冬の街角とmerph

また寒波がやってきました
みなさんmerphを自慢していただいてますでしょうか?

京都と広島と東京と金沢にmerphのコートは広まり始めています
それぞれの街角で
色々なmerphの晴れ姿

今日は
どれにしましたか?

明日も寒くなるようです
さあ明日はどれにしましょうか?

whiteout

前回のブログ
MR1121を毛布にすることがない事を祈りましたが
見事に現実となりました

この週末金沢を襲った十年に一度と言われる大寒波
夜の片町ではスリップして動けないタクシーの後輪が
けたたましい悲鳴をあげて立ち往生
行き交うタクシーはほぼ予約車
北陸の洗礼
存分に食らってまいりました

日曜日まで居たら帰れなくなるだろうと判断し
昨日の昼間
陽の高いうちにサンダーバードのチケットを取って
MR1121に包まれながらホームで待っておりました
しかし
定刻になってもサンダーバード22号は現れず
ホームを間違えたのかと思って
近くにいた年配の偉そうな駅員に尋ねたら
『これ運行中止 次の自由席』
と面倒さそうに案内されてジャスティス魂にちょっと火がつきそうになりましたが
まあこんな日だし大目に見てやろうと
一度改札まで降りて若くて一生懸命な青年駅員に尋ねたところ
みどりの窓口で24号の指定席に交換いたしますと
非常に丁寧に案内していただき
無事に暖かい指定席で京都に戻ることができました

普段ならdoor to doorで4時間もあれば終わるサンダーバードの旅
今回は8時間弱かかりました
ただ
その苦労の代償として
北陸の素晴らしい雪景色を観ながら
優雅な電車の旅になりました

戻った京都も今日はうっすら雪化粧で朝を迎えました
冬が本気です
冬生まれのコートデザイナー
テンション上がってまいりました

the season

寒波が襲ってくるこの週末
私は金沢に向かいます
今回はさすがにサンダーバードのお世話になります

極寒の金沢へのお供は
 MR1121 urban panzer
軽さと蓄熱機能を備える対金沢仕様
サンダーバードが止まったら
裏のフリースが毛布に早変わり
そうならないことを祈ります

トレンチコートもほぼ毎年デザインを更新してきました
いろいろなことを試しましたが
もっともシンプルに仕上げました
でも
ちゃんと盛り込んだmerphの染色体は滲み出ていると思います
どこかに必ず現れる曲線
探してください

制作は夏へと向かっていますが
まだまだ冬は続きます
いや
これからがいよいよ冬でしょうか
merphのコートをご購入いただいた皆様
存分にお楽しください

 

流れる水は腐らず

新年も七日
正月というのもここがひとつ区切りでしょうか

merphの新年は秋頃からすでに進んでいました
あらかたの生地はすでに手配済み
昨年の納期遅れを反省して
先手先手の2018年です

しかしまだまだこれから生地は手元に届き続けて
一時cassowaryに佇んだ後
それぞれの裁断所へ送られ
やがてフォルムを手に入れて戻って来ます
新作も相変わらずmerphです

展示会をしない我々は
毎月何かを創り続けています
毎月生地を探して来ます
淀みに溜まると腐るので
私は創り続けるこのやり方が性に合います
春が来る頃には最初のコートの仕込みに入ります
最近穏やかに洋服を創れるようになりました

年始のご挨拶

 

新年明けましておめでとうございます

2年目のお正月となりました

今年は広島店にしかできない事をより深く、より豊かにしていけるように

誠心誠意努めてまいります

 

特に写真は僕にとって作品です

なので、時間を尽くせる限り努力していきます

自分の考えを曲げるのではなく

他の感性や知識を加えていけば

写真だけではなく人間としての振り幅が広がるはず

2018年はそんな事を考えながら、歩んでいきます

 

広島の街の片隅に看板もなく

威圧感のある空間に真っ青な絨毯を引き

シンプルな木のハンバーラックを並べ、

ソファーとテーブル、

そして、カウンターで紅茶を淹れたり、

お酒を酌み交わしたりしている洋服屋

 

こんなお店でも

気に入っていただける方々がいらっしゃる限り

続けさせていただきます

本年も宜しくお願いいたします

そして

本日3日から営業となります

 

下山

謹賀新年

明けましておめでとうございます
本日よりcassowary営業しております
開店と同時にたくさんご来店いただき
迷いましたが
やはり2日からの営業してよかったと感じています

今年は冬季オリンピックにW杯もある華やかな年です
また沢山感動したり悔しい思いしたり
それを口実に酒場で騒ぐ予定です
でも
きっと同時にプロとして
必死に戦う選手から火をつけられて
人知れず
机に向かって鉛筆を握っていることでしょう

merphの洋服は僕にしか作れません
誰が作っても同じようになる洋服は作っちゃいけません
だから頭数のとりあえず作品はもう作りません
誰かにこういうのが欲しいと言われても
きっと応えません
勝手を貫くには
それなりの仕上がりを見せつけなくちゃいけません
常に窮地に自分を置いて
そこから出てくる洋服を
みなさんにお届けします
meprh2018
今年もよろしくお願いします
そして
ご期待ください

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