デニムの羽

特別なことを盛り込めるだけ盛り込む作る方もあると思う

しかし

それが独創性を損なう足かせになることもある

だけど

手抜きの言い訳と取られてしまうような仕上がりにはしたくない

そのせめぎ合い

背中が羽のように羽ばたく

conductor

その異様な背姿にを引き立てるために

フロントサイドはシンプルに

縫製も美しく

上手く仕上がった

よって店頭にて

好評


シャツが揃い

カットソーが届き出し

コートもちらほら届き始めた


京都の街を取り囲む山々には送り火が燃えている

8月は少し納品がスローダウン

9月

また再び大物納品が続く

そろそろ売り場の整理整頓在庫の入れ替えをしなくては

腰の爆弾に気をつけながら

美しい店を作るために

汗を流して必死のパッチ

Like a rolling HINO

サイズ3があと一着

悩んでいるどなたかのとどめをお待ちしております


なんだか暑さが少し落ち着いたような8月15日

もう明日は五山の送り火

FacebookやInstagramを除けば

日本中のお盆風景が飛び込んできます

地元での良い時間を過ごしている様子をチラ見しながら

焦る男ここにあり

ここにきて

いきなり秋の雰囲気が四方を取り囲み

頭の中に9の文字がチラついております

パターン進行中ですが

まだ生地がなんとも停滞中

いろいろなことが加速した8月上旬に充実感を感じている場合じゃなかった

私は休ませてもらえるほど大した男ではありませんでした

背負った業の分

毎日馬車馬だかHINOのトラックみたいに働き続けるべきであります

そうしなけりゃ

あっという間に五山の送り火に送られる未来が待っています

働け

働け

黒ラベルが待っている

今日も溶けた脳みそフル稼働

あのデザインにどの生地当てるか

慎重に
大胆に

workspace

歯車が大回転中の有限会社Sanctum

その事務所は現状自宅の一階

そこで

かねてより

cassowary内への移設を計画中

店の片隅にこんな風に綺麗に整理整頓されたworkスペースがあったら

すばらしい

打ち合わせの一部始終

混乱も歓喜もcassowaryに詰め込みたいと考え中


すでに

カウンターがある状態で

ただの洋服屋ではなくなっているわけだし

もうちょっと自由にしても何も変わら無いだろうと思う

問題は収納整理整頓

仕事場が混乱するのは良くない

でもそこが大の苦手である

見栄えの良い収納家具を揃える必要があるが

現在

無駄遣い大禁止令発令中

プチ改装をするたびに

何かを購入し続け

倉庫はレンタル会社の如き

あるものを利用しながらなんとか美しく仕上げることができ無いかを

まず考えてみる



チェリーサンバースト

8月12日

久しぶりに家族と親戚が集まり食卓を囲んだ

知多のいとこの家で

弟の誕生日を祝いながら

最近亡くなった叔父と僕らの祖父母の話をいとこたちとして

美味いものを食って酒を飲んだ

それを聞いていた

この春高校受験をするいとこの姉ちゃんの長男坊が

『皆んな歳とったね』

とつぶやいた

そりゃそうだ

テレビからは30年前の日航機墜落事故の追悼式のニュース

30年も経つのか

そう思ったが

30年前のあの日も

弟の誕生日を母方の実家で祝っている時

あの大惨事のニュースを見ていた記憶がある

歳をとったのだ

僕らは

そして

これから

もう少し

歳をとっていくのだ


人生80年

そのちょうど折り返しの2015年
今年はいろいろなことが今までと違う

不思議な気分だけど

これは現実だ

これからもきっと僕を取り巻く環境が変わっていく

怖いけど楽しみにしている

そんなことを考えながらの帰り道

夕焼けはすでにまた次の季節のそれだった


明日
夕刻

京都に帰る

web siteは仕上げにかかっていると報告があった

これで僕はついに

春夏の展示会に向けて集中することになる

絵は描いた

さあ

いざ2次元の紙の世界から

三次元の自由な世界へ

生地に設計を殺させない

設計に生地を殺させない

僕はこれをデザインと呼ぶ

カタログ代わりのwebshop


merphの新作が続々とアップされております

サイズの不安な方は

お気軽にcassowaryにお電話を

サイズのアドバイスから取り扱い方法まで

しっかり対応いたします

汗が止まら無い日々

でも空を見れば雲は秋の姿になりつつあります

cassowaryはすでに秋冬の進撃が始まっています

シャツとカットソーを中心に

ときどきベストやコートが飛び交う状況です

さすがにキルティングのコートは無理かと思いきや

ぽろりぽろりと売れていきます

生産の順調な今年

ちょっと早めに目星をつけてください

納品されてい無い作品は

資料にてご覧いただけます

お声がけください


神戸の至宝

ご来場される方一人でも多く福松の料理を食べていただこうと

わたくしは昼に大盛りのかつ丼を食べ

耐え忍んでおりました

そのご褒美でしょうか

神戸牛の精肉店を営む友人が

ランプのたたきを差し入れしてくれました

赤く輝く美しい神戸の至宝

肉が甘い

予想外のフィナーレにテンションが上がり

打ち上げは盛大にしゃべりました


さあ

お祭り気分を汗と一緒に吐き出して

お盆前にできる限り仕事を仕上げていきます

ここから僕は展示会とweb siteのリニューアルに集中します

神戸ammon

展示会

web site

それぞれ新しい仲間と挑戦しています

次にみなさんにご覧いただけるのは

web site

ご期待ください







京都 神戸 そして

ammon

始まりました

これからが本番です

末長く神戸元町でmerphをご覧いただけるように

また

元町で中華や韓国料理で酒が飲めるように

スタッフ一同精進いたします
2015年

秋冬

merphは二つの直営店でこれから佳境に突入いたします

神戸でも秋冬への期待をしっかりと感じてまいりました

私の服を着てくれている

初めて会う方々に

これからの製作の責任を感じてまいりました

成長をする余地はまだあるはず

頑張ります


京都

神戸

そして

夢はつきません

ammon departure!

merphに関わる全ての皆様

日頃の皆様のご支援により

我々はmerphの新しいフルラインショップを

本日いよいよ

神戸にオープンします

高校生の修学旅行で

朝8時にバスを下ろされ

ただただシャッターの閉まっている高架下を歩いた以来

全く縁のなかった街に

新しい仲間が出来て

歯車がどんどん増えて

大きな車輪が回り始めました

思えば

京都だって私には縁のない街でした

小学生の時

修学旅行と納骨に来ただけの街

そこに仲間が出来て

会社を立ち上げました

どこの街がどうだとか

全く無いと思います

でも

どこの街でも

仲間ができれば

そこは大事な街になります


本日

11:30より
皆様をお待ちしています

良い一日にしたいと思います

black marquis 黒き侯爵

仕上がりました

神戸ammonオープン記念

鈴木淳子作

“black marquis”

素敵でしょう

これにある特別な値札をつけて8日

神戸店だけで販売いたします

申し訳ないのですが

通販はいたしません

これはその日その場所にお越しいただいた方だけが手にできる

特別なTシャツであります

ammon

エジプトの豊穣の神

しかし

他の宗教では時折悪魔と称されることもあります

ソロモン72柱の物語では

序列7番

上半身が渡りガラス下半身が蛇という恐ろしい姿の

地獄の侯爵として現れます

でも

召喚した者に未来と過去のことこっそり教えてくれます

豊穣と経験を生かし未来に向かうことを祈り

神戸の旗艦店の名を

ammon

としました


さあ

いよいよ

明日です

素晴らしい1日にしましょう

僕にビールを追加購入させてください

待っています




炎夏の夜のiroiro

昨夜はウェブサイトの打ち合わせ

打ち合わせがしたいのか

彼と飲みに行きたいのか

まあ

どちらとも正解

ウェブデザイナーへの興味をもたせてくれたその男

頼んでいるサイトの新デザインがものすごく賢く美しく

何よりうちが抱えているデメリットをメリットにしてしまっていた

まさに錬金術

言い訳ではないが

打ち合わせと称し数多飲み干した黒ラベルは無駄ではなかった

その男はしっかりそれをデザインに落とした

僕は飲んで喋っていただけだ

宇宙の話や昔話を


その男曰く

『僕らがするウェブデザインは発注者がかっこいいか悪いかで決まる』

クライアントありきのデザインはそうあるべきだという

クライアントにデザインを説得したら素人

さあ

そういう彼が作った新しいSanctumのウェブサイト

かっこいいか

かっこ悪いか

皆様に判断を委ねることになる

僕はこう思っている

『彼に頼んで良かった』

見積もりまだだけど…

そんな実に興奮する打ち合わせをしながら

昨夜は不思議なほどiroiroな出来事があった

書けないこともあるけども

そのドラマチックな夜を

東京の大事な友人から届いた一通のメールが

完璧に仕上げてくれた

昨夜みたいな興奮が続いた夜にあのメールは

たまらん

上顎と耳の中間あたりに感情が集まって

目に汗が浮かんだ

汗だしあれは


東京で毎日が刺激と恐怖でいっぱいだった20代半ばに

ずっと一緒に仕事したり遊んでいた

まさに戦友ってやつだった女性が二人目の子どもを産んだ

その旦那がまた僕の大事な後輩で

まあ

所謂あれだ

キューピッドしちゃったわけで

その旦那からすごく嬉しいメールが届いたから

もう

もう一つ向こう側まで行ってしまって

またしても深酒

でも

いい酒だった


神戸のオープンの寸前で

なんとも素晴らしいプレゼントをiroiroもらった昨夜

野心と責任感をアップデートして

いざ

港町へ

皆様

土曜の夕刻

お会いしましょう