MR1171

以前
Instagramでちらっとお見せしたり
店頭でサンプルを見てもらったり
そんな事情で入荷をお待ちいただいている方が
ちらりほらり
9月の目玉
MR1171 キルティングフードコート
先ほどようやく価格が決まりまして
明日の夕方から店頭販売を開始します

素材は
ウールカルゼの表面に撥水加工をしてあるものに
80g/m2の軽いワタを叩きつけキルティングに仕上げています
裏地には帯電防止のツイルを選んで静電気対策も怠っておりません

サイドは大きく開いています
ここからパンツのポケットにアプローチしやすくなっています
フロントのダブルジップを下から開けて
歩く際の足捌きも邪魔しない役目も果たします

色は
写真のoliveともう一色beigeを作っています
beigeの写真は明日整い次第ご紹介します
オンラインストアも近日中に掲載いたします

夏の遠吠え

最早
昼の一時しか夏を感じません
『秋』
そう言って
いいでしょう

merphにとって
静かな夏は終わりました
ここからは忙しさにうれしい悲鳴をあげていきたいと思います

おかげさまで
MR1174
好調です
それを追いかけるように
MR1173がじわりじわりと販売枚数を増やしています

MR1173は基本的には紳士用に設計しておりますが
袖丈つめなどの対応で
女性にもちらほらご購入いただいています

一昔前と違い
サイズ感も着る人が選ぶべきと
私もそう思っています
それをこちらはより満足してもらえるサポートしています
メンズかウィメンズか
即座に判断せず一度お試しください

この辺りを着て
気持ちよく歩ける季節がもっと早く
もっと長ければ
もう少しmerphも楽なんですが
この厳しい夏があってこその
恵みの秋と美しい冬が来るのです

本日も六角通りでお待ちしてます

 

 

MR1174

昨年
ネイビーのメルトンの在庫がなく
5着しか作ることができなかったコンビネーションのコート
今年はネイビーのみしっかりと数量を積んで製作しました

MR1174 navy
今年は1色のみです

まずは青みの強いネイビーのwool100%のフラノ
軽くしなやかです
メルトンは重く硬いと方が凝ります
ここは吟味を重ねこのフラノを選びました

チャックの素材はウールとアルパカのシャギー
昨年のコントラストが強いチェックのコンビネーションも良かったのですが
もう少しコーディネートを邪魔しない調和の取れる色使いで選んでみました
そこにシャギーのかかった生地のインパクトで補完しています

サイズ展開は4サイズ
一番小さなサイズだけ女性向けに変則ピッチで製作しています
簡単に言うと
女性用サイズだけ着丈のバランスが長くなっています

寸法は昨年のものと全く同じです
メルトンがフラノにはなっていますが
生地の厚さや柔らかさはほぼ同じです
先ほど早速オンラインストアに格納いたしました
size3のみ後日到着になりますが
昨年お届けできなかった皆様も
ご検討ください

merph onlinestore “KAMMER”

MR1174 navy

MR4141

MR4141 camel

MR4141 black

遡れば10年以上前に挑戦した形なんですが
当時満足いく仕上がりにはならず
そのままデータを眠らせていました

スタッフ(170cm)がsize3を着用

size0のみ変則ピッチで着丈50cmになっています

カラーはcamelとblack
2色用意しました

素材はノンモノフィラメント糸を使用したダンボールニット
この手の生地の毛玉発生の不安を解消したものを使用しました

merph online store “KAMMER”

MR4141 camel

MR4141 black

 

MR4143

 

MR4143 olive
MR4143 off white

冒頭の写真ではただのクルーネックスウェットにしか見えないと思います
しかし
こうなっています

まず生地は30/10の国産裏毛
カラーはoliveとoff whiteの2色を展開しました

構造の説明は少し細かくなりますが
まず前身頃はフェイクのセットイン(ただの切替線が入っているだけ)
後身頃はドルマンの一枚どり
ただ袖の先まで一枚でとると取り都合が悪く用尺がかかりすぎるので
袖裏は肘で切り替えています
さて問題はこの歪な前身頃と後身頃をぬい繋げるワザ
そこで登場したのが脇を走る1本のテープパーツ
袖下をそれぞれこのテープに縫い付けて
不都合を解消しました

このパーツには副産物があります
ドルマンスリーブの弱点は腕を上げるときに裾が釣り上がる点
これをこのテープパーツが少し解消してくれます

さらに
このドルマンベースの袖にしてこの細さ
脇の後ろを見ていただくとスペースが余っているのがわかると思います
これによって動きの取りやすさも担保しています

merphとして
作る意味のあるスウェットができたのではないかと
思います

merph online store KAMMER
MR4143 olive
MR4143 off white

MR2092 side2

この生地は
元来こちらのチェック面が表です
しかし
今回はインパクトの強い裏の起毛されたボーダー面を表として使いました

ただ
使わないのは勿体無い
と言って
完璧に両面使えるように仕様を整えると工賃が跳ね上がる
ということで
チャック面に裏返して着用はできるがポケットやベルトは機能しないという
なんちゃってリバーシブルにとどめました

MR2092 navy

MR2092 olive

anm1095

anm1095 

こちらは女性向けではあります
コロナに入った直後の春にリリースした先代のこの形
その冬にウールに転じて裏地付きでカスタムしようと考えていましたが
日々深刻になっていく世の中のコロナ事情に恐れをなし
製作を延期しておりました

今年見つけた軽やかなウールヘリンボーン
非常に軽くしなやかでチクチクしないものを選びました

数年前から取り組んでいる
肩幅を設計しない洋服の一つで
袖は肘から始まります

多様化する洋服の形
大体の服はこの大きな身頃で対応できるかと思います
これ一体で完全な防寒具というよりは
オーバーコートとして重ね着を前提としたポディションのコートです

オンラインにもすでに掲載しています

anm1095 

MR2092

静かに京都は祇園祭の終焉に向かっております
今は後祭り通好みの山鉾が街を彩っております

さて
もう皆様今年の夏の服は揃い切っておりますようで
街ゆく当店を気にしてくださる方は
日時は目障りな暑苦しい服をみに重い扉を開けて入ってきてくれます
そこに昨日ド派手なボーダーラインのネルロングシャツが到着し
軒先のショーウィンドウを占拠しております

こちら
実際はチェックの生地の裏側になります
ボーダー面にもうっすらと白のラインが浮き出ております

ということで
チェック面も勿体無いし
ボタンをリバーシブル仕様にして簡易的に両面着用できるようにしてあります

カラーは2色

MR2092 navy

MR2092 olive

sizeは00,1,3
1サイズスキップしております

こちらはチェック側の写真です

こちら側にするとベルトとポケッっとは中に隠れてしまいますが
時々気分を変えてこちらも使ってみてください

 

 

MR1174

MR1174 gray
数年前製作したトレンチコート
少し治したかった部分を反映して
軽くしなやかなウールへリンボンを使ってリリースしました

フロントのアレンジで行く通りにも姿を変えられる
merphの18年間の製作で組み上げた理想のトレンチコートです
厳密にはmerphのトレンチコートはステンカラーコートの変形版です
テキストでは伝わらないので必要とあらばまた店頭でゆっくりと

もう、顧客様にはお馴染みの形かと思います
毎度のことですが少しだけカスタムしています
大事にしているのは着心地と見栄えです

着用写真は用意出来次第オンラインストアに加えていきます

merph onlinestore “KAMMER”

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