夜がなければ星は見つからない

もう

夏の力は夜にまで及ばなくなってきました

秋が徐々に夏を退治し始めています

そんな夏が終わりに向かう夕刻

昨日はサロンplakの門出を仲間たちと祝ってきました
どこかで見たことのある風景がそこにもありました

次から次へと届く北極星たち

祝いならシャンパンか樽酒でも開くところですが

集まった面々はみな片手に黒ラベル

右手に福松の料理という塩梅

類は友を呼んでいました


今月はいろいろなことが起こります

新しい始まりに

懐かしい再会

お祝いもあれば大きな病気と闘ってる友人もいます

楽で楽しいことばかりじゃない

苦く苦しいこともあって当然です

でも

どっちもひっくるめて自分のものなわけです


夏は嫌いですが

終わりに向かう夏には少し同情します

この大嫌いな季節があるのも

冬を好きになった原因の一つなんです

世の中

そうやってできてるんです



ammonその姿

神戸ammonのオープンから本日で10日となりまして

普段はcassowaryの方からも

“ammonへ行って来たよ!”

とのご報告をいただくようになりました

お近くの方でまだの皆様はぜひ

そしてオープン初日に

merphのコレクション写真を撮影いただいてるカメラマンの方にも

神戸へご同行いただき店舗撮影をしてもらいました

写真から良い雰囲気を感じます

私は神戸の地理に詳しく無いので

場所の説明は割愛させていただきますが

 これが神戸ammonです

お盆が開けて

これからまた納品もヒートアップして参ります

神戸の皆様

merph秋冬の第2章ご期待下さい

ammon

tel:078-381-7527
open11:30 close20:00

plak (プラック)

京都に冷泉通りという

穏やかで美しい通りがあります

疎水のダムがあり

桜も紅葉も楽しめる知る人ぞ知る名所

その一番の特等席に

本日

友人夫婦がサロンをオープンします

名前は

plak

プラック

merphと同じく印欧祖語から彼らが探し出した言葉

喜びというあらゆる言葉の源です

音といい意味といい

彼らにぴったりの良い名前だと

そう思います

彼ら

大倉夫妻は

これまでのmerphのムービーやルックでヘアメイクとメイクを担当してくれてきた

心強い仲間です

僕は彼らにこれまでどれだけ礼を言っても足りないほど

力を貸してもっらってきました

だから

この日がとてつもなく嬉しくて

何か手伝えないかと

ちょっとおせっかい爺のようにしつこく絡みついてしまい

かえって邪魔をしたのではないかと心配しております

彼らの技術をどうのこうのと評することは僕はしません

でも

このサロンは皆様にお勧めいたします

理由は

ご自分でお確かめください



606-8357
京都市左京区聖護院蓮華蔵町25-6 2F
tel:075-762-0588


夏の新たな出会い

今年の夏は凄まじく暑かったと思ってますが
その期間は長くはなく
太く短い夏であったと感じます
ここから先の事は想像するしかありませんが
もう秋の気配は至る所にあります
夏は潔く終わり
一夏の思い出と共に
人々に切なさを残すくらいが良いと
勝手に解釈しています
さて
夏の終わりとともに完売を目指していたこちら
サイズ1&3は残り1着ずつとなりました
サイズ2はあとまだ数着ございます

merphとして待望の中綿ベスト
私自身
これまで気に入るものと出会わずに巡り会わずにいたので
恥ずかしながらこの手の洋服を着た事がありません
なので今年が初めての袖のない防寒着が
この秋と冬にどう自分のワードローブとして活躍するか
楽しみで仕方ありません
自分の中でこれで1つまた洋服の魅力が広がる事を
心から期待しています

多元的洋服製作

オイルカットチノクロス

乾いた張りのある無骨な生地と

ウールジャージのペンシルストライプ

布帛のからりとした生地と

もう一つは

ウールの二重編みニット

真逆の選択

生地を選ぶことも

重要なデザインです

様々な生地を見て

その生地の

密度

テンション

柔軟性

縫製の向き不向き

そんなの全てを考慮して

さらに色と模様

じっくり睨みつけながら

脳みその中で立体に仕上げて想像するわけです

そして決断し工場にサンプルを発注します

それが二週間ぐらいで手元に戻ってきます

時々後悔もします

時々興奮もします

選択は無限です

これが洋服を作っている醍醐味です

もう直ぐ

またその時期がやってきます

洋服創りという麻薬にどっぷりはまってかれこれ20年

廃人です

デニムの羽

特別なことを盛り込めるだけ盛り込む作る方もあると思う

しかし

それが独創性を損なう足かせになることもある

だけど

手抜きの言い訳と取られてしまうような仕上がりにはしたくない

そのせめぎ合い

背中が羽のように羽ばたく

conductor

その異様な背姿にを引き立てるために

フロントサイドはシンプルに

縫製も美しく

上手く仕上がった

よって店頭にて

好評


シャツが揃い

カットソーが届き出し

コートもちらほら届き始めた


京都の街を取り囲む山々には送り火が燃えている

8月は少し納品がスローダウン

9月

また再び大物納品が続く

そろそろ売り場の整理整頓在庫の入れ替えをしなくては

腰の爆弾に気をつけながら

美しい店を作るために

汗を流して必死のパッチ