わかりやすく言いますと
そこそこいい和牛で牛丼を作るような感じでしょうか
リップストップの糸は
20〜40番手が一般的です
そこを80番です
この生地の前で
洋服製作や生地製作に関わる人は立ち止まります
私が選んだ理由も同じです
違和感があるんです
リップストップなのに
なぜこんな番手の高い糸を使っているんだと
リップストップは所謂軍用生地
つまりアウトドアのハードユーズな需要が主なのです
そこからすると80番手のリップでは弱いし薄い
では綺麗なシャツを作る人たちに売れば良いとなるが
今度は80番では”並”なんです
悪く言えば中途半端だったんです
しかし
ここにいるんです
世の中の中途半端とやりすぎを
受け止めるデザイナーが
merphの企画にはこんな最適な生地はありません
シャツとして中でも使えて
アウターとしてもギリギリ
初見でイメージが加速しました
さらに
私はそのときめき共有できる市場を持っています
この感覚にズレが生じたら
引退の時と心得ます