MR2024

新シーズンの立役者
真夏の停滞した空気に
merphのシャツ品番が風穴を空けました
MR2022のコート風シャツを筆頭に
どれも上々の滑り出しです
その中
今回のコレクションで1番シンプルなツラをしているのが
上の写真のシャツです
上品な光沢をもつ生地
ウールのような見た目をしてますが
実際は2way stretchの化繊生地です
ご試着時に
肩をグルグル回してみて下さい
動きに合わせてかなり融通が利く
なんとも素晴らしい伸縮性があります
これからのシャツなので
厚みのしっかりある生地ではありますが
滑りが良いのでごわついた感はありません
シャツは早くも全型納品
そして
パンツも着々と揃って来ているのですが
まだ着用を撮っていないのでご紹介をしておりません
お盆期間中
お家でゆっくりされる途中にでもぜひ覗いて下さい
よく冷えた店内で
いろいろお試しいただければと思います

衣替え

秋冬への衣替えを決行
それにあわせて新しい家具を店に配置しました
細々したものを色々増やして
ごちゃごちゃした空間にはしたくないので
寛げる空間と雰囲気になるようにと
東の窓側を大きく変えました
これからお盆休みに入ると
帰省でご来店いただく皆様も含めて
ご来店が多くなって参ります
暑い中お越しいただきますので
店の状態にも気を使って
しっかりお待ち申し上げます

cassowary模様替え完了

2013AWのスタートを切ったし

雰囲気をがらりと変えた

コンクリート打ちっぱなしの無機質な空間だから

置く家具で表情が簡単に変えられる

最初から壁や床に“縛り”があるとこうはいかない

だからこのテナントを選んだ

北山が開店休業状態だし

少し什器を移動して

柔らかい雰囲気になったと思うが

いかがでしょう


お盆を迎え

この店舗も6周年を迎える

最近忙しく

昔のようにライブを企画したり出来ていない

でもずっといろいろな人達に通ってもらっている感謝をしなくちゃいけない

そう思っている

ささやかではあるけれど

6周年当日8月12日から18日の一週間

わたくしの大好きなサッポロ黒ラベルなど用意してお出迎えさせてもらおうと

そう思っている

起業から8年経ち

3年目に勝負に出たこの直営店

一年保たない

すぐ潰れるとさんざん言われながらも

6年やって来れた

これからもっと良い店にして行きたい

楽しい時間と空間にして行きたい

そのために

まず

しっかりと洋服を創りたい

よろしくどうぞ


プリズンサンクタム

今日も秋冬の納品があった

北山ショールームスペースはまるで引越の準備でもしている様な状況

酷いものだ

今日の納品でひとまずパッキンものは一段落

出荷し終わったものから整理して行く

お盆も夏休みも関係無い

罪人の如くこの牢獄で同じ様な日々を過ごす


今回の秋冬

どうやら世の中全体が始動が早い様だ

一般的にはSALEの追い込み時期なんだろうけど

cassowaryも卸先さんも既に秋冬の作品の方が動いている

36℃の湿気地獄で秋冬をご購入頂ける事

非常に嬉しい
その秋冬の新作から

わたくしが今季最初に購入を決めた作品をば


化繊のみのストレッチサージ

これが不思議な質感で

見た目はウールの品の良さを持っているのに

触ってみるとなんと言うか

スポーツウエアの様な

スポンジの様な肌触り

よって

着用感はノンストレス


仕様では

クルミボタン正解

ボタンをそうした以外に何も大きな作業はしていないのだが

何とも見栄えの立つ作品になったと感じている

これに今日上がって来たツイードのパンツを合わせたいと考えている

今から事務所の奥深くでこっそりサイズをチェック

もし穿けなければ

早急にテニスコートを予約する



8/7

どうやら
今週が暑さのピークのようで
お盆休みまでの1週間
踏ん張り時です
街行く人が半袖の中
cassowaryでは2013AWコレクションが
大好評
秋の訪れが待ち遠しい日々を
過ごしております。
旧暦の七夕に行われる
京の七夕
わたしも
京都に引っ越して来る前に1度
参加した事があるのですが
堀川を流れる水に浮かび上がった
友禅流しがとても美しかったのを
覚えています。
今年で4回目になる今回は
堀川と鴨川の2会場で開催されるらしく
開催期間も
来週の12日月曜日までと
長めとなっているので
ぜひこの週末京都にお越しの際は
竹と光を用いた美しい演出と
様々なイベントで暑い夏の古都を
楽しんでみてはいかがでしょうか
もちろん
秋が恋しい
cassowaryへも
どうぞお越し下さいませ
自慢の新作達と共に
お待ち致しております。

リトルボーイ

ここ数年広島に縁が深まり何度も原爆ドームを見た

あの日炸裂した真下に連れて行ってもらい

空を指して

『ちょうどあの辺りで炸裂したんだよ』

そう教えられた

見上げた空は快晴で

その下には朽ち掛けのあの建物が

あの日のまま残されていた


確か

リトルボーイ投下の第一候補は京都だったと歴史の授業で習った

人口と盆地という地理的な要素が原爆の効果を計るのに最適だったからだと

一部の将校は7月まで京都に落とす事を強く求めたが

結局は文化財の多い京都を破壊する事は

敗戦後の統治活動で日本人の反感を買うから避けられたと

そして最終の候補として上がったのが

新潟

小倉

長崎

広島

アメリカ人

勘違いするな

何処に落としたって差などない


原爆が落とされた事実は

あの日

広島に居た人々とその子孫にとって

今もなおあの日のまま残っている

縁あって酒を飲む仲になった広島縁の友人達の日常にも

必ず1945年8月6日が消えずに残っている

残酷

無数の命を奪い

助かった命の未来をねじ曲げた殺戮兵器につけられた名前

”リトルボーイ”

虫酸が走る


理由なんて興味もない

誰の責任かなんて話してもしょうがない

どんなに深刻に考えても僕も両親も爺ちゃんも婆ちゃんも被爆していない

そんな人間達に当事者の理解は出来ない

でも

起きた事をちゃんと知っておくべきだと思う

あの日の事を教えてくれる人の話

ドキュメンタリー

書物

絵画

写真

目をそらさず

耳を塞がず

居ようと思う