ドラフト6位 中距離ヒッター

高校や大学、社会人
プロ野球に入る前に輝かしい成績を上げて注目を集め
ドラフト会議で1位や2位で指名され入団
開幕から一軍で活躍したりしなかったり

長く中日ファンをやっています
今年は2020年のドラフト1位
髙橋宏斗が大活躍
期待通りであり来年もまた活躍を期待してしまう

さて
年々ドラフト指名数を減らしているのがmerphです
エースと主砲のみをエントリー
まずは主力です
コートだらけの品揃えですが
時々これはと思うカットソーやシャツ、パンツを製作します
つまりドラフト4位に5位、そして6位です

今年は早速飛び出しました
ドラフト6位で開幕スタメンを勝ち取り
毎日ヒットを打ってくる燻銀

派手な記録や話題性はないが
実際使ってみたところ
思ってもみなかったスペックを持っていることがみつかちゃったり
ちょっとしたきっかけで大化けしたり

このデザインに関して言えば
キッカケとして生地のチョイス
見つかったスペックは着心地の軽量感

説明しますと
選んだ生地はダンボールニット
ハリがありキックバックの強い生地
これを使用したことによりキックバックの強い生地が立体をうみ
同パターンで製作したものとはまた違うシェイプが誕生
人体に対する接触面が激減し
非常に軽い着用感を獲得

当初期待した以上の逸材
そういう時
いつも問題は生産数
期待していなかったとはいないけど
他に資金を回していてここに使わなかったこと
今更追加するわけにもいかず
在庫は3サイズ展開
各サイズたったの6枚ずつ。。。
そして、あまりにも思いがけず出来が良いので
私、黒のサイズ5・blackを頂戴いたします

MR4146 olive

MR4146 black

in progress

ずっとそうです
何かしら進行中
絵を描いて
生地を見て
打ち合わせをして

merphの製作において
九月から十一月は特別な3ヶ月になります
私が最も時間とコストをかけて作り込んだコートがやってきます
ありがたいことに毎日のように今年は何を作っているんだ?
とお問い合わせいただきます
生地が次々と仕上がり
縫製工場に投入され
最初に裁断したコートがもうすぐ脱い上がります
私も楽しみです

早く涼しくなりますように

go ahead

事務所スペースで書き続けて
電話やメールで打ち合わせして進めてきた
2024年のコートがもうすぐ上がってきます
今年も
やはり
コートだらけです

寒さへの抵抗は当然のことながら
それを求めると失われてしまうシェイプの美しさ
そして動きやすさ軽さ
これを両立していくことが私の仕事です

いよいよ九月から
アタッキングサードに突入
苦手な予選(序盤)を圧倒的な成績でクリアした時ほど
決勝トーナメントでこけるのが世の常
ここからしっかり例年通りの力を発揮できれば
有限会社Sanctumがいよいよ見たことのない風景にたどり着きます

五差路

夜中の恵比寿
五差路
東京在住の頃
よく待ち合わせに使った場所
今やおじさんでも場所を直接iPhoneで指定し合って集合する時代
決済も何かに何かをかざすだけ
でも
その端末が壊れたら途端に暗闇に落とされます
どこにいるのかもわからなくなり
現金持ってなきゃお金も払えない。。。
そんな時のためのリスクヘッジも大事です

東京出張のたびに
街は変貌して
5年単位で見ると
大きな流れが変わっています
恵比寿ってこんな街じゃなかった
おじさんの楽園だったのに

そんなことを言い出したり
自分も歳をとりました
出張をこなす体力もどんどんなくなり
食事に行っても1軒で船を漕ぎ出します
そりゃそうです
展示会で東京に来て
毎夜恵比寿から代官山、そして中目黒と一晩で
4軒5軒はしごしていたあの頃から15年も経っているんです
飲めなくて当たり前
眠くなっていいんです

とはいえ
あまりにも体力がなくなっているので
夏が終わったら
テニスを再開しようと思います
まずは左右に2歩以内の範囲のストロークから
取り戻せ
体力
目を覚ませ
かつて筋肉だった部位

来てはいけない

気温35度
体感温度38度
湿度57%

7月5日午後13時15分の京都の状況です
少し歩くだけで背中を汗が滴り落ちていきます
京都に来てはいけません
外に出てはいけません
必要なmerphの服があれば連絡ください
メールや電話でご相談ください

でも
もし京都にいらっしゃることがあれば
12時から17時までは大体堺町六角の旗艦店を
ワインセラーくらいに冷やして何かしら仕事してます
お立ち寄りください
夏物の在庫はしっかりございます
やる気もあります

80/2 ドビーリップストップ

わかりやすく言いますと
そこそこいい和牛で牛丼を作るような感じでしょうか
リップストップの糸は
20〜40番手が一般的です
そこを80番です

この生地の前で
洋服製作や生地製作に関わる人は立ち止まります
私が選んだ理由も同じです
違和感があるんです
リップストップなのに
なぜこんな番手の高い糸を使っているんだと

リップストップは所謂軍用生地
つまりアウトドアのハードユーズな需要が主なのです
そこからすると80番手のリップでは弱いし薄い
では綺麗なシャツを作る人たちに売れば良いとなるが
今度は80番では”並”なんです
悪く言えば中途半端だったんです

しかし
ここにいるんです
世の中の中途半端とやりすぎを
受け止めるデザイナーが
merphの企画にはこんな最適な生地はありません
シャツとして中でも使えて
アウターとしてもギリギリ
初見でイメージが加速しました

さらに
私はそのときめき共有できる市場を持っています
この感覚にズレが生じたら
引退の時と心得ます

MR2097 C/# black
MR2097 C/# tan
MR2097 C/# beige

渦の無い鳴門海峡

なけなしの休日2.5日を使って
終業後兵庫県三木市まで脱出し
夕食と朝食を楽しんだ後
朝のうちに南あわじへ出発
ちょっと時間に余裕があったので鳴門海峡を渡り徳島へ
豪快な渦を期待したものの
圧倒的リサーチ不足
到着した時間は満潮と干潮のちょうど狭間
ご覧の通り
超”凪”の鳴門海峡を拝見できました
さらに展望台へ向かう入り口で
巨大ゲジに遭遇
天井の穴から音もなく降りてきたそのゲジ
ムカデでもなくヤスデでもなくゲジ
およそ地球の生き物では無いその見た目に
少々感動しながら徳島を後にしました

道すがら見つけた家族で営んでる海鮮食堂で
地元の魚をたくさん頂いてからマルシェを覗いて
この日のホテルにチェックイン
恒例のオールインクルーシブ
早速ラウンジでビールを3杯いただきます
それから一旦部屋に戻って一休みして

いざ出陣

レストランに進撃
目指すは風景の良い窓際でもなく
ソファーの席でもなく
ビールサーバーに接近戦を挑める場所
和洋中の豊富なブッフェから
思うがままに盛り付けたプレート
ジャンルではなくビールに合うという基準で選ばれた精鋭をお供に
腹が悲鳴を上げるまでビールを飲みまくる
これが楽しくて仕方がなく
料理も特別上等では無いけれど
リーズナブルに知らない土地で
ストレスフリーで楽しむ現在我が家の休日の選択肢です

六月も半分終わり
急激に夏に近づいてきました
これから梅雨に入り
その後猛暑がやってきます
時々こうやって休みながら
冬の激闘へ備えていきます

中盤スタート

5月も日本中そして世界中の多くの方々に
merphの作品をお買い上げいただきました
今年4月から店舗を休む回数が増えたんですが
それにもかかわらず4月5月ともに過去最高の昨年度の売り上げを
さらに大きく上回る結果となりました
感謝しております

6月に入り
旗艦店の白い箱の中で
せっせと下半期のmerphの仕込みを続けています
先日記載した通り9型の新作を仕込んでいます
一つ一つサンプルを進行して
今年の下半期を再びにぎやかにしたいと思います

7月がやってくると祇園祭です
街は華やいでお囃子も鳴り響きます
そのころに焦らないように
ゆっくり京都の夏を過ごせるように

8月は少しイベントを仕込む予定です
ミカヅキヘイムも色々やります
ご都合合えば
お付き合いください

時知らず

5月が終わろうとしています
昨日は久しぶりの雨
それも警報級の強い雨でした

ちらほら蛍出現情報が聞こえてきましたが
知恩院前の蛍たちが心配です
加茂川はあと少しで遊歩道まで水が溢れる勢いでしたが
持ち堪えたようです

5月最も売れたのはMR1181 oliveでした
2度目の投入となった在庫もMR1181 blackとともに順調に減少しています
たくさん作ってよかったと思います

難関の5月もなんとか乗り越えて
6月へ向かいます
現在店頭接客の合間を縫って
下半期の製作を蛇行しながら前進しています
新型コートが4型
新型シャツが1型
新型カットソーが3型
復刻スヌードが進行中
まだまだ余力ありしかし時間なし
やはりパンツがエントリーしていないところに
必ず突っ込まれると思うので
残りの時間を使って本気で考えます

 

いつもと違う帰り道

昨日
5月18日は日本最古の祭りと言われてる御零祭の還幸祭
昨年
帰り道の寺町通で大渋滞にハマったので
今年は早めに河原町通に入って加茂街道を目指したものの
こちらも大渋滞
ジリジリとしか進まない行列の中から
ふと空がひらけて見えたのは綺麗な夕焼け
渋滞の車や歩道の人たちがみんな写真をとっていました

夕焼けが綺麗な次の日は雨が降る
と言いますが
今日の京都は朝からしとしと降っています
白い箱の中でスケジュールの管理をしたり
会計の入力をしたりしながら
のんびりと日曜日を過ごしています

 

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