2012年12月28日
有限会社Sanctum並びに北山KAMMERは本日で営業を終了
混乱と歓喜の渦巻きの様な一年だった

北山に会社と住居を移し
ゆっくりとただししっかりと時間を使って1年を過ごして来た
いろいろな事が大きく変化した1年
嬉しい変化ばかりではなかったが
すべては前に進むための変化
悲しい変化もすべて行く末にそれで良かったと思える様にしたい

書いてしまうと受け入れるしかないから
最後の最後まで書かない様にして来たが
ずっと一緒にうちの会社を支えて来てくれた田和が
今日で退社する
彼女も新しい未来へ進んでいく
これからも何かと関わってくれるが
有能な彼女に頼り切っていただけに
これからしっかりと1人でやっていかなきゃいけない
大変だけどやるしかない
そうしないと
自転車飛ばして説教しに来やがるからな

年が明けると
有限会社Sanctumは8歳になる
その2月には久しぶりに大きく宴をと考えている
また大事な仲間を集めて
少しはめをはずそうか
始まってもすぐにやって来るまた次の1年
2013年もきっと混乱と波乱と歓喜と期待と
いろんなものにぐるぐる巻きにされながら過ごすんだと思う 
でも僕は知っているので大丈夫
多くの人に支えられている事
どんな事があってもやはりこの仕事しかない事
そして
やっぱり洋服創りが好きだって事
辛い事は嬉しい事を知るための必要な要素
もしこの惑星に夜がなければ
僕らは宇宙を知る事も出来なかった
何かに恵まれすぎると
何かが手に入った時に喜びは味気ない
苦しんで
足掻いて
とっておきの未来を手に入れていこうと思う
2012年
僕に関わってくれたすべての人に感謝
僕を邪魔した人にもだ
2013年
新しい1年
同じ様に僕にいろいろな事を巻き起こしてほしい
1年
有り難う
また
よろしく
良い年末と年始をお過ごし下さい
有限会社Sanctum
代表
坂井真吾

12月が消滅していく

誰か

助けて

2012年があと10日をきった辺りから

2013年の息吹が荒々しく轟音を立て始めて

どうにかなりそうになっている

生地のスワッチが目の前に並び

値段を見て頭を抱えたりガッツポーズをしたり

前頭葉に貯まったデザインのどれにはめ込むかにやついたり

ひとりでめまぐるしくアップ&ダウン

他にも

僕が企画運営する忘年会が2つに

自宅の大掃除に新年の準備

残り少なくなった2012年で絶対にやり遂げなくちゃいけない命題が

山積み

新年が無事にやって来るのか不安になる

ドタバタしていて店のcassowaryに待ってくいけていないが

吉川と千葉から次々と完売の報告が届いている

追加したMR3017も先日消滅

今年は本当にほとんどの品番が完売している

おそらく最終の消化率は歴代最高になると思う

展示会の時の手応えそのままの結果となった

来年の春物は既に仕込みも大方終わり

届くの待っているところだが

その向こうの秋冬

今回と同じ様にしっかりと大人の洋服を仕込んで

2013年の仕事納めの時

また歴代最高の消化率と書き込める様にしたい

2012年の仕事はあと3日

忘年会の準備を進めつつ

しっかり打つ手を強打する

北山KAMMER
次々とサンプルが旅立っている
今日も昔からの友人が2人パーカを買ってくれた
ラックがいよいよさみしくなってきた
そろそろ始めようかmerph 2013 spring
そんな事を考えている最中
急激に2013 autumn & winterの動きが活発になって来た
今日も年末の挨拶に着て頂いた工場の兄貴に無理なスケジュールを差し出した
デザイン画はまるで上がっていないのに
ずいぶん残虐な話
でもこれから最後の忘年会の熱波がやって来る
その上東京への出張も1日発生しそうな気配
明日あたりから信じられないスケジュールになる
午前中に京都地方法務局にいた男が
夕暮れ黄昏を並木橋で迎える
そして翌朝
京都の忘年会へ向って新幹線に飛び乗るのだ
ずいぶん残虐な話
忘年会と言えば
有限会社Sanctumの忘年会は昨年から吉川が企画する約束なのだが
12月25日現在18:18
未だに何の連絡もない
ずいぶん残虐な話
今年もあと1週間
そう書いてみて背筋が凍った
たまったエトセトラが1週間と比例しない
なるほど
だから吉川は忘年会を企画しないのか
忘れてる場合じゃない
彼はそういう狙いで忘年会を企画しないんだ
画期的な意思表示だ
忘年会をしない
2012年を忘れない
ミスと仕事を山の様に残した彼の決断を尊重しようと思う
なので
そのミスとやり残した仕事に振り回された
わたくしと田和と千葉で忘吉川会を開催しようと思う
もちろん企画は吉川
Dead by X mas

2004年9月18日
京都のラジオ局のディレクターをしていた友人にメトロのライブに誘われた
展示会の準備だのでそのライブには行けなかった
悔しい思いをしたのを今でも覚えている
そのバンドこそ
『Polaris』
あれから8年3ヶ月たった昨日
2012年12月23日
念願かない2時間を越える素晴らしいライブを堪能した
打ち上げはもちろんベトナム大将のところ
大谷友介縁の京都在住エトセトラも集まり
『メーリークリスマス』の解散号令がかかるまで
10時から2時まで延々と飲み続け語り続けた
そこで持ち上がったいつもの様な悪巧み
久しぶりにやっちゃうかな
いつものヤツ
言うまでもなく
今日は朝からずっと『Polaris』をループ
昨夜のライブは僕の好きな曲がすべて演奏された
2時間を越えても12、3曲しかなかったところはさすが
1分で1サビが終わる商業音楽の協定など知った事かと
前奏だけで2分3分
始めて聴く人がインストゥルメンタルかと思った矢先に唄いだす
たった4人のバンドが魔法みたいに音を重ねて
どっぷり酒に浸されたはずなのに
信じられないくらい澄んだ優しい声でメロディーが塗られていく
本当に気持ちよかった
本当に音楽を感じるだけの純度の高い時間を過ごした
今回の復活ライブ
東京と京都だけの公演だった
こんな大事なライブを京都でやってくれて本当に嬉しい
音楽を取り巻く環境も
洋服を取り巻く環境も
なんだか暗い未来しかない様にみんな言うが

目の前の一瞬一瞬を見つめれば

みんな楽しそうに笑っている

純粋にそれに関わらない人々の大人の都合が

どんどん未来をくすませているだけだと思う

『深呼吸して愛を唄い出会いましょう』

悪い事ばかりじゃない

最高だった
怒濤のツアーをこなして来た二人には
余裕すら感じてしまった
高稲ちゃんの声
彰久のギター
ことごとくスケールアップしていると思った
ただ
残念ながら彰久のMCは頑にぐだぐだ
いやぐだぐだに磨きがかかったと思う
それも既に高鈴の名物
楽しみにしている
高鈴はきっともう東京に向っている
そして
逆に東京からあの人が京都に向っている
再結成Polaris
大谷友介先輩
相当に忙しく連絡が取れない状況が続いていたが
嬉しい電話がさっきかかって来た
となれば今日も出動
そして今夜も長くなる
予感
12月
まずはthe ARROWSから始まり
昨日の高鈴
そして今宵のPolaris
音楽の冬到来

ベトナムもつ鍋を囲み
京都の姐御の号令に
シモベが続々と集まった
本日ライブの高鈴も加わって
モツとキャベツを次々追加しながら年末の疲れた体に少し多めに栄養補給
旨かったわ楽しかったわ
最高の忘年会&誕生会だった
そして最も贅沢な瞬間
高鈴完全アンプラグドライブ
よだれと涙を流しながら聴き惚れた
思えば19時の集合から22時半の解散までずっと笑っていた
今年はもの凄く大変な一年だったが
仲間は変わらず笑って酒を飲ませてくれる
こういう連中との付き合いは大事にしていかなくちゃいかん
ちゃんと姐御とベトナム大将の骨を拾うところまで
ずるずると関わっていこう
さあ滅びずやって来た今日は高鈴のライブ
きっとどなたか会場でお会いする事になるだろう
素晴らしい一年を過ごした高鈴の凱旋ライブ
よだれ拭きを持って
いざ

誕生日の翌日
残念ながら本日
世界は週末を迎えるそうだ
1999年はなんとかノストラダムスの予言を
どこかの知らない誰かが
僕らの到底思いもよらない方法で救ってくれたのだろうと思う
でも
奇跡はそうはおこらない
こんどこそ本当に滅亡するだろうなあ
皆さんこんにちは
12月21日のティータイム
いかがお過ごしか
のんきに珈琲飲んでる場合じゃない
どうにか生き延びる方法を考えなくちゃ!
そしてこの終末論で騒いで来た方々
急いで明日から騒ぐ新しい終末論を探さなきゃ!
どちらの方々も
『備えあれば憂い無し』
さて
ゴシップトワイライトにまったく興味のない僕には
明日は順調にやって来る
明日は父上
坂井義澄の誕生日
そして高鈴のライブ
楽しみにしている方も多いはず
明日は店の具合によりけりだったからチケットとる訳に行かなくて
今日になってしまったけど
今夜奴らと飲むので直接空いてるか聞いてみる
そうそう
明日から雪が振るそうだ

夕暮れの場所がずいぶん南になってきた
事務所からだと建物が邪魔でよく見えない
夕暮れ好きには少しさみしい季節
最近
友人の誕生日が続き
楽しい宴に呼んでもらい続けている中
遂に自分の番が来た
今日で38歳になる
ほとんどの野球選手が引退している歳だ
最初に自分が歳をとったという感覚を得たのは
甲子園に出る子達が年下になった時だ
そして30歳になった時
数字的に歳を重ねた事を自覚し
最近はベテラン選手と言われる人々が弟より若くなってしまった
突き進む年齢のわりに成長しない精神
自分の親を見るといつも反省する
これから更に社会の中核の年代になると言うのに
未だにどうでもいい事に毎日本気で腹を立てている
しっかりしなくちゃいけない
夜中から沢山のメッセージをもらっている
一人一人にちゃんと返事をしようと思う
みんなが言ってくれる様に
38歳を素晴らしい1年にしようと思う

アインシュタインが大嫌いだった量子力学
真っ向から喧嘩を売ったのが天敵ニールス・ボーア
アインシュタインは量子力学の曖昧さを認めず
ボーアはアインシュタインに神の仕業に指図をするなと怒鳴りつける
後に大学院生だったジョン・ベルが
量子力学が正しい理論である事を示す数式を発見し
アラン・アスペの実験によって証明される
最近
僕もこの量子力学にくびったけ
今日のナショナルジオグラフィックチャンネルもすごかった
テレポーテーションのお話
カナリア諸島である科学者が光の粒子
光子をテレポートさせる実験に成功した
既に彼は数百種類の粒子のテレポートに成功している
ただしその粒子自体を移動させるのではなく
粒子の情報を移動させ再構築するというもの
量子は対になるもの同士が遠隔作用を持っている
どんなに離れた場所にあっても
伝達手段無しに片方に起きた作用を影響させる事が出来る
たとえばパリとニューヨークに転送ポッド置く
パリのポッドを粒子で満たす
そしてその遂になる粒子をニューヨークのポッドに満たす
パリのポッドの粒子に転送したいA氏の情報を合体させる
すると遠隔作用でニューヨークのポッドの粒子が
その情報から瞬時に再構築しA氏を創り出す
これによりパリのポッドには電子や中性子がバラバラと床に落ち元のA氏は崩壊する
しかし構成する粒子にはオリジナルのデータが転送されるため
新しくニューヨークに現れたA氏はオリジナルと言える
世の中で無責任にはなされるUFOや幽霊の話
今や科学の方がそれを遥かに凌駕する神秘に満ちていて
もの凄く面白い
将来息子に何になってほしい
なんて話をよく父親仲間とする
もちろん
『マンチェスターユナイテッド』や『ボストンレッドソックス』
への入団なんてロマンを語りもするが
最近の僕はなんとか量子力学の開拓者になってくれないかと
そう思っている
洋服のデザイナーとミュージシャンには絶対なってほしくない
そうも思っている