merphの服を創る上で
私の個性が全面に表現された上で
あらゆる年代や国籍の人にとって
価値のあるプロダクトであることを大事にしています
無責任な評価やマーケティングによるおまじないではなく
何の情報もなくまず最初にmerphの服を見て
この服に興味を持たせられるかどうか
それを京都の街角の小さな店で日々続けています
このパンツは
過去に十数品番において試行錯誤して
今
MR3075という品番を背負ってハンガーに釣られています
アイデアとしては10年
いやもっと前にスタートしたのですが
あれから何度も試してここまで来ました
多くの方にご愛用していただいていますが
この品番にてやっと思い通りの『佇まい』を手に入れました
良い素材かとか
縫製が綺麗かとか
それよりも洋服の製作者として
最も重要に考えているのは
『ツラ』です
飾ってあるだけで美しく構築的であり
着用して独特のシェイプを持ちながら
快適であること
このパンツは私の満足のいく仕上がりとなり
多くの方に選んでいただいています
ここが比例する製作ができる限り
私はmerphを創っていきます