待ちに待った
cassowary limited edition
今季の目玉生地
ペーパープリントミニ裏毛でロングジャケットを創った
これは展示会であるスーパーギタリスト様からの別注から始まったスペシャル品番
『レザーを着なくちゃいけないステージでこれなら楽だ』
その一声で創った
今季大好評だったこの紙を使ったレザーもどきスウェット
生地が気絶する程高く
その上全然滑らなくて縫いにくく
原価にも納期にも不安があった
ので
cassowary限定ナンバーとさせてもらった
製作できたのも各色10着だけ
在庫的にも極少数
そして本日の時点で既に4着が消滅
申し訳ないのだが
内2着はわたくしが購入させてもらった
とんでもなくかっこいいから我慢できなかった
許してほしい
生地だけじゃなくもちろん形も気に入っている
美しいジャケットコート
厚みのある生地だからディテール満載のデザインは向かないと判断
シンプルに仕上げてあるが
そこは生地のおかげでデラックス
兎に角
すごく満足している
残り16人のオーナーが誰になるか
本日よりレース開始
一枚一枚上がりヅラが違うので早い者勝ち

3年8ヶ月ぶりのアルバムが今日
発売
3年8ヶ月
いろんなことがあった
the ARROWSは弟がボーカルなだけじゃなく
他のメンバーも皆高校の後輩
家族として先輩として
仕事としても関わってきた
贔屓はもちろん有る
なきゃおかしい
兎に角
聴かなくちゃ
CDショップが近くにないから
とりあえずiTunesでダウンロードした
一晩中聴き続けた
このアルバム
もの凄くぐっと来た
今日は一日中これを聴く
11月7日
少し寒さはマシ
展示会が一段落して
緊張が解けるといつも体調を崩す
腰の調子も悪い
でも休んでる暇はない
今日も死んでも生きて行こう
Deadman Goes

11月6日
2年前悲しい出来事があった
人生で2度目の悲しい出来事
東京からのお客さんを迎えて
いつもの店で飲んでいる時に
目の前に居る先輩からメール
何かのいたずらかとおもった
それとは真逆のかなしい報告
薄々みんな想像していた結末
今夜は今から集いに出かける
春夏の集計が大詰めだけども
一旦仕事を止めて南へむかう
ただの飲み会になるだろうが
きれいごとは無しで飲むだけ
それではちょっと行って来る

10月16日から始まった春夏の展示会
それに伴うお披露目が昨日でようやく一段落
長かった
今回関係者や友人からのプライベートオーダーが
前春夏のなんと3倍
これはやがてやって来る新シーズンのリハーサル
2013年の春
期待しても良いと思う
2013年の春は兎に角シャツが人気だった
これまでに固まっていた面構えと
merphとしてのシャツの立ち位置
それに加えて構造の問題点を解消した新作は
これまでにない生産数になりそうだ
cassowaryとKAMMERにもしっかり在庫を用意するので
ご期待頂きたい
それにしても寒い
北山は一気に雰囲気を変えた
あまりにも急激な変化に着るもの用意が追いついていない
今日も朝からクローゼットをひっくり返して洋服を探している
引越のせいでどこに何があるのかわからない
風邪ひく前に探し出さなくちゃいけない
店の方も冬支度が加速している
未だに上がらないコートの到着を首がちぎれる程長くして待っているが
この土日もまだ完納にはいたらず
スペシャル品番が最後になりそうだ
展示会でも出していないしサンプルもないので
まさに見てのお楽しみ
でも
僕は既にsize3をキープしている
こちらもご期待頂きたい
去年も11月と12月はすごく忙しかった
今年もそうであると嬉しい
どんどんなくなる2012年
10ヶ月がむしゃらな日々だった2012年
がむしゃらなまま向えることになりそうな2013年
成れるうちにがむしゃらに成っておこう
どうせ死んだらしゃれこうべ

cassowaryの床がうなりを上げて冷えてきた
冬だ
秋が驚く程短く
冬が突如として広がった
おかげで昨日は沢山のコートが売れた
MR1016にMR1024
anm1014とanm1015それにanm1017
やっぱり今年はmerph_animaがよく売れる
ようやく花が咲いた
スタートして3シーズン目
まだ卸先は極わずかだけど
店頭での消化と反応は抜群にいい
次の春夏も良い仕事ができたと思う
気に入ってもらえると嬉しい
職業上
春の話しをちらほらしてしまうこの頃
でも現実はこれから寒い冬がやって来る
今日は比較的温かいけど
3月に越して来た北山事務所
未だ経験していない2月までの真冬
北山の冬は中京区とは格が違う
覚悟しなくちゃいけない
でも
日常で経験する冬が変わると
洋服の製作も変わるかも
ダウンジャケットを創る気になったりするかも
しれない
昨日の北山はもの凄い人が多かった
事務所を移して始めてあんなに人が歩いているのを見た
KAMMERにも沢山のご来店を頂いた
5時から仮装結婚パーティーがあったから
黒いマントのジェイソン姿でおいとまして申し訳なかった
あの時居た皆さんの予想通り
ちびっ子に後ずさりされた事
一応報告しておく
今日の北山は静かだ
昨日程の人は歩いていない
3時を過ぎて眠気と戦いながら
話し相手が来てくれるのをのんびり待っている
いい天気だ

最近ケーブルテレビで宇宙の番組にはまっている
100年後
僕らのひ孫の世代か
おそらく
まったく違う宇宙の授業を受けているそうな
うらやましい
パラレルワールドさえも仮設でなくなっているかもしれないなんて
興奮する
そのパラレルワールドの話
僕らが今まで接して来たその理論は
映画やマンガの世界に出て来た
『もう一つの世界』
って程度
ところがその番組で勉強した結果
宇宙は何かを選択するたびに分化するって話
つまり
誰もが毎日常時何かを選択していると思うが
些細なことでさえ
その瞬間宇宙は分化するのだ
突然事故で死んだとしても
その事故に遭う原因を選択しなかった自分は別の世界で生きている
頭がおかしくなりそうだが
反対から考えれば良い
低次元の僕ら人間が自分を中心に考えるから追いつかない
宇宙が無限だと仮定すれば
分化しているんじゃなくて
起こりうるすべてのことは既に起こっているか
これから起きるってことなんだと思った
こんなことを知ってしまうと
僕らはなんて矮小なとるにたらない存在なんだ
と思うと同時に
それぞれの選択に迷う必要なんてないんだ
とも思った
でもやっぱり
宇宙がそうだとしても僕は低次元でしかないから
毎日選択に迷い
上手く行かないときは後悔して
上手く行ったら調子に乗る
100年後の世界で
宇宙の真理が今より暴かれたとしても
きっと人間は相も変わらずなんだろうな
その番組で一つ勇気づけられた言葉
想像できないことは成し遂げられない
でも
想像できることはきっと成し遂げられる
だって
今の宇宙を暴こうとする科学者のほとんどが
スターウォーズやスタートレックに夢中だったと話していた
『地球のSF作家が想像できる世界はきっと実現できる』
なんて夢のある台詞を最後にエンドロールが流れた
だから僕も想像する事にした
きっと実現できる
そう信じてみることにする
皆さんもご一緒にいかが?