12/20

800年に一度きり

今月は珍しい事が起きているようです
そう聞くと何やらたいそうな出来事かと思いきや
実際の所は
土曜日曜月曜が月に5回やってくる

これが800年に1度しか起きない珍しい事なんだそうです

最後の土日が年末のお休み時期と重なっているので

土日が増えた実感は湧きづらい。。

せっかく珍しい事が起きたのに

それが少し残念に感じています

“良いお年を”
お客様にそうお伝えする事が増えてきました

ご来店いただく皆様から聞く所ですが

仕事納めは28日が多いそうです

仕事納めと言えば

今年の最終営業日まだ決めかねています

年始の方は例年通り
1月2日から開ける事に決めました

こちらへ帰省されている皆様に毎年ご来店いただけるので

来年もお神酒でもご用意しながら

ゆるりと営業スタートしようと思います

思い起こすは去年
いつもは営業していなかった

年末最後の3日間も営業しました

すると29日から31日の間

帰省途中の顧客様にご来店をいただけて

見事に歴代最高月売上を更新
ただ夢の大台へは
残念ながら少し届かなかった記憶よみがえります
今年も今の所は調子良く
このまま日々の売上で去年を追い越し続ける事が出来れば
今年こそ
夢の大台へ到達できるかもしれません
今は後輩も出来たので
2人でしっかり頑張って行きます

そして年末年始の営業日に関しましては

また改めてブログにてご報告させていただきます

それでは今日は休み明けのわたくしが

しっかり店番努めさせていただきます

夕暮れの場所がずいぶん南になってきた
事務所からだと建物が邪魔でよく見えない
夕暮れ好きには少しさみしい季節
最近
友人の誕生日が続き
楽しい宴に呼んでもらい続けている中
遂に自分の番が来た
今日で38歳になる
ほとんどの野球選手が引退している歳だ
最初に自分が歳をとったという感覚を得たのは
甲子園に出る子達が年下になった時だ
そして30歳になった時
数字的に歳を重ねた事を自覚し
最近はベテラン選手と言われる人々が弟より若くなってしまった
突き進む年齢のわりに成長しない精神
自分の親を見るといつも反省する
これから更に社会の中核の年代になると言うのに
未だにどうでもいい事に毎日本気で腹を立てている
しっかりしなくちゃいけない
夜中から沢山のメッセージをもらっている
一人一人にちゃんと返事をしようと思う
みんなが言ってくれる様に
38歳を素晴らしい1年にしようと思う

アインシュタインが大嫌いだった量子力学
真っ向から喧嘩を売ったのが天敵ニールス・ボーア
アインシュタインは量子力学の曖昧さを認めず
ボーアはアインシュタインに神の仕業に指図をするなと怒鳴りつける
後に大学院生だったジョン・ベルが
量子力学が正しい理論である事を示す数式を発見し
アラン・アスペの実験によって証明される
最近
僕もこの量子力学にくびったけ
今日のナショナルジオグラフィックチャンネルもすごかった
テレポーテーションのお話
カナリア諸島である科学者が光の粒子
光子をテレポートさせる実験に成功した
既に彼は数百種類の粒子のテレポートに成功している
ただしその粒子自体を移動させるのではなく
粒子の情報を移動させ再構築するというもの
量子は対になるもの同士が遠隔作用を持っている
どんなに離れた場所にあっても
伝達手段無しに片方に起きた作用を影響させる事が出来る
たとえばパリとニューヨークに転送ポッド置く
パリのポッドを粒子で満たす
そしてその遂になる粒子をニューヨークのポッドに満たす
パリのポッドの粒子に転送したいA氏の情報を合体させる
すると遠隔作用でニューヨークのポッドの粒子が
その情報から瞬時に再構築しA氏を創り出す
これによりパリのポッドには電子や中性子がバラバラと床に落ち元のA氏は崩壊する
しかし構成する粒子にはオリジナルのデータが転送されるため
新しくニューヨークに現れたA氏はオリジナルと言える
世の中で無責任にはなされるUFOや幽霊の話
今や科学の方がそれを遥かに凌駕する神秘に満ちていて
もの凄く面白い
将来息子に何になってほしい
なんて話をよく父親仲間とする
もちろん
『マンチェスターユナイテッド』や『ボストンレッドソックス』
への入団なんてロマンを語りもするが
最近の僕はなんとか量子力学の開拓者になってくれないかと
そう思っている
洋服のデザイナーとミュージシャンには絶対なってほしくない
そうも思っている

12/19

17日の月曜日、
自宅から自転車で10分の
嵐山に花灯路を見に行ってきました。
最終日とゆうこともあって見渡す限りの人集りでしたが、
ライトアップがすごく奇麗で
とっても素敵な時間を過ごせました。
そんな良い1日を過ごした翌日、
悲劇はおきてしまったのです。。。
18日の火曜日、
最近発覚した6本の虫歯を治療しに
愛車のマイチャリでいつもの歯医者さんへ。
その帰り道
ふとした瞬間にバランスを崩してしまい、
調子に乗って高くしたサドルのおかげで
足が地面に届かずに転倒!
見事に顔面着地!
前歯が折れたんちゃうか?と思うぐらい痛かったのですぐさま確認しましたが、
セーーーフ。
無事2本とも健在してました。
そんなわたしに大学生ぐらいの男の子が優しく声をかけてくれました。
「大丈夫です。」
と振り向いた瞬間、
男の子がカバンをなにやらごそごそ。
口元を押さえた手を見てみると、
凄まじい流血で手が真っ赤になっていました(涙)
生憎男の子もティッシュを持っていなかったみたいで
ふたたび、「大丈夫です。」
と言ってトボトボと愛車をひきながら歩きはじめました。
とにかく口元付近がジンジン痛いし、
左足の小僧も負傷。。
途中で休憩していたら
「大丈夫ですか?」と背後から声がして、
 振り返ると先程の男の子が小さなコンビニのレジ袋を持って再登場!
わざわざ買って戻って来てくれたんです!
そのレジ袋のなかにはティッシュとお水、
そして
負傷したわたしの口元を隠す為のマスク。
優しい行動力と心遣いに号泣してしまいました。。(涙)(涙)
あの男の子の顔は一生忘れません。
そんなこんなで
鼻の下にでかい擦り傷と
いつもより上唇が1.5倍で
今日も元気に出勤しております。
そして
不吉なわたしとは裏腹に
店頭では着々と洋服が消え、完売サイズが出ております。
わたしが密かに狙っている
男前トレンチも消えてしまうのか、、、
今日も横目で確認しながら過ごす1日です。

12/18

五条大橋からの景色が好きで
朝が暖かい頃は良く歩いて行ってました
ただ最近はご無沙汰です
これは8月に撮った写真
まだ緑が多く
ぴーちくぱーちくと鳥の鳴き声も聞こえてました
12月となると
今や橋からの眺めも寂しい雰囲気があります
加えてこの寒さ
じっとして景色を眺めている事が
もう耐えられなくなりました
京都の冬は辛い
盆地特有の朝晩の気温差
そこへ山からの冷たい風でも吹き始めたら
寒さを受け入れきれなくて
歩く事すらやめてしまいたくなります
今は観光客も少なく
見るのは修学旅行生くらいです
でももう少ししたら
cassowaryへは帰省の顧客様がいらっしゃる時期です
久しぶりにお会い出来る方が多いので
楽しみにしています
お時間に余裕がございましたら
帰省ついでにぜひ
お立ち寄り下さい

賀茂街道は落ち葉吹雪
トラックやバスの往来に茶色い乾いた落ち葉が舞い上がる
ここ数日温かいが
そのうち本当の吹雪が吹き荒れる
北山の事務所で開催中の歴代サンプルの販売
上代より少しお安くしているのも手伝って
着々とハンガーラックからサンプルが剥がされていく
cassowaryで完売した品番
なぜかオーダーがつかず生産に至らなかった品番
結果的にかなりのバリエーションを展示できている
ずらりと並んだいろいろな年代の作品
懐かしい品番に作業の手は何度も止まった
それぞれの品番にまつわる苦労を思い出す
特に苦労した品番は出来る事なら自分で着たいのだが
悲しい事実があって着る事が出来ない
サンプルとは言え
しっかりと人が着るものとして仕上っているのだから
役目を果たしたのなら誰かに着てもらえる方がいい
そう思ってすべて手放す事にした
元々コレクション性質を持たないので
一切未練はないのだが
洋服のデザイナーとしては一般的ではないと思う
昔から知り合うデザイナーはほとんど古着から自分のデザインした服まで
10坪くらいの倉庫に大量にしまい込んでいた
僕にその部屋すらない
新しいデザインをどんどん創るのは好きだ
でも創ったものは自分が着ないのなら必要はない
そう思ってしまう
来年の秋冬は出来る限り新しいデザインをリリースしようと考えている
だから過去のサンプルは必要ない
そうする事で過去への依存を断ち切る事も出来る
『ここをこうして生地を替えて』
そう言う方法で前回より良くなる事も多々有る
でもそれは今年までにやり終えた
そうなりゃ次はまた冒険に出るしかない
勇気をだして久しぶりに大きく一歩踏み出してみる
と言う訳で
ちょっと製作を急がなくちゃいけない
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