merph Facebook


今日はこちらを久しぶりに紹介しょうかと


このFacebookのページにいいね!をしていただければ
作品の入荷をいち早くアップデートします

そのほか卸先のFacebookとも連携していきます

ぜひ

clickお願いします


急激に話は変わりますが

昨日

仕事をしながら『凶悪』という映画を観ました

まあどぎつい保険金殺人の実話をモチーフにしたドス暗い

人間のまさに凶悪な部分をあからさまに描いた作品

その一番の凶悪な存在を演じた

リリーフランキー

とてつもない怪演

恐ろしかった

これまでのわたくしの恐怖の俳優は”でんでん”でしたが

それに迫る目つき、笑顔、所作、真顔

丸一日経っても

スタンガンを老人に何度も何度も押し付け

奇妙に不気味に踊るシーンが脳裏から離れません

昼下がりに観るもんじゃあないあのダンス

でも

非常に面白かった

おかげで仕事ははかどりました

尺八を嗜む

祖父の形見

幼少たしか3歳のとき

見よう見まねで吹いてみたら音がなり

祖父が大きな声をあげて驚いた記憶がある


幼い頃

毎日祖父と遊んでいた

ベージュのトヨタカリーナに乗って

パチンコに付き合い喫茶店でナポリタンを食べて

指導員だった元の職場の警察に遊びに行った

あの頃警察はお菓子をくれる同じ服を着たお姉さんのいるところで

大好きだったが今はお世話にならないように気をつけている

弟が生まれ

まだ手のかかる弟を巻いて二人でよく出かけた

次第に弟も勘が良くなり

僕らを玄関で待ち伏せするようになった

弟のあのずる賢さはこの頃の僕と祖父が培ったものだと思う

弟の関係者に謝りたい


さて

その祖父

警察の偉いさんでもあったが尺八の師範でもあった

尺八の師範名は”定風”

応接間に飾られた尺八を良く一緒に吹いて遊んだ

小学校の頃には『コンドルは飛んでいく』とか

『荒城の月』とか吹いていた

昨年

名古屋に帰った時に父に頼んで譲ってもらった

父は吹けない

久しぶりにやってみるとなかなか音が出ない


昔大きくて音が出せなかった長い方で試すと

出た

思わず吹いてみたのはなぜか

『もののけ姫』

鹿ケ谷(ししがたに)に住んでるのでなんとなく鹿神(ししがみ)つながりで

尺八はスタッカートを使わない

ワンフレーズ途切れなく音を出す

音階も少ない

だから独特のメロディーになる

ギターと尺八

仕事に行き詰まった時の娯楽がたくさんあった方がいい

ちょっと尺八でも拭きながら

洒落たレイヤードジャケットのデザインでも考えてみる



砂漠のguardian

昨日の森のguardian

早速の反響

嬉しい限り

吉川に聞くところ

すでに10着売れて

さらに問い合わせがあるとのこと

それでは

二匹目のうなぎを狙って

今日はこちら

砂漠のguardian


英国軍の砂漠用カモフラージュという野太い生地と

アルパカシャギーという素晴らしくエレガントな生地のリバーシブル

先の森のguardianは迷彩側が主役

対してこちらの砂漠のguardianは無地のシャギー側が主役

わたくしも決めかねる森か砂漠

皆様もぜひcassowaryにて吟味を 

森のguardian                                                                          

      

リバーシブルシンサレートベスト

”guardian”

ここ数年ずっと製作のリクエストをもらっていた中綿ベスト

シンサレートをたっぷり入れて

自慢のオリジナルジャガード迷彩と

66ナイロンのレイバーシブルにて仕込んでみた

リクエストをくれた方々は

納得いただけただろうか


拒んでいた理由は

ただの天邪鬼

創れと言われると拒む

ひねくれた人格


ずっとリクエストされていたので

なんとかうちらしいものをと考えていたら

何年も経ってしましまった

それだけ時間をかけた甲斐もあり

自分自身では渾身の初もの

ベストって

ただ袖なくしゃあいいんじゃえの

最初そんな風に思った自分が恥ずかしい

幾多の修正を乗り越えて

出来上がりましたこのベスト

お試しあれ


多重スクロール

平安神宮の前を通る帰り道

東山へ向かう道すがら

周りの木々や建物と

向こうにそびえる山が織りなす多重スクロールがたまらない

特に花が散り

緑が支配する初夏

一つ一つで主張する花と違い

圧倒的な質量で迫ってくる緑のグラデーションは

静かなのに荒々しく

すこし

恐怖を感じる


我が家はこの道を東果てまで走り抜け

寺院が立ち並ぶ壁の前で左折する

そこから一本だけ山側に入り少し北上したところ

静かで車さえあれば便利な地域だ

ここに越してから非常に仕事がはかどっている

Sanctum史上最速で次回のデザインはおろか

パターン発注まで完了

展示会は9月末から

ここからサンプルアップ

そして撮影

HPのリニューアル


進行が早いからといって安心している状況じゃない

それに加えて

神戸ammonのオープン

いよいよあと半月

これもまた予定通りに進んでいる

まさに多重スクロールの今年のmerph

静かに荒々しく

東山の風景の如く

苦しい時を置き去りにして

いざ

リトルグレイを知らない時代

地球外生命体

それも知的生命体の探索に人類最高の男が本気で乗り出した

スティーブン・ウィリアム・ホーキング博士

この人がALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵されずに居たら

量子宇宙論はさらなる発展を遂げていたいかもしれない


最近

UFO番組とかなくなったのは

解明されていなかった宇宙の莫大な空白を

こういうど根性の博士たちが一つ一つ潰していったせいで

子供たちがちゃんと宇宙に理解をしているからだそうだ

残念なことに

四十超えたおっさんの方が未だにキャトルミューティレーションを信じている

小学生が語る地球外生命体ってのが

われわれいわば宇宙暗黒世代が語るリトルグレイとかではなく

ちゃんと微生物だってわかっているんだからすごい

友人の息子は

土星の衛星エンケラドゥスに生命体の可能性なんて目の色変えて話すらしい

それを聞いて

『夢がない』

『かわいくない』

なんていうやつがいたけど

流行りのゴシップに乗る方がよっぽど夢がない

くだらないUFO話こそ

本気の科学者たちの研究を適当に楽しませてもらってるおこぼれの娯楽

彼らのおかげで安い夢も見られるってのに随分な言い草だ


これからどんどん宇宙が姿を現してくる

まだまだ酒場で宇宙の話をすると

ゴシップ宇宙論のお馬鹿と一色単にされるのが現実

量子テレポーテーションを本気で話したいけど

同じ日本人で最もノーベル賞に近いと呼ばれる古澤明氏

完全な状態の量子テレポーテーションを成功させたことなど

まず

誰も知らない

われわれの世代は古澤氏より矢追純一が宇宙のアイドルなのだ

その方が楽だからだ

だからその世代が集まる酒場で最新の量子論や宇宙物理学の話をして

自分が宇宙人にさらわれたことがあるとか

人のオーラが見えるなんて話す

『意味の事実』に酔いしれる人間と同じに見られる侮辱には耐えられない

そうは言えど

わたしには博士たちのような脳みそが授からなかった

だから

『与えられた人々』に環境開拓を願うしかない
1日も早く

勉強もせず

知ろうともせず宇宙を汚した奴らから

宇宙を取り戻していただきたい


ホーキング博士の探索で全ての知的生命体に接触し

『あなたがたは地球にこっそり来ていましたか?』


自称UFOにさらわれた方が質問し

『地球人のジョークはきついっすね?』


会見の場を和ませる大役を果たしていただき

あとは本物に任せてもらいたい








煮える脳


1/60のミラノリブと裏に40/2の天竺をつけたVネックのカットソー

シンプル

しかし

それだけでは我々の立場が創る洋服として合格点はいただけない

何か価値のある工夫が施されているかいないかで

必要とされるかされないかが決まる

このカットソーはその仕事ができた言い切れる

ウール100%のミラノリブは

1/60の糸を使った二重編みニット

しっかりと重量感がありながら伸縮性にも飛んでいる

細く柔らかい糸だから比較的肌触りもいいが

所詮はウール

汗をかいた時の肌との摩擦感はどうしたって生まれる

そこを裏地に配した40/2の天竺がカバーしてくれる

着用時には見えなくなる着心地のための天竺にも

配色で楽しみを与えて店頭で飾られた時に目を引くようにした

デザイナーが様々な経験を積んで

自分なりに考えた自分の洋服の基準

それがそれぞれのレーベルの個性となる

merphにとってその個性を育む上で

店頭で洋服を直接手渡していく作業が

最も重要な要素となっていると思う

創るだけのデザイナーでは気づけないことがたくさんあった

店を持ったことは

正解だったと自信を持って言える


もうすぐ

その店が二つになる

当然興奮する出来事

さらに多くの服をしっかり考えて創っていこうと

今夜も静かに脳みそが煮えている












ammon祭り

夏が起動しました

先日の台風が梅雨を連れ去った様です

7月20日

今月も後1/3

この辺りで一度しっかりと告知を

2015年8月8日

11:30

神戸市中央区に我々有限会社Sanctumの”merph”と

合同会社エイチのバッグブランド”ORZO”の旗艦店

ammon

オープンします

当日は

京都から”御食事処乃 福松”に出張料理を依頼し

無数の黒ラベルとともに美味しい和食を召し上がっていただこうと思います

そして

肝心の洋服もしっかりと仕上がってきています

シャツは全品番

カットソーも仕上がりました

アウターもちらりほらり

料理と洋服

皆さまに楽しんでいただきたいと思います

おそらく一年で一番暑い夜

飲んだビールもすぐ乾くかと思いますが

ぜひ神戸元町の我らが旗艦店の船出に

ご同席ください

心よりご来訪

お待ちしております


ammon

神戸市中央区北長狭通3−11−13

tel:078−381−7527






一反も麺

これを食すと夏

さっぱりとした酸味のあるゴマだれの冷たい平うどん

その姿

一反もめんのごとし

そして

焼きなすがのっているのが素晴らしい

ごちそうさま


ただ飲みに福松へ行っていたのではない

昨夜はweb siteの打ち合わせ

ずっとほったらかしだった会社のHPをようやくリニューアル

SHOWROOMとの取引も始まったし

ちょっと今のHPではお粗末

自覚はあったけど頼みたい人がいなくて

一度ひどい目にあってるので慎重に気が合うというか

話ができて話がうまい人間を探していたところ

ようやく任せられる人間が現れた

もともと

数年前からお互い知ってはいたのだが

話す機会がなく

それが飲みに行くようになったそのきっかけも

確か福松のカウンターで隣になったからだったと思う

『飲みに行きましょう、今度』

実にストレート

それから数度と飲む内に

自然と彼にお願いすることになった

彼との打ち合わせは実に面白い

siteの内容というよりは

カウンセリングを受けるような感じ

僕の考えや趣味

嗜好と嫌悪

いろんなものを聞き出して

僕に合わせたものを創り出そうとしてくれている

全てを任せるといっても

向こうの出してくるものをこっちが受け入れるのではなく

全くその逆で

僕の中から引っ張り出しているような作業
彼が言っていた

『クライアントありきのデザインが格好よくなるか格好悪くなるかは

クライアントが格好いいか格好悪いかで決まる』

さらりとプレッシャーかけてくれる

出来上がったHPがどうなるか

私次第である

黒ラベル銀河

3連休だった

気がついたのは今日
お休みの皆さまはこの3日間で一体何本黒ラベルを飲むんでしょうか

僕は20本です


さて黒ラベルといえば

サンクタムの祭り

サンクタムの祭りといえば

そう

御食事処乃 福松

来る2015年8月8日

神戸ammonオープンの晴れの日

俺を呼ばないでどうすることか

そう大将が言うわけです

だから

神戸まで福松の近松

連れて行きます

黒ラベルを星雲レベルに携えて

8月8日

神戸の夜に黒ラベル銀河が生まれます


記念Tシャツに福松の料理に黒ラベル

そして十分にammonを埋めるだけの秋冬の新作が整って参りました

わたくしは前日前乗りで朝から星を飲み込みます

合言葉は

『丸くなるな、星になれ!!』

神戸でお会いしましょう