやすく
なんならゴルフやテニスもできるのではないかというくらいの動きやすさ

さらに
セットアップのパンツも
お馴染みのレイヤードパンツです
今回は下のショーツにダンボールニットを使い
縫い上がりが非常に美しく満足しています

なかなかオンラインストアで売れるような商品ではないですが
できるだけ早くアップしますのでお待ちください

そのほかにもレイヤードのカットソーも入荷しております
いよいよmerphの繁忙期が
始まります!

anm1094

anm1094 white(solotex)
anm1094 caramel (LIMONTA) 

数年ぶりに白いコートを作りました
ドルマンスリーブをわざわざラグランで割ったのは
フロント両サイドにガンパッチを挟み込むため
この作品
かなりコートの面構えになっていますが
ベースのパターンはシャツです
それをフードやガンパッチなどのディテールで
コートの振りをさせています
そう、コートに擬態したシャツです

ハンガーにかけたこの状態の佇まい
納得の仕上がりです

C/#whiteの生地は形状回復機能があるsolotexを使用
機能も重要ですが
ストレッチの効いたマットな生地の具合も気に入っています

白は当然汚れが気になりますが
こちら丸洗可能ですのでご安心ください

もう一色作ったこのanm1094 caramel (LIMONTA) 
こちらはイタリアのLIMONTA社のストレッチ撥水機能の生地を使用しました
ベージュとも茶色とも言えず
すこしオレンジに振ったまさにキャラメルのような色
普段なら選ばない色をあえて選んでました
こちらも良い仕上がりです

この春の羽織ものはこれにて打ち止め
ここらはカットソーなどがメインになっちきます
今年も一年で6カ月活躍するアイテムという括りで製作しました
これから夏に向けて着る機会を考えると限られますが
夏が終わりやってくるまた20度前後の気候で活躍するものばかりです
merphでは下半期には真冬の防寒着しか作りません
今あるものが秋のスタメンになるはずです

4月に入り
コロナ以前の状況を取り戻しつつあります
非常に楽しい時間が戻って来ています
オンラインもたくさんオーダー(当社比)いただいて
コロナという試練をなんとか抜けたのではないかと思います
2年間支えてくれた皆さまに本当に感謝しています

 

ドルマンラグランロングスリーヴ

MR4136 white

MR4136 navy

オンラインストアに格納しました
久しぶりのロングスリーヴのカットソーのリリース
みなさんに喜んでいただき嬉しいです

今回使用した生地は36Gのモックロディ
細い糸のジャージだと考えてください
つまり伸縮性があり両面編みで
さらに形状回復機能の高いSOLOTEXを使用しています
コットンとポリエステルのコンビネーションですので
必然的に速乾性も備わります

merphのTシャツに時々登場する
『サービスエリアのトイレで携帯と財布を入れるポケット』
と私が説明するカンガルーポケットも装着
これを作るために前身頃が二重になるため
透け防止にもなっております

サイズは1、2、3の3つ
もとよりカットソーです
そこにさらにドルマンというサイズレスな構造
唯一気にするのは裄丈でしょうか?

ふわりとしたこのシェイプ
気に入っています

https://merphkammer.net/

店頭はもちろんのこと
なんとオンラインでも続々とオーダーいただいています
弊社なりに頑張ってオンラインを少しずつ開発しております
ぜひご覧ください

オンラインで決断が難しい場合
お気軽にお問合せください
過去にご着用いただいたアイテムなどを参考にしつつ
サイズのご相談に対応いたします

 

お待たせしました

言い訳をすればどれだけでもあります
しかしまずは無事上がってきた新作をご覧いただきたい
ぜひ店頭で
お忙しい方はまずはONLINE STORE
3月の最後の最後で揃ってまいりました
merphの新作お楽しみください

NEW ONLINE STORE “KAMMER” 始動

NEW ONLINE STORE “KAMMER”

ようやく新作も格納されアクセス数も増えてまいりました
そして新作MR4135には続々とオーダーもいただき
準備した苦労が報われております

特にこちらのMR4135grayが好調
春ですからね
やはり明るい色を着たくなりますね
入荷後連日売れております

コートなどの吟味が必要なものはやはりECでは売れにくいのですが
merphの場合、こういったサイズがユーティリティーで
価格も30,000円以下ですと動きも活発になります
ECが売れなかったのはそこにも問題があるんです
さあ
ということは
コートの中に着るものの充実を進めていかないといけませんね
ただ、merphだという製作をシャツやカットソーで表現するのは
コートを作るより数十倍難しく
限られた表現スペースと縫製の条件などから限定されるデザインを
どこまでオリジナリティーがあり
そしてここが一番重要なのですが
ユニクロなどのシンプルで縫製や生地そして寸法が優秀で低価格なものとは違う
『値打ち』を持てるか
我々の商品が彼らの商品に勝負できる部分はやはり購入者の高揚感を与えられるかどうか
そこにしかありません

よくユニクロを敵視しているものだと思っていたとお客さんからも言われますが
私はユニクロに感謝をしています
シンプルで品質が良い商品の製作を彼らが担ってくれているので
私は存分に好きなややこしい服に専念できます
かつてはよくこう言われました
『ややこしいものが作れるからこそシンプルな高品質なものを作ってくれ』
バイヤーやジャーナリストがよくいうセリフです
まあ仕方がありません
彼らは良服を作らないし考えない
いわば良服作りの素人です
Tシャツ一枚いとから吟味して製作したことなどないでしょう
生地やを探したことも工場を探したこともないわけですから

シンプルで高品質なものというのは
大量生産でこそ生まれます
大量仕入れによるコストダウンに伴う高品質な素材の仕入れ
大量生産によるライン管理により細分化された分業性による精度の向上
ユニクロの1000円前後で売られているシンプルなTシャツを弊社の生産規模で
全く同じ生地で製作して売ると
7000円くらいになります
その上、縫製はユニクロより劣ると予想します

それでも弊社の7000円のTシャツの方が良いと説明するとなると
ジャーナリストやらインフルエンサーやらを利用して抽象的な紹介文と過剰に飾られた経歴や評価
まさにまるでインスタの加工画像のような付加価値の厚化粧をして
『うちのシンプルなTシャツはこの値段の価値がある』と
お客さんを騙して売る方法しか私には見つかりません

少し脱線しましたが
つまりシャツやカットソー、パンツなどは
そんな強烈な存在の優秀で安価な商品が溢れる中
その数倍の値段で出してでも買う価値を感じてもらえる
ユニークで高品質で
アカデミックな構造理論からできたプロダクトでないといけないと考えています
そう
だから
merphではなかなかそのポディションのアイテムのリリースがないのです

長文読んでいただいた方
ありがとうございました

まとめますと
要するに

長い言い訳です

MR4135

MR4135 gray 

MR4135 black

少しずつ新作が店頭に届き始めています
今年はコートを控えめに
カーディガンそしてシャツ
ロングスリーブカットソーなど
ここ数年のmerphらしからぬスタートです

その先陣を着るのは
何年ぶりになるでしょう
所謂、カーディガン?に見えるこちら

もう10年くらい作り続けているドルマンスリーブ構造の作品
まだカーディガンがありませんでした
カーディガンと言いながら?がついている理由は
こちらシャツ工場で縫っています
ニット生地を裁断し縫うのでカットソーとはカテゴリしましたが
36Gのソロテックスモックロディを使っているので
サラサラな上に程よくストレッチが機能しながら
シャツ工場で縫える程度の張り
そして美しい表面の光沢
 

ドルマンの弱点はツラに線が入らないこと
表情を司る線がなくなれば
生地が体にのっているだけとなり
そこに洋服を作る人間の出番がなくなります
それではつまらないので
”わざわざ”線を入れるんです
でもその線が無闇に入って説明が必要になると野暮
さりげなく
そして重要な線であること
余分に入った線
果たしてみなさんにわかっていただけたかどうか

カラーはblackとgray
3サイズ展開

size1(着丈F80cm/B85cm,バスト124cm,裄丈80cm)*155〜165cm
size2(着丈F82cm/B87cm,バスト130cm,裄丈83cm)*165〜175cm
size3(着丈F84cm/B89cm,バスト136cm,裄丈86cm)*175〜185cm

あくまで裄丈を基準にした目安です
女性がサイズ3を着てもそれはそれで様になります
サイズにお困りでしたら
お気軽にご連絡ください

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