明け方ランニング

夜が明けるその時間帯が
もっとも気持ちの良い風が吹いています
家にいる方が断然暑い
窓が1つのワンルーム住まい
なかなか風が抜けないんですよね
夏が3分の2くらい消化して
やっと遠くに秋の面影を感じる時間が現れて来ました
京都の暑さの元凶は
湿気がギュンギュンに詰まった空気の滞留
それ以外は
以前暮らしていた神奈川や東京とさほど変わらないと思います
朝晩はその湿気が若干抜けて来たかなと
思う日が増えて来ました
話しは変わって
体力の衰えを急激に感じたこの夏
店での立ち仕事がしんどいと
初めて思いました…..
年なのか生活習慣なのか足がフラフラしています
いずれにしても
このままじゃいけない
ということで
本気でランニングを再開しようと決めました
ひとまずこの1ヶ月の目標は
1回につき15分走って
月に30km走破と
敷居の低過ぎる設定にしました
まず始める事を優先し
夏の終わりへ向かって走り抜けます

撮影終了

僕自身がそうだったから

きっとこれが出来上がってご覧頂く時に

多分皆さんにもそう思ってもらえるだろうと思います

よくある洋服のイメージビデオでは無いものが出来上がると思います

完全に映画です

キャスティングは僕がしました

友人の中から今回のキャラクターにぴったりの3人に声をかけ

皆快諾をもらい出演してもらいました

3人ともどこか現実離れした美しさを持つ人間です

物語の中から出て来た様な

そんな表現がぴったり

3人の演技も見事でした


映像を撮った監督もすばらしかった

緻密なカット割りを次々と消化して行き

その集中力は圧倒的でした

ヘアメイクとメイクを担当してくれた2人も

ストーリーの理解が深くなされた美しい仕上がりを見せてくれました

女優陣のアクセサリーや靴

デザインも少し関わってくれたショップオーナーの友人も

初めてと言いながら見事なスタイリングをやり遂げてくれました


そして

ここから音人が関わります

彼もまた僕が信頼する仕事人

きっと酌み交わした酒の分

しっかりとこの映像に素晴らしい音楽をつけてくれるはずです

多分

出来上がる映像を見て頂いたとき

驚いてもらえるはずです

当日撮影をしながら

映像監督以外全員が口々に

『もの凄いものを創っているんだ』


つぶやき

この出来事への認識を急激に上方修正して行きました

9月中頃

僕らが2ヶ月戦略を練り続け

8月19日に汗だくになりながら

丸一日かけて撮り上げた物語をご覧頂けると思います

これは僕の洋服の2014年のPVではなく

1つの物語です

その洋服をデザインし

それを2014年にリリースするという認識です

凄いものを創りました

もちろん

洋服も今までの僕の制作の中で最高の出来です

この頃無くしていた高揚と自信を取り戻しました

ご期待下さい

anm4027

自分では着れないですが
展示会で見てから到着を楽しみにしていました
秋冬シーズンにvestを出す機会
あまり多くはないので
顧客様にも新鮮に見て頂けるかと思います
¥14,700
ふわふわもけもけの生地は
フェイク アンゴラファー
相当に軽く
化繊以外に
ウールとアルパカが入っているので
着用すると熱の溜まりを感じます
生地の裏側はもけもけじゃなく
ミドルゲージほどの編み地になっているので
下に着る服に毛が付着しないのが
また良い所だと思います
裾に付いたボタンで
見頃は開閉することができます
生地の柔らかい雰囲気を生かして
留めずに着るのもまた素敵でした
anm6013_black
&
anm4027
外衣としても中衣としても使えるvest
秋は外衣
冬は中衣
そうやってシーズンを通して使えるvestが
私にとっては理想的です
down vestは温かくて良いですが
厚さがあって中衣としては使いづらいのが困る所です
その点このvestは
見た目ほどに厚さはなく滑りの良い生地なので
中衣としても使いやすいと感じます
女性の皆様
ぜひお試し下さい

通常営業に戻ります

お盆期間中にご来店いただきました皆様
有り難うございました
6周年の振る舞いBeer
顧客様にご好評いただけたと思います
この期間ほど
cassowaryの冷蔵庫が大活躍したことはありません
扉を開けると
隙間なく並んだワンスター
ホテルにあるような小さい容量ながら
詰め込んだビールを凍らす程に馬力があるとは
露程にも思いませんでした…
とある事情があって
冷気を弱めるわけにはいかなかったので
この期間は
出勤したらまず飲み物が凍っていないか確認するのが
日課でした
そのぶん
凍る一歩手前
よく冷えていたと思います
本日からはアルコール無しの通常営業となりますが
お時間ございましたら
覗いて下さいませ

anm6013_black追加生産

anm6013_black
women’sの好調品番
昨日無事に最後の1着が嫁ぎました
暑い中
本当に有り難い事です
今の時期は顧客様のご利用が多いのが通例ですが
この品番はご新規の皆様にも相当選んでいただきました
その結果に勇気をもらい
追加生産を決行することにしました
ただそれほど多くはご用意できず
今の所
blackは各サイズ5着ずつになってます
ご予約などをいただく場合もあるので
店頭に並ぶ時は何着あるかはわかりません
納期は9月の上旬を予定しております
なお
ashは追加致しませんので
気にして頂いてる場合はお早めにお越し下さい
また
さらに少量となりますが
camelとivoryも同じタイミングで入荷予定です
こちらも同じくご予約をいただく場合がございます
こちらは新色になるので
色合いに関しては店頭にてお気軽にご質問下さい
多くの方にとっては
夏休みの最後の日
ゆっくりとご自宅で過ごされる方も多いかと思いますが
お近くへいらっしゃればぜひご来店下さい

灰色の…

2014年の春夏の制作を

初めてテーマを掲げてやってみようと思った

興味があってそうしようと思った

ところが

出来なかった

洋服は洋服でしか無く

言葉は言葉でしかなかった

出来上がった洋服が誰かにとって大切なものになるのに

理屈は要らない

その考えを押しのけるまでの魅力的な制作方法では無かった

って

話を映像監督の友人と飲みながら話した

そこから今回の物語が始まる

掲げたキーワードと風景を聴取した彼から

『映画を撮ろう』

という言葉が飛び出した

僕はその衣装をデザインすれば良い

そのデザインはもちろんその映像にあわせて創るのだが

その関連性は僕の中だけで説明がつけば良い

それを制作後に説得するように着てくれる人に説明するのではなく

答えとして映像にしてしまう

テーマをイメージする媒体として洋服が存在する

これで僕の理解を他の人に可能な限り共有してもらえると思った

洋服で物語を表現しきるのは僕には無理だった

洋服は物語を支える一部にしかなれない

それを主役として創るのは正しい制作ではなかった

テーマ

というより

好きな言葉があり

それを表現する物語を作り

それに必要な洋服を制作した

洋服が複合的な理由で出来上がるという意味においては

テーマを持って制作した事になると思う

僕なりのシーズンテーマを掲げた洋服の制作

見つけた