会議酒場

東京時代
事務所近くのやきとり屋が
常に重要な打ち合わせや打ち上げの会場でした

京都で会社を初めて19年
最近の我が社の会議酒場は下鴨のとある居酒屋さん
私が京都で最も愛する居酒屋です
無数の木札のメニュー
そしてお造りも新鮮で野菜も豊富

私はまず
砂ずりとニンニクの芽の炒め物か
セロリと鴨の炒め物
このどちらかをオーダーして
そこにイワシかあじのフライ
サラダがわりにてっぱいあたりを頼んでビールをキメます

時にはひれ酒ではなく
岩魚の骨酒でカラシ和えや鳥肝煮でじっくり話し込んだり
時にはラーメンやステーキでガッツリ腹を満たしたり
もう少し自宅が近いなら
本気で毎週通いたい店です

先日はmerphのアタッキングサードの作戦会議で行ってまいりました
その甲斐あって今年はイベントもフル開催で
年度末まで突っ走れそうです

店頭は本日MR1185が各色各サイズ在庫が整いました
10月はその他にも続々と新作が登場
逐一インスタグラムやウェブサイトでアップしていきます

そろそろ

急に気温が下がりました
もう京都へお越しいただいても大丈夫です

来週の予報も30度を下回っていますし
merphの新作も上がり始めております

今年は更に型数が少なく
コート4型に
カットソーが2型
良い毛糸が手に入ったので
被災ぶりにスヌードを製作しています

7月まで溢れるほどの外国の方が闊歩していた街中も
酷暑の間激減し
9月に入り極端に街から人が消えました
しかし
2日前から再び活気が戻ってきまして
店頭も楽しくなってきました

8月
半袖類の販売枚数よりフードのコートの販売枚数が上回る当店では
新作の到着をお待ちいただく皆様から
お問い合わせが毎日のように届いております
ここから11月の中旬にかけて
怒涛の入荷ラッシュ
新作格納の準備をしながら皆様のご来訪をお待ちしています

スーパー残暑

夏ですよ
35度が続きます
このまま夏が終わらないのではないか
去年もそう思いましたがしっかり冬はやってきました

やっと取れた休暇で
里帰りを兼ねてVISONに行ってきました
9月も半ば
少しは涼しくなっていることを期待しましたが
灼熱湿気地獄
村一個分くらいはあろう敷地内を
滝のような汗をかきながら堪能しました

三重県の山奥にあるこの施設
駐車場は施設侵入時、知らぬ間に撮影されたナンバープレートを照合し
料金を支払うシステム
宿泊者はチェックアウトまでに自分のナンバーを登録すれば無料
移動はレンタルモビリティと
無料巡回ハイテクバス(運転席がなくて後ろでパソコンで動かしとる)
食事処も沢山
宿泊施設もホテル棟と旅籠エリアにヴィラもあります
小さな子供たちが遊べる木の遊具施設にバギーパーク
今回は夜にライトアップイベントもあり
一泊の小旅行を目一杯楽しみました

ちなみに夕食に選んだバスク料理屋のステーキが最高でした
500gを家族3人でペロリ

今年は9月が異常に暇です
もう直ぐ怒涛の入荷ウェーブが押し寄せます
デスクに向かって事務的な準備を進めています
製作のご依頼もいただき
この嵐の前の静かな時間にしっかりと仕上げました

10月から年明けの1月までの4ヶ月
弊社の一番の書き入れ時
通称:アタッキングサードに突入します
リフレッシュも完了
今年もよろしくお願いいたします

ドラフト6位 中距離ヒッター

高校や大学、社会人
プロ野球に入る前に輝かしい成績を上げて注目を集め
ドラフト会議で1位や2位で指名され入団
開幕から一軍で活躍したりしなかったり

長く中日ファンをやっています
今年は2020年のドラフト1位
髙橋宏斗が大活躍
期待通りであり来年もまた活躍を期待してしまう

さて
年々ドラフト指名数を減らしているのがmerphです
エースと主砲のみをエントリー
まずは主力です
コートだらけの品揃えですが
時々これはと思うカットソーやシャツ、パンツを製作します
つまりドラフト4位に5位、そして6位です

今年は早速飛び出しました
ドラフト6位で開幕スタメンを勝ち取り
毎日ヒットを打ってくる燻銀

派手な記録や話題性はないが
実際使ってみたところ
思ってもみなかったスペックを持っていることがみつかちゃったり
ちょっとしたきっかけで大化けしたり

このデザインに関して言えば
キッカケとして生地のチョイス
見つかったスペックは着心地の軽量感

説明しますと
選んだ生地はダンボールニット
ハリがありキックバックの強い生地
これを使用したことによりキックバックの強い生地が立体をうみ
同パターンで製作したものとはまた違うシェイプが誕生
人体に対する接触面が激減し
非常に軽い着用感を獲得

当初期待した以上の逸材
そういう時
いつも問題は生産数
期待していなかったとはいないけど
他に資金を回していてここに使わなかったこと
今更追加するわけにもいかず
在庫は3サイズ展開
各サイズたったの6枚ずつ。。。
そして、あまりにも思いがけず出来が良いので
私、黒のサイズ5・blackを頂戴いたします

MR4146 olive

MR4146 black

in progress

ずっとそうです
何かしら進行中
絵を描いて
生地を見て
打ち合わせをして

merphの製作において
九月から十一月は特別な3ヶ月になります
私が最も時間とコストをかけて作り込んだコートがやってきます
ありがたいことに毎日のように今年は何を作っているんだ?
とお問い合わせいただきます
生地が次々と仕上がり
縫製工場に投入され
最初に裁断したコートがもうすぐ脱い上がります
私も楽しみです

早く涼しくなりますように

go ahead

事務所スペースで書き続けて
電話やメールで打ち合わせして進めてきた
2024年のコートがもうすぐ上がってきます
今年も
やはり
コートだらけです

寒さへの抵抗は当然のことながら
それを求めると失われてしまうシェイプの美しさ
そして動きやすさ軽さ
これを両立していくことが私の仕事です

いよいよ九月から
アタッキングサードに突入
苦手な予選(序盤)を圧倒的な成績でクリアした時ほど
決勝トーナメントでこけるのが世の常
ここからしっかり例年通りの力を発揮できれば
有限会社Sanctumがいよいよ見たことのない風景にたどり着きます

五差路

夜中の恵比寿
五差路
東京在住の頃
よく待ち合わせに使った場所
今やおじさんでも場所を直接iPhoneで指定し合って集合する時代
決済も何かに何かをかざすだけ
でも
その端末が壊れたら途端に暗闇に落とされます
どこにいるのかもわからなくなり
現金持ってなきゃお金も払えない。。。
そんな時のためのリスクヘッジも大事です

東京出張のたびに
街は変貌して
5年単位で見ると
大きな流れが変わっています
恵比寿ってこんな街じゃなかった
おじさんの楽園だったのに

そんなことを言い出したり
自分も歳をとりました
出張をこなす体力もどんどんなくなり
食事に行っても1軒で船を漕ぎ出します
そりゃそうです
展示会で東京に来て
毎夜恵比寿から代官山、そして中目黒と一晩で
4軒5軒はしごしていたあの頃から15年も経っているんです
飲めなくて当たり前
眠くなっていいんです

とはいえ
あまりにも体力がなくなっているので
夏が終わったら
テニスを再開しようと思います
まずは左右に2歩以内の範囲のストロークから
取り戻せ
体力
目を覚ませ
かつて筋肉だった部位

来てはいけない

気温35度
体感温度38度
湿度57%

7月5日午後13時15分の京都の状況です
少し歩くだけで背中を汗が滴り落ちていきます
京都に来てはいけません
外に出てはいけません
必要なmerphの服があれば連絡ください
メールや電話でご相談ください

でも
もし京都にいらっしゃることがあれば
12時から17時までは大体堺町六角の旗艦店を
ワインセラーくらいに冷やして何かしら仕事してます
お立ち寄りください
夏物の在庫はしっかりございます
やる気もあります

80/2 ドビーリップストップ

わかりやすく言いますと
そこそこいい和牛で牛丼を作るような感じでしょうか
リップストップの糸は
20〜40番手が一般的です
そこを80番です

この生地の前で
洋服製作や生地製作に関わる人は立ち止まります
私が選んだ理由も同じです
違和感があるんです
リップストップなのに
なぜこんな番手の高い糸を使っているんだと

リップストップは所謂軍用生地
つまりアウトドアのハードユーズな需要が主なのです
そこからすると80番手のリップでは弱いし薄い
では綺麗なシャツを作る人たちに売れば良いとなるが
今度は80番では”並”なんです
悪く言えば中途半端だったんです

しかし
ここにいるんです
世の中の中途半端とやりすぎを
受け止めるデザイナーが
merphの企画にはこんな最適な生地はありません
シャツとして中でも使えて
アウターとしてもギリギリ
初見でイメージが加速しました

さらに
私はそのときめき共有できる市場を持っています
この感覚にズレが生じたら
引退の時と心得ます

MR2097 C/# black
MR2097 C/# tan
MR2097 C/# beige

渦の無い鳴門海峡

なけなしの休日2.5日を使って
終業後兵庫県三木市まで脱出し
夕食と朝食を楽しんだ後
朝のうちに南あわじへ出発
ちょっと時間に余裕があったので鳴門海峡を渡り徳島へ
豪快な渦を期待したものの
圧倒的リサーチ不足
到着した時間は満潮と干潮のちょうど狭間
ご覧の通り
超”凪”の鳴門海峡を拝見できました
さらに展望台へ向かう入り口で
巨大ゲジに遭遇
天井の穴から音もなく降りてきたそのゲジ
ムカデでもなくヤスデでもなくゲジ
およそ地球の生き物では無いその見た目に
少々感動しながら徳島を後にしました

道すがら見つけた家族で営んでる海鮮食堂で
地元の魚をたくさん頂いてからマルシェを覗いて
この日のホテルにチェックイン
恒例のオールインクルーシブ
早速ラウンジでビールを3杯いただきます
それから一旦部屋に戻って一休みして

いざ出陣

レストランに進撃
目指すは風景の良い窓際でもなく
ソファーの席でもなく
ビールサーバーに接近戦を挑める場所
和洋中の豊富なブッフェから
思うがままに盛り付けたプレート
ジャンルではなくビールに合うという基準で選ばれた精鋭をお供に
腹が悲鳴を上げるまでビールを飲みまくる
これが楽しくて仕方がなく
料理も特別上等では無いけれど
リーズナブルに知らない土地で
ストレスフリーで楽しむ現在我が家の休日の選択肢です

六月も半分終わり
急激に夏に近づいてきました
これから梅雨に入り
その後猛暑がやってきます
時々こうやって休みながら
冬の激闘へ備えていきます

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