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6月最後の週末
そりゃ梅雨なので雨も致し方なし
気がつけば
のそりのそりと今年も消化されて行き
もう半分が終ろうとしています
 上半期の締めを笑顔で終らせるべく
しっかり店番を努めて参ります
宜しければぜひ店頭へ

お越し下さい

munekawaの財布

職人の真摯な作業と思いの詰まった革財布
長年使うと1番負担がかかり最初に痛むのが
小銭入れの内側なんだそうです
なのでその部分にはシボの入った強固な牛革を貼り
長年ご愛用いただく上での配慮がなされています
この仕様は初めて見ました
確かにその通りで
私が今使っている別のメーカーの財布は
小銭入れの内側がボロボロと破れています
職人さんがご自身で使い込みながら確認して
ミリ単位の仕様変更をされながら今の姿形があるそうです
表の革はイタリアのレザー
内側のヌメ革はベルギーのレザーを使用し
プレスで圧力をかけて目を詰めらせた革の表面は
艶のある美しい仕上りになっています
ぜひご覧下さい

復刻formula

過去のヒット図案を今年のボディへ再召還
選んだ図案は
 厚盛りラバープリンのメキシカンスカル
今回はblack以外にもgrayとherbもご用意しました
スカルのインパクトが少し和らぐgray

スカルが少しだけ優しく見える気がするherb

迫力のblack
ぜひ店頭でお試し下さい

夕立ち

夕立ち

小さい頃からこの言葉が好きです

ゲリラ豪雨などという言葉は使いたく無い


今日も南で仕事を終えて

あやしい雲が立ち籠める北へと向う間

少しワクワクしてハンドルを握っていた

家に入り鞄を降ろした途端に

バラバラバラと大粒の雨が降り出した

雨が降ると集中出来るので

夕食前に仕事を仕上げた


cassowaryでは夏真っ盛りとなったいるけど

僕は既に秋冬の仕込みのまっただ中

同時進行で来春夏のサンプル製作にかかっている

映像制作もギアが上がって音楽の制作に取りかかった

今回も自分で作曲したものを

信頼出来る男に仕上げてもらう

今夜ももう少し仕事します


cassowaryに並んだ”いつもの”

しばらく鞄を取り扱ってませんでしたが
ずっと良いのがあればやりたいとは思ってました
以前は少しカタチの変わった鞄をやってたので
次はもっと見慣れたフォルムのシンプルなモノで
そして出来れば男女関係なく使える大きさのモノ
ぼんやりと考えていた所に
宗川さんの創られた鞄を手に取らせていただく機会がありました
自他ともに
“いつものトートバッグ”と言われるようなバッグにしたいと
考えられて製作されているこのバッグ
目新しさはないですが
すっと寄り添ってくる様な安心感があります

宗川の革

先日

10年ぶりに財布を新調した


古い顧客さん達はご存知かと

宗川

Sanctum創立当初

寺町御池の布団屋の2階

薄暗い事務所兼ショップで扱っていた職人業が光る革製品

わたくし自身

彼の作品を知ってから

この10年

身の回りの革製品は全て彼のもの

財布

通帳バッグ

ブックケース

クロッキーケース

ショルダーバック

コインケース

沢山もっている

その宗川の作品

ひさしぶりにcassowaryで扱う事になった

暫く前にも打診したが

タイミングが合わず実現しなかったが

念願叶い

昨日から取扱を開始した

どれをとってもため息が出る美しさ

淵の仕上げ

ステッチの番手と補強の理屈

修理にまで配慮したデザイン構築

本当にうっとりする


同時に

見習うべきと感じる

世間で信頼されている革製品のもう一つ向こう側の仕上げと

もう一つこちら側の価格

原価の関係で取扱出来ないものもあるが

可能な限りの品揃えを目指す

わたくしが惚れ込んだ革の作品達

ぜひ手にとってじっくり見て頂きたい