待ち望んだ未来

シーズン中

書く事無かった中日ネタ

ようやくここでキーボードを叩く時が来た

落合ゼネラルマネージャー


谷繁プレイングマネージャー

この一年

期待し続けた通りの未来が2014年にやって来る

噂に上がった立浪に猛烈に反感を感じていた僕にとって

このクリーンな新体制は嬉しくてたまらない


今年一年

手腕ではなく問題発言ばかりがクローズアップされる

無能な老人を監督と呼ばなくていけなかった選手やファンの我慢は

こんな素晴らしい形で報われる

中日球団もなかなかにじらす

2014年はナゴヤドームへ必ず行こう


気分がいいのでお気に入りを紹介

創り始めて4年かな

ようやく主力になりつつあるレイヤードパンツ

今年はカーゴポケットを装着し

よりガンダムのように

一見してちょっと抵抗があると言われるこの作品

無理矢理試着してもらった常連さん達にことごとくご購入頂いた

毎年このタイプを待ってくれる方も沢山居る

継続した執念を

誇りに思う


と2色用意した

とりあえず

わたくしは黒を購入
30度を越える真夏の10月に

我慢出来ずに我慢して穿いてやった

早速いろいろなところで褒めてらって有頂天


最後にもう一度中日の話

落合と高木の違いから学んだ事

人に悪く思われないなんて

どんなに努力したって

不可能

でも

人の事を悪く言わない努力は

可能

僕も悪く言われる事に時々目くじらを立ててしまうけど

落合のように

選手を悪く言わず

邪悪な罵声を背中で全部受け止める男になりたい

無理だと笑われても

そういう努力を続ける事は

可能

無音の轟音

クルミボタンにしただけのシンプルなシャツ

でも

凄く品が良くて

更に

化繊のこの生地の不思議な感触が洋服の価値を上げてくれたと思っている

スポンジの様な弾力

一度確認して頂きたい


ボトムのMR3026は

展示会でプライベートオーダー1等賞の今季の新作

ツイードとテレコの二重の裾が無骨なボリューム感を発生させて

ブーツを多用するわたくしの冬の足元を楽しくさせてくれる

というわけで

上記2品番

購入決定

早く着用したいのに本日も京都は30度

10月は夏なのか

いやそんなはずは無い


大事な月曜日が一瞬で終わってしまった

展示会が迫り来る無音の轟音が耳の奥でなり続けている

焦ってもしょうがない

だから少しでも時間が長く感じられるように

展示会が終わった日にもの凄く楽しい事があると考えるようにしてみる

10月18日

東京から帰って来たら

きっととんでもなく楽しい事がある

いい方法だと

思う

10月の夏日

朝焼けは少し淡過ぎる

もっとパッキと色が分かれる落日が好きだ

今日は31度


鴨川は先日の増水で何か悪いものを出し切ったのか

川底は綺麗になり

水も幾分澄んでいるように思う

ただ

鴨やヌートリアが姿を消した
自然の浄化には犠牲が付き物なんだな

それを残酷と言ってしまうのは少々無知だと思う

じわりじわり

分納でコートが届いている

今年は工場がやたらと混んでいるらしく

数年ぶりに納期が少し遅れてしまった

9月

綺麗な落日を眺めすぎたのもある

10月は曇りが多いみたいだし

綺麗な夕日が姿を消している間に

しっかり巻き返す

展示会が終わったら

またゆっくり西の空を眺めて過ごす






図鑑の太陽

夕方6時から打合せがあって

ちょっと自転車で街の中をジグザグジグザグ走りながら

ゆっくりと押小路を目指して走った

ふと細い通りを覗きこんだら

図鑑に載ってる太陽の色が西の空を染めていた

ここ数日の中でも一番綺麗な夕焼けだった


今日はちょっと報告を

来週の土曜日から始まるあるドラマの主役2人の衣装を提供した

番組名と俳優名は伏せておく

有名でファンの多い方なので

同じのを売ってくれという連絡が入ると困るので

以前もある人物が着用したコートを

ファンの女性が譲ってくれと連絡して来た

生産数が少ない弊社の作品は

着てもらうために創っているので

そう言った理由の購入はお断りしている

それにその分ずっとご愛顧頂いている方々の分が無くなるし

それは絶対にしたく無いと思っている

ただ

応援してくれているお客さんや関係者の方々は

こう言った出来事を喜んでくれるので

ちょっとお知らせさせてもらおうと思ったわけだ

このドラマの他にも

実はここ2年で映画3作品

ドラマ2作品の衣装協力している

弊社某吉川君からの報告が遅く曖昧で

酷い時は無かったりするため

今までは報告のタイミングを無くしていた

今回は一応報告があったが

俳優さんが微妙に間違っていた

4年以上居るのに

成長 学習 進歩

まるで無し

頑までに自分のスケールを貫く男

今日もcassowaryであの日のままの無垢な男が立っている

そうか

cassowaryって鳥は恐竜から鳥になってから

ずっと進化を止めたままの鳥だった

その点においては

吉川君はcassowaryにふさわしい人格なのかもしれない

ご迷惑おかけしますが

皆様

今後とも宜しくお願いします

右往左往アップエンダウン

よそ見をしながらふらふら走る自転車の女子大生(推測)にぶつかられ

謝ってもらえず

地下鉄に乗り大学生に足を蹴っ飛ばされ

謝ってもらえず

その大学生の連れは椅子に座るときとなりの男性にぶつかったのに

謝らず

そんな彼と彼女とその友達は

大きな声で食事中に携帯を触る友人の事をマナー違反と罵倒していた

日本の未来は彼らに任せる

それどころじゃない僕は

展示会のサンプルアップに右往左往アップエンダウン


昨日はカットソーの

今日は布帛の

完全にアウトのスケジュールをセーフにする男達と打合せ

あと10日


チョークストライプの女性

非常に良いと思う

だから創ってみた

あからさまにチェスターなどに差し込まず

merph_animaで一番気楽なコートを選択


裏はふわふわのマイクロフリースファー

柔らかくて心地良く

その上抜群に温かい

メンズで創らなかった事を叱られている

来年

創ろう

かな


今朝

早朝

6時

朝焼けが今まで見たどれよりも美しかった

夕日ばかり好きだと思っていたのは

夕日しか見てなかったからだ

きっと

嫌いだと思い込んでるものも

案外思い込みだったりするもんだ




the straight

the straight

足の隆起の内側に線を引くのではなく

その隆起のピークを最短距離で結んで行くストレートパンツ

微起毛されたホールスキンのキャメルベージュ

今シーズンのmerphの上物にことごとく合う


羽織っているのは


カモフラージュの中で一番好きな柄


このコーディネート

凄く気に入っている


所謂

『奇をてらう』のは好きではない

でも

極平凡なのも好きではない

わざわざ言うなら
コーディネート全体で調和のとれた色合わせが好きだ

このコーディネートに

まっ黄色のステンカラーコートなど合わせている人とすれ違ったら

勇気を出して面と向って賞賛したい


今日の2品番

展示会で大きくオーダーが付くタイプの作品ではない

最終ラインから

地味ながら確実なフィードを打ち込めるセンターバック

レーベルとしてオーダーが付くものばかり創っていても

cassowaryという店はやっていけない

店の運営はリーグ戦
リーグ戦を戦い抜くにはバランスよく様々な選手を揃える必要がある

ただ

このところ

cassowaryではそれが出来ていない

生え抜き選手だけで戦って来たので

来シーズンからはちょっと助っ人獲得や移籍市場にも顔を出そうかと思う

早速だけど

10月

ちょっと良いものを皆さんに紹介出来そう

お楽しみに


けれど、それがどうした。

空の写真を撮るのが好きだ

特に夏から秋にかけて

気が付けばシャッターを切っている

最近じゃiphoneのカメラも凄まじく綺麗に撮れるから

気に入った空の瞬間を撮り逃す事も無くなった


10月になっていた

信じたく無いがなっていた

展示会に向けてもう全力で走っても間に合わない

きっと今回は燃え尽きた状態で会場入りとなる

その分

サンプルは良い仕上がりである事を約束したいが

上がって来るまで分からない

ショートムービー


予告編を観てくれた友人知人から嬉しい言葉を頂いた

本編は11分の大作

飽きずに観てもらえると良いのだが

情熱を注ぎ込みすぎたので

冷静な客観的判断は不可能

皆さんからの声を真摯に受け止めるしかない


この物語は

ash

つまり

灰色を曖昧と理性二つの意味で表現したお話

曖昧だった青年が

相反する2つの衝動を選択させられた後

理性を手に入れて未来に向かう

僕はその登場人物達の洋服をデザインした

そしてそれがそのまま2014年の春夏のラインナップとなる

面白い製作方法だったけど

兎に角

時間と体力を消耗しすぎた

今日も車でえんやこりゃ

明日も朝からえんやこりゃ

ずっと続けて行くのはほんとに努力の積み重ね

いつか楽になる日が来るなんて

会社を始めた頃は

自分にそう言い聞かせてがんばっていたけど

正直

あの頃なんて能天気な毎日だった

これからもきっと今日が楽な方だったと思うだろう

けれど

それがどうした

努力なんて報われなくて当たり前

ずたぼろになって地べたにぼろ雑巾のように張り付いて

そこから立ち上がって

初めてスタートだ


はい

HONDAのCMのパクり

あのCM好きなので

明日もがんばる

それしか無い

杉と千鳥


夕暮れ時の比叡山の色ががらりと変わって来た

秋はどんどん進んでいる模様

福松の土鍋御飯がシャケといくらの親子御飯になったし

帰り道に秋刀魚を焼く香ばしい匂いが香っている

cassowaryも秋冬の進行が再び始まる

写真はお気に入りのニットカーディガン

これは絶対に活躍する

昨年無地で展開したので

今年は杉綾と千鳥で

共に上品で思った通りの仕上がりになった


コートが本格的に活躍するまでのエース

これにあわせるためのマフラーも創ってある

ジャケットやブルゾンの代わりになるカーディガン

自身の経験から

おすすめのアイテム
ぜひお試しを



trailer “ambivalent ash”

“ambivalent ash”

予告編

youtube

merph+merph_anima

2014 spring&summer

その制作をテーマを掲げて行なおうとしたところ

洋服とテーマがしっかりとマッチする事が

僕の頭の中では不可能だという事に気が付いた

それならば

そのテーマで物語を作り

その登場人物の洋服を僕がデザインするというのはどうだ

友人の映像作家

小川多郎吉の意見に大人の遊び心は大きく揺れた

それは

間違いなく楽しい

一度動き出すとブレーキをかけないのが自分の長所兼短所である

その道のプロに声をかけまくった

結果集まったのは全員のみ仲間だった


本編は10分

諸々の事情が整い次第

こちらあちらで公開予定

秋冬の入荷が最終章に入る前に

気が早い話で申し訳ないけど

来年の春夏の制作もちょっと気にしてもらえると

嬉しい





飲めば飲む程思いつく

size1が完売していた

あとsize2が1着とsize3が2着

やはり

どうしても自分が欲しい

今年はこれだけにするから許してください


この生地の作り方に関して

もう一度

まず180cm幅のミニ裏毛を90cm幅x長さ110cmに裁断する

それにA3のコピー用紙を専用のバインダー材で張り付けて行く

生地に生まれる皺の様な模様はこのバインダー材を塗る刷毛の跡
そう全て手作業

工場に感謝

紙がしっかり引っ付いたところで天地を縫い合わせ

輪っかにする

それをサンドウォッシュ

バリバリだった生地の腰はしなやかに崩れ

生地の表面はしっとりとする

そして真っ黒に染め上げる

染め上がった輪っか縫い目をほどき

そこから裁断し縫製する

仕上がりは革のように

着心地はスウェットのごとし

様々な長所を同時に持つ素晴らしい生地だ

これの誕生は行きつけのおでん屋での打合せ風の飲み会

何かの始まりはスタートラインの上だけじゃなくて

控え室や移動中の車の中でも動き出す

それを見逃さず

酔っぱらっていたってものにする

『瓢箪から駒』

この生地はおでんから生まれた