多元的洋服製作

オイルカットチノクロス

乾いた張りのある無骨な生地と

ウールジャージのペンシルストライプ

布帛のからりとした生地と

もう一つは

ウールの二重編みニット

真逆の選択

生地を選ぶことも

重要なデザインです

様々な生地を見て

その生地の

密度

テンション

柔軟性

縫製の向き不向き

そんなの全てを考慮して

さらに色と模様

じっくり睨みつけながら

脳みその中で立体に仕上げて想像するわけです

そして決断し工場にサンプルを発注します

それが二週間ぐらいで手元に戻ってきます

時々後悔もします

時々興奮もします

選択は無限です

これが洋服を作っている醍醐味です

もう直ぐ

またその時期がやってきます

洋服創りという麻薬にどっぷりはまってかれこれ20年

廃人です