今日二度目の更新
なぜなら
今日は10月10日だから
『新世界』
発売
他人がとやかく言う事じゃないから
本人が何を考えているかをどうぞ
これは個人的な意見
大手レコード会社に首輪をされていたときより
ずっと
いや
比べるに値しないか
これが本当だ
そう思う
翼を授かったredbull彰久
いいんじゃない
来週東京で一杯やって来る
たのしみだなあ
彰久

あっという間にまた水曜日
この1週間は特に早かった
体がついて来ないが仕事を休んでいる場合じゃない
cassowaryには沢山洋服が並んでいる
これもおよそ10ヶ月前に苦しんで苦しんで創った作品
今やっている事も年が明ける頃からここのラックに並んで行く
トラブルもきっと工場のあんちゃん達が丸くおさめてくれて
美しい姿になってみんなここに並ぶ
しっかり打ち合わせして修正しなくちゃね
今日は目覚めから寒さを感じた
昼間はまだまだ汗がにじむ陽射しだけど
朝晩はしっかり秋だ
虫の鳴き声も馴染んで来た
衣替えを急がなくちゃいけない
引越もしたしまだ全部出せていないから
今日の店番は何を着て立とうか考え中
夏には考えもしなかった
やっぱり秋は洋服を着るのが楽しい
という訳で展示会前最後のcassowary先発登板
近くを通ったら覗いてほしい
暫く京都を留守にするので店頭で楽しく過ごしてから出かけたいしね
のんびり絵を描きながら待っているので
お気軽に

昨日は久しぶりに笑った
いい友達が居る
世間的に見ればあいつは不適合者
でも
そう言う人間の方が正しい
都合の悪い事ばかりずけずけ言う
本気で向き合うからそうなるんだと思う
優しさと都合よさをはき違えた連中は
彼の事を悪く言うんだろうな
そう言えば小さい頃大人は子供の僕らにこう言った
『嘘つきは泥棒の始まり』
大人になった僕らに同じ大人がこう言う
『嘘は優しさ』
また彼らはこうも言った
『素直になりなさい』
大人になってからその意味がようやく分かった
素直になると言う事はその人間に取って都合良くなれという事
正直に思っている事を言った方が
ひねくれ者扱いされる
昨日はそう言うのいっさい無しの人間と朝から日が変わるまで過ごした
救われた
時々ああいうヤツと時間を過ごさないといけない
とかくこの世は薄汚れているから
頭がおかしくなってしまう
難しく書いてしまったが
何をしてたかって
ただ撮影をしていただけ
それがとてつもなく楽しかった
モデルは御簾職人と映像作家とチェリストとうちの千葉
友人美容師が髪の毛かっこ良くやってくれて
東京から壮大ゴミの箪笥みたいなシルウェットしたフォトグラファーが駆けつけて
7時まで見ていた撮影は見事に4時半で終わって
そこから事務所に隠されたワインを飲み出した
予約を1時間早めてもらってとなりのシンパティアさんで打ち上げピザ
旨かった
そしてよく飲んだ
いろんな事話しして
ワインとビールが乱れ飛んだ
盛り上がりすぎた粗大ゴミの箪笥を隣の親子連れの母親が
もの凄い目をしてずっと睨んでいた
ところが当の本人
『惚れたんちゃうか』
圧倒的にポジティブシンキング
それ素晴らしいじゃない
『詰まらん事に目くじら立てて
楽しい時間をどんよりさせる必要はないんだぜ』
彼はそう言ったんだろうと思う
昨日のベストショット
ヘアメイクの寺尾聡さん
ご協力感謝
嫌な事ばかりじゃない
楽しい事も沢山ある
嫌な奴らばかりじゃない
楽しい奴らはこんなに居る
今回の展示会も
頑張れそうだ

KAMMERが安売りの古着屋か
はたまた
フリーマーケット会場みたいになっているのは
明日の撮影に向けてサンプルをざぶんざぶんと洗って干しているからで
決して気がふれた訳ではない昼下がり
車であっちとこっちとそっちへ走り
準備を怒濤の勢いで進めているが
問題はサンプルが明日届くのかどうか
神も仏も幽霊も
この世には居ないのは知っているが
悪魔は居る
僕の身近にも沢山居るし間違いない
この際悪魔にお願いして明日の撮影が成功する事を祈る
代償は払う
どうせあれが欲しいんだろ
よろしくどうぞ悪魔様方
cassowaryで今年はanimaがようやく独り立ち
最初に投入したコートも即完売した
次はまだかとお問い合わせ頂いたので
調子に乗っている
次はトレンチやマント
それに大きなファーの付いたフィールドコート
僕が東京で展示会をしている間に上がりそうだ
男性の洋服の佇まいを女性のスペックに合わせた洋服
merph_animaをよろしくどうぞ

もう嫌だ
この世が全部僕の敵になったよな一日だった
ただでさえ敵が多いのに
さすがの僕も空を仰いだ
そしたら秋の雲が奇麗で
助かった
明日また頑張ろう
北で嫌な事が起きたバランスを取る様に
南の森が大爆発
今日はこいつがヒーローだった
blackもashももうすぐfinish
他にもパンツやジャケットそれからコート
動き始めた2012秋冬merph
どうぞご堪能あれ
しっかりリスクして在庫を用意しているから
楽しんでもらえる自信がある
吉川が言わないので僕から言わせてもらう

疲れた
でもまだだ
これからが山場
そして
山場の向こう側に本番が待っている
17回目の展示会
変わって行く事
変わって行く世
でも
やる事はずっと一緒
サンプルは順調に到着している
新しい事
再挑戦
いろいろやっている
自分で創る洋服が年々思い通りに形に出来る様になって来た
merph
『形を成す』
って
冠したからにはそうあるのは当たり前ではある
ただ
物創る人間ってのは
思い通りになると
少し
退屈に感じる
展示会前に告白する事じゃないかもしれないが
嘘がつけない性分
ただ
それを感じていると言う事は
トライをする意欲の裏返し
ここ数年
店の運営に力を注ぎ続けていたので
洋服の製作に少々燃料が廻らなかったのは事実
その間
創造面の急激な変化ではなく
構造面の修練に時間を使って来た
一気に新しくするのではなく
2年かけて熟成する様な
今度の展示会はここ2年の集大成
そう
捉え方によっては一番内容が濃いという事になる
そして次の秋冬は大きく変化する予定で居る
書いてしまったからそうする
10月を恐れていたがやっぱり10月はやって来た
展示会まで後10日
月曜日に撮影
こんな僕の洋服を楽しみにしてくれる卸先もちゃんと居る
ちゃんとやるとちゃんとしてくれる
等価交換
久しぶりに使ったが
この言葉やっぱり好きだ