すこし大人のPコートを
そう思って製作した
生地は今回のコレクションで最も高価なウールリネンヘリンボーン
この生地の魅力に囚われて
merphで2型とmerph_anima2型使用
MR1024は早々と完売
結局僕の分も手放した

正統派の黒いのも
そう思ったので気に入っているメルトンで製作
このメルトン
分厚いわりに柔らかい
そっと体に吸い付いて来る
非常に接しやすい
cassowaryに並んだ今年のラインナップ
冷静に見つめて今年もやりきったと一息ついた
店頭としてはこれからいよいよ冬本番な訳だが
でも
制作者としてはこれで次に向う“仕切り”になる
春の生産は着々と進んでいて
今日も進行をたずねたら
思いのほか進んでいるとの事
12月
春の品番が続々と北山へ送られて来る
年明けを待たず2013年の幕があく
結局息つく暇などなく
次から次へと
やるしかない

東京から
『紅葉はどうだ?』
『いつ京都に行くのがベストだ?』
毎年この時期は沢山問い合わせが来る
面倒なので現状を写真で押さえてみた
あとは各々の判断宜しくどうぞ
さてそんな秋晴れの本日は朝からcassowaryで撮影をして来た
最後のコートが納品完了したのと追加生産をご連絡するメール用の写真
写真をとりながら改めて今回のコレクション
すごく良かったなと自惚れた
最後の最後に急遽仕上げたMR1025の出来映えなど
自分がデザインした服だとは思えない程
少し未来の自分が創ったのではないかと思った
以下今日の写真
数枚貼り付けるのでご覧頂きたい
こちらで全部ご覧頂けるそうなので是非
さあ冬だ

もうこうんな時間だ
年末が迫っているから今日は朝から会計の資料を集めていた
家にも散らばる領収書
片っ端から集めて税理士先生に送らなくちゃ行けない
そこで困っているのがプリンタの故障
CANONのプリンタ
会社を始めて既に5代目のMP640
またしてもご臨終
どうしてこんなにつぶれるのか
安く成るのは早いがつぶれるの早くちゃ意味がない
頭に来る
また買わなくちゃいけないのか?
MP何番までうちに揃えりゃいいんだ?
丈夫なの知ってたら教えてほしい
これの追加も迷っている
MR3017
『あれもうないの?』
友人数名からもたずねられている
どうする
迷う
もっと早く決断するべきだったんだろうけど
展示会の後のばたばたで考える余裕がなかった
でもここに来て工場ががら空きで直ぐ縫えると言われて
くすぶっている溶岩を刺激してみようかと思う
迷ってこれを書いていたら生地屋から一報
『20M巻き一本発見』
望んでいた15本分
これは啓示だな
MR3017 black 15本追加生産決定
宜しくどうぞ

MR4019black
早々に完売しましたこの品番のこのカラー
追加生産することに致しました
現在カットソーの工場がガラガラだそうで
資材投入後5営業日で縫い上げるとのこと
11/20くらいまでには届くのではないかと思われます
完売後多くの問い合わせを頂きましたので
そんな方々に喜んで頂けたらと思っております
在庫は店頭用に25着程用意します
到着まで暫くお待ち下さい
先日北山のショールームを模様替え
窓側にソファを移動して
一気に空間が広く明るく成った
出勤直後の10時頃と夕方16頃
ここでのんびりと過ごす
テーブルの上には問題が山積みにされているが
暫く
見ない振り
六角cassowaryもそろそろ少し内装に手を加えようかと思っている
もちろん大げさなものではなくて
自分たちで出来る模様替えのストロング版程度に
いくつかあの店に欲しかった機能を付け加えて
少し飽きて来た要素をがらりと変えようと思う
慢性的に抱えているストック問題にも着手しよう
予算は¥30,000以内
DIY
するしかない
またホームセンターコーナンに通う日々が始まる

絶好調
昨日3着売れた
おかげで昨夜はよく眠れた
テレビをつけると
朝までディスカバリーチャンネルか
ナショナルジオグラフィックチャンネルを見続けるから
早々に部屋を真っ暗にして眠りについた
目が覚めたら今日も快晴
気温はまたぐっと下がって冬のアトモスフィア
なんだか良い予感がする
気分の良いうちに来年の秋冬の製作を始めて置こうと思う
一昨日
cassowaryのスタッフとミーティングをして
今年の残り2ヶ月と
12月から始まる春夏
そしてその向こうの秋冬の作戦を立てた
はまりにはまっている宇宙の話しを織り交ぜながら
『2014年2月』
に具体的な目標を立てて
それを現状から細かく逆算して行った
やらなきゃいけないことは山ほどある
でも
宇宙の真理を暴くのと同じく
それをどれだけ多く見つけられるかで
出来ることが変わって来る
関係無いと思っていることが別の問題の突破口になったりする
それを深夜2時まで喋り続けた
途中何度も脱線したけど
世間に転がる正攻法と成功例は僕らにはマッチしない
それは昔から知っている
8年間
自分勝手にやって来た者にはその中から駆動力を身につけるしかない
そのためには現状の理解と
本質の再認識が必要だと思う
それが出来なければ当然結果はそれなりの物に成り下がる
僕の言っている言葉を理解してもしょうがない
成し遂げるべき目的を理解して
それに対する手段を明確にしていかなくちゃ
吉川店長

今シーズンの最高傑作
昨夜はこれを着て出かけたが
いろんな人に褒められて有頂天
ボリュームが有るこの生地は
一見
ムートンレザーの様に見えるようだ
『A4のコピー用紙をプリントしたんです』
これを言ったときのキョトン顔
たまらん
今日はこっちを着て見る
blackより俄然目立つ
同じ品番の色違いとは思えない振り幅だ
楽しい
各色10着ずつの少数生産
僕が1着ずつ頂いたので各9着の在庫
既に何着か旅立った
今日もこれを手に入れに来ると友人から宣言されている
今シーズンのコート
どれも本当に良く出来た
世の中ではコートが売れないと噂されているが
今年もそんなのどこ吹く風でcassowaryはコートを売りまくっている

昨日
19時からモーガンフリーマンに宇宙の真理を教わっていた
正直
まったく理解が追いつかなかったが
ぼんやりと宇宙に対する接し方がわかって来た気がする
目に見えるもの
そして
難解故皆が理解が及ばないのを良いことに乱れ飛ぶゴシップに惑わされず
宇宙をどうとらえるか
それを教わった
強烈に楽しい
(世間話範囲の)宇宙人やUFOの存在有無の会話は皆がする
それを僕はいつも意地悪く否定する
そうするとこう言われる
『夢がない』
そうだろうか
夢がないのは難解な謎を理解することを放棄して
無責任な情報を真実の様に話すことではないのか
そう思う
難しい言葉と数字で複雑でB級情報番組には取り上げられはしないが
世界中の物理学者や数学者が挑んでいるのは
まさにその宇宙人やUFOの存在を明らかにする可能性を持つ真理
前にも書いたが『想像できることはありえる』
それが宇宙
夢しか
無い
あんまりこういう事書くとまた友達に距離を置かれるから
このくらいにして
夕べ学んだことを簡単に伝えたいと思う
今科学者達は宇宙の方程式を探そうとしている
宇宙は方程式そのものなのだそうだ
現在わかっていることは大きなピラミッドのさきっちょの小さな三角だけ
そして
そのピラミッドを掘り起こそうと
宇宙物理学
量子力学
数学
生物学
あらゆる方面から丁寧に丁寧に発掘を進めている
そう解明というより発掘だと感じた
人工知能の研究から宇宙のメカニズムに突破口が生まれたり
物理学で突破できなかった壁を数学が切り開いたり
量子が新しいコンピュータの誕生を成し遂げるかもしれない
宇宙のすべての事象が宇宙の方程式に則り
その末端であるとすれば
そこから逆算して行くことで宇宙の真理は少しずつ明らかに成って行く
もっと頭がよく生まれていたら
そんな役割の一端を担いたかった
でも
僕が今創っている洋服も宇宙の方程式の中にあるもの
真理を掘り下げることは出来ないが
事象を残して行くことは出来る
そう意識してこれから洋服を創ろうと思う

展示会ではリストアップしていなかった品番
展示会に来てくれた21歳のころから存じ上げるかっこいい先輩に
『これのレディースやってよ』
そう言われたから創った
そりゃあ創る
あのかっこいい姐さんに来てもらえるなら創る
おそらく今日その姐さんの手元にこのコートが届いている
気に入ってもらえただろうか
洋服のレーベルを始める時
やはりみんな最初は知り合いや親戚に買ってもらおうとする物だ
希代の天の邪鬼で知られた僕は
それを順調に嫌った
展示会に同業の知り合いや先輩を呼ぶのを拒んだ
そう言う方法ではなく
店を持ち
そこへ来てもらい気に入ってもらったら買ってもらう
真剣に創っているから
お情けやお祝いで買ってもらいたくなかった
そうするとそう簡単には仲間達は服を買ってはくれなかった
1年経ち3年経ち5年経ち
次第に黙っていても昔からの仲間達が僕の洋服を見てくれる様になり
そして8年目の今
沢山の友達が僕の服を気に入って着てくれている
異業種から同業種
関係なく
嬉しい
とてつもなく嬉しい
今年も
そして
来年の春物も沢山の古くからの友人の元へ作品を送る
きっと
4月の展示会
みんなそれを来てまた会いに来てくれる
その時
しっかり半年やってきたぞと報告できる様に
毎日気をぬかずめんどくさがらず
ちゃんと洋服を創って
みんなと並木橋で再会したい
北山の事務所は
既に2013年の秋と冬の種まきを始めた

待ちに待った
cassowary limited edition
今季の目玉生地
ペーパープリントミニ裏毛でロングジャケットを創った
これは展示会であるスーパーギタリスト様からの別注から始まったスペシャル品番
『レザーを着なくちゃいけないステージでこれなら楽だ』
その一声で創った
今季大好評だったこの紙を使ったレザーもどきスウェット
生地が気絶する程高く
その上全然滑らなくて縫いにくく
原価にも納期にも不安があった
ので
cassowary限定ナンバーとさせてもらった
製作できたのも各色10着だけ
在庫的にも極少数
そして本日の時点で既に4着が消滅
申し訳ないのだが
内2着はわたくしが購入させてもらった
とんでもなくかっこいいから我慢できなかった
許してほしい
生地だけじゃなくもちろん形も気に入っている
美しいジャケットコート
厚みのある生地だからディテール満載のデザインは向かないと判断
シンプルに仕上げてあるが
そこは生地のおかげでデラックス
兎に角
すごく満足している
残り16人のオーナーが誰になるか
本日よりレース開始
一枚一枚上がりヅラが違うので早い者勝ち

3年8ヶ月ぶりのアルバムが今日
発売
3年8ヶ月
いろんなことがあった
the ARROWSは弟がボーカルなだけじゃなく
他のメンバーも皆高校の後輩
家族として先輩として
仕事としても関わってきた
贔屓はもちろん有る
なきゃおかしい
兎に角
聴かなくちゃ
CDショップが近くにないから
とりあえずiTunesでダウンロードした
一晩中聴き続けた
このアルバム
もの凄くぐっと来た
今日は一日中これを聴く
11月7日
少し寒さはマシ
展示会が一段落して
緊張が解けるといつも体調を崩す
腰の調子も悪い
でも休んでる暇はない
今日も死んでも生きて行こう
Deadman Goes