9月と10月に怒りを吐き出すように暴れた賀茂川
遊歩道まで水は溢れて
どこか異国の大河のようになっていたが
悪い事ばかりではなかった
川底にあった様々な人間の廃棄物が流され
水は澄み渡り
小さい頃遊んだ飛騨の清流のようになった
温暖化
異常気象
人間が地球を壊しにかかっているかの様な言い様だけど
どうも僕には地球がそんな矮小な存在に左右される気がしない
この一連の災害は
単なる地球の自然治癒の様な気がする
のんきな事を言うなと怒る人も居るだろうけど
ecoと冠した行動や言動に
一度も納得した事が無いから
ecoなどまったく意識しないが
最近ろうそくの光を見ながら時間を過ごす事が増えている
穏やかな気分になる
余分な情報が遮断され
必要な物の1/3しか見えなくなる
ところが
しばらくすると
必要だと思っていたのは気のせいだったじゃないかと感じ始める
大事な物だけ見ていれば
案外
他の物を壊したりせずにすむんじゃないか
あれもこれも
どれもそれも
なんでも自分の思い通りにしようとして
何一つ思い通りにいかなかった事に気が付いた
展示会でばたばたとしている間に
神様が帰って来た
11月は別名“神帰月”
留守にしていた“神無月”はずいぶん荒れましたぞ
神様
11月はちゃんとご公務に精を出して頂きたい
頼んだ願いの一つや二つ
宜しくお願い申し上げる