冬から春へ

湿度が低く空気の透明度が高いこの時期
輪郭がくっきりした美しい月がでます
張りつめる冷気の中で月を見上げると
心が引き締まる気がします
ただこの寒さも1ヶ月後には和らいでいるはず
でしょうし
そうするといよいよ浮かれた気分と一緒に春到来
そこで店頭の冬物を徐々に下げて行きます
1人でやっていて一気には全てを片付けられないので
本日からペース配分して減らして行きます
悩んでいたものや試したかった冬物がございましたら
最後にご来店いただければと思います
cassowaryにて顧客登録をいただいてる皆様には
この時期なので良い事ございます

こちらからのご連絡をご覧いただけてない場合でも大丈夫です

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週末はこちらの2作品が好評でした
オリジナルカモフラージュのコート
cassowaryとしても今シーズン一押しであるこの生地
最初のご試着時にはこの派手さのある柄に
悩まれる方も正直いらっしゃいます
ただそれでも考えた末に忘れられなかったと言って
最終的には気に入っていただく方が多数
Size2は早くもあと2着になりました
沢山の方に着ていただきたいのですが
men’sとwomen’sで多く使用している生地なので
MR1054は生産数を抑えています
お早めにお試し下さいませ
どの洋服も
店頭に並べる時点で気合いが入っているのは当然ですが
オリジナルで創った生地と言う事もあって
そういう作品を早々に選んでいただけ本当に嬉しく思います
もう1つはこちらのコート
予約会でも2番目に人気だったこの品番
店頭に届いてからも変わらず人気者です
着用時の立体感あるフードと裾の曲線を描くカッティング
デニム地ながら上品な光沢を放つ生地も
良い雰囲気醸し出してると思います
また寒さが戻って参りましたので
あたたかい格好でお出かけ下さい
皆様のご来店をお待ちしております

春の黒 merph 2014S&S MR1059_black

昨シーズンの春
いつもより明るい色でコレクションを揃えていたので
黒いコートを創りませんでした
黒がお好きな方はcassowaryの顧客様にも多くいらっしゃるので
その皆様には申し訳なかったのを覚えています
今シーズンは2作品
黒いコートがラインナップにございます
そのうちの1つが早速届きました

MR1059_black
前振りの奇麗な袖付けに
パッチポケットを配した無骨なツラのバランスで
不思議と魅力を感じる佇まい
シンプルで素敵なコートです
生地は葛城と言われる綾織り組織
太番手の糸を使い厚手でガッチリ打ち込まれた生地
触るとザラリと乾いた質感です
生地のコシが強いので
写真のように襟の輪郭もしっかり保たれます
この手の生地は洗濯して行く度に
柔らかくなり体にも馴染んでいくのが良くわかります
洋服の経年変化を楽しみたい方には
特にお勧めの生地です
素材は綿ですが目が詰まり風を通しづらいので
インナー次第で春だけじゃなく
秋にも冬にもご着用いただけます

merph 2014S&S MR1059_ink

今日と明日は少し気温が上がり
週間天気の後半の方にも10℃を超える日が続いていました
こう寒いと冷え性の僕には辛い事も多いので
早く過ごしやすくなって欲しいと願います
さて店頭にはどんどん春コートが到着中
当初2月予定だったコートも本日早々に到着しまして
店内良い具合に仕上がって来ています
届いたばかりのコートはこちらのバルマカーン
色違いのblackもございます
MR1059_ink
こちらは生地のツラと色合いが
特に素晴らしいと思います
カラー品番のinkとは”ink blue”の事を意味しており
青に紫が少し足されたような独特の色合いです
ロイヤルブルーと言われるような
万年筆の青色に近いと思います
この”ink blue”
写真で伝えるにはすごく厄介な微妙な色合いをしてるので
何度撮り直しても納得の行く色が出ませんでした….
なのでぜひ
実物にて奇麗な発色をお確かめいただきたい
本当に絶妙な色に染まってます
生地の織り上がりも
見た目と手触り共に素敵です
週末のご来店お待ち申し上げます

Stutterheim Officia facebook

こちらのURLはStutterheimのfacebook公式アカウント内にある
写真のページです
着用の写真が撮れていなかったので
こちらをご参考にいただければと思いご紹介します
着用写真が纏まっているページは特になかったので
色んな種類の写真が混ざっておりますが
お時間ございます時にでもゆっくりご覧いただければと思います
それにしても
欧州では既に大人気だとは聞いてはいましたが
なんとなくそれが見てとれるfacebookページです
格好良い写真が沢山掲載されていますので
既にご購入をいただいてる皆様も
宜しければご覧下さい

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寒さがやわらぎまだ少しは過ごしやすい本日
ショウウィンドウを飾るトルソーを
赤で揃えて組みました
偶然にどちらも朱色系統の落ち着いた赤色なので
なかなか統一感があるのではないかと思います
写真右はStutterheimのレインコート
鮮やかな色が多いので派手だと思われる方も多いのですが
実物はどれも良い塩梅に落ち着いたカラーリングです
ご試着いただくと
圧倒的に明るい色の方をご好評いただくので
春に向けていつもと違う色を試してみるも如何でしょうか

写真左はmerph_animaの新作

オリジナルのカモフラージュ柄を使ったコート

こちらはまだ製品自体は上がって来てないですが

店頭ではSAMPLEを一足先に着せました

若干の仕様変更はございますが

こちらのSAMPLEにてお試しいただく事も出来ます

納品は2月のどこか

気に入っていただきましたら少しの間お待ち下さいませ

祖父へ捧いだコート

この冬からcassowaryで取扱いを開始した
スウェーデンのレインコートブランド
“Stutterheim”
1960年代
スウェーデンの漁師達が着ていたコートをベースに
パターンとディテイルを現代的にアップデートし
素材は伝統的な製法にならって
ラバーコーティンを施したコットンを使用して創られてます
特筆すべきはこの素材
着心地の良さと高い耐久性に加えて
色がどれも素晴らしい色合いに落ち着いています
ラバーの持つマットな質感と鮮やかなカラーリング
加えて独特の自然な風合い
昔ながらの製法で
丁寧に作られているのが伝わります
デザイナーのアレキサンダーが
自身の祖父が昔愛用していたコートを
古小屋で偶然見つけた事でスタートしたこのブランド
亡きおじいちゃんへの敬意を込めて
自国の漁師達が愛用したこのコートを
現代に蘇らせる事を決意したそうです
現状
RED/YELLOW/BLACKの3つは少量在庫がございます
完売しているWHITEは
今月末〜来月上旬に追加が届く予定です
ただフリーの在庫はもう2着しかご用意がありません
その次の入荷のタイミングは初秋頃になってしまうので
宜しければお試し下さい

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最高気温で5℃
そして雪まで降っている
体感はもっと寒いのでは無いかと思う
京都の真冬の底冷え
超絶に冷える
有名店として
土日は待ち時間必死のお向かいの老舗和菓子屋
季節で変わる暖簾も素敵な柄が多いのですが
ちょうどこちらも雪柄
そう
世間様はまだまだ冬
そして2月まではこの寒さは続く
ただこちらは
既に春
あきらかにズレていますが
洋服屋としては今の時期から新作を揃えて
手に入れた洋服が着れるその時まで待っている時間も
楽しみの1つにしていただければ
今日は特に寒いかとは思いますが
コーヒーでも飲みながらゆっくりご覧下さい
お待ちしております

merph 2014S&S No.MR1060

MR1060
昨日のご紹介に続いて
ロングジャケットをもう1つお届けします
こちらの素材はリネン100%のトップ糸
MR1055の生地に比べると肉厚で打ち込みが強く
繊維の節々が少々目立つ生地面をしています
むら染めに仕上げた糸と
表面の緩やかな起伏が相まって
石膏のような見栄えのgray
独特の風合いは単調ではありません
こちらは事情があって
既にサイズ1&2は1着になっています
気になった方は早めのご試着をお願いします

merph 2014S&S No.MR1053

MR1053
この春は”Duster Coat “をもうひとつ
素材は
昨日ご紹介したMR1055と同じリネンのグレンチェックを使いました
細い糸にて織り上げたこの生地
サラリとした手触りと柔らかい質感をもつ美しいものです
写真の段階はまだノンウォッシュ
ただ撮影前に軽く手で揉みほぐし
少しシワを出した状態にしています
こうすると光の陰影が出て
この洋服の立ち姿に良い雰囲気が増すと感じます
水洗い時にシワの加減を調節しながら乾かし
お好きな状態でお楽しみいただければと思います

紐のストッパーはレザーの特注品
この数シーズン気に入って使い続けています
紐は今回から新しい種類に変えました
こちらはこれまで気に入って使い続けていたものが廃盤となり
色々探した結果に見つかった納得の風合いのもの
度詰めにしっかり編み上げられおり
どの色も上品な色合いに染められていると思います

それでは本日も
ご来店をお待ちしております