追いメルフ

入荷して一週間
毎日売れ続けて
この連休で早くも完売となっておりましたMR4111
工場様に休日返上でご協力いただき
本日追加納品が届きます
お待ちいただいていた女性用の品番も加わります

さらに
リクエストが多かったプルオーバーパーカも仕上がってまいりました

遅くなりましたが
11月はmerph新作の入荷ラッシュとなります
ご期待ください

LIVE cassowary file:9

こちらのイベントは
おかげさまでチケット完売となりました
ご参加いただく皆様、誠にありがとうございます

前日の金沢公演『トネリコトライアド chord:3』はまだお席ご用意できます
ご都合が合えば、是非、ご来場ください

トネリコトライアド chord:3

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六月のcassowary 10周年記念LIVE第一弾
 “LIVE cassowary file:8″から半年
約束どおり”第二弾”を12月9日に開催いたします

出演者は前回のライブで前座を務めてくれた

『浜端ヨウヘイ』

六月のLIVEで披露してくれた新曲
『ただそれだけの歌』
ジョンレノンの”イマジン”の対義語の様なこの歌が
会場の多くの方の心を鷲掴みにしました
その後のみなさんからのライブ開催のリクエストに
ようやく応えることができます

192cmの大きな体から生まれる
優しくも力強く美しい歌声で
きっとこれから体に負けないくらい
日本の音楽界でその存在を成長させていくことだと思います

そんな素晴らしいアーティストが
我々cassowaryの小さなわがまま音楽会に
ツアー終了したてなのにもかかわらず
うまい飯につられて駆けつけてくれることになりました

この機会にぜひ皆様にも浜端ヨウヘイの音楽を
一緒に楽しんでいただけたらと思います

そして
当然のことながら事務所の後輩が
merph主催の音楽会に出るとなれば
この先輩が黙っていません

前乗りの女王こと
『あらきゆうこ』 
彼女もコーネリアスのツアーで大忙しなのに
安定の前乗りで参加してくれます
今回はカフォンを中心にサポートしてくれます

もう一人
もうこの男も我々のイベントのレギュラーと言っていいでしょう

この夏NEW ALBUM『DRAWINGS』をリリースしたインストゥルメンタルバンド
『nabowa』のヴァイオリニスト『山本啓』 
最近では趣味が高じて麻婆豆腐のプロフェッショナルとなり
そちらでもイベントに引く手数多ではありますが
今回はもちろん本職ヴァイオリンの貴公子としての参加であります

いつもながら
たかが洋服屋の音楽会に
素晴らしいアーティストの皆様にご出演いただき
誠に恐縮ですあります

それでは
以下イベント詳細を記載いたしますので
ご確認の上
ぜひご来場ください
今回の会場はcassowaryです

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LIVE cassowary file:9
『浜端ヨウヘイ アコースティックライブ』
日程:12月9日(土曜日)
時間:18:00open 19:00start
会場:cassowary
   〒604-8117 京都府京都市中京区堀之上町118シスビジュー堺町六角1F

料金:前売り¥4,000(w/1food&1drink)
   当日券¥4,500(w/1food&1drink)
   *定員を超えた場合、当日券は販売致しません。
主催:有限会社Sanctum

6月のLIVE cassowary file:8で前座を務めてくれた浜端ヨウヘイくんのライブを

チケット購入方法

件名に『LIVE cassowary file:9』とご記入いただいた上
下記必要事項をメールにてご連絡ください

info@sanctum.co.jp

①ご氏名(フルネーム)*複数の場合は全員のフルネームをお願いします

②携帯電話番号 *複数の場合は代表者の電話番号をお願いします

③チケット購入方法 A〜Cいずれをご希望かをお選び下さい

A:店頭にてご購入(ライブ前日までの事前購入が条件です)

B:お振込にてご購入(お振込手数料はお客様負担となります)

C:カード決済(paypal経由のメール請求にてカード決済  決済手数料150円/枚)

上記ご記載の上、送信して頂いたメールにそれぞれの決済方法の返信いたします

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ

今年私が一番興味を惹かれた映画『ゴッホ 最後の手紙』が
いよいよ明日11月3日に公開となります。

主役である天才画家のゴッホには謎が多く、
この世を去ったのも一般的には銃による「自殺」とされていますが、
自殺では説明がつかないことが多いことも知られています。
物語は、謎に包まれたゴッホの死の真相に迫るというサスペンス映画なのですが、
更に興味深いのが、
全編が動く油絵で構成されたアニメーション映画だという点です。

油絵が動く

しかも、ゴッホの様々な名画が現在に蘇って動き出す

いったいどのようにすれば動くはずのない絵画が動くのでしょうか。
製作はゴッホの絵を再現し動きを与える為に、
まずは俳優による実写撮影が行われ、
その映像を世界各国からオーディションで選ばれた125名の画家の手によって
油絵へと描き変えられ、
それらを最終的にアニメーションとして仕上げるという
簡単に言ってしまえば芸術と映像技術の融合なのですが、
気の遠くなるような作業があったことが想像できます。

新しい試みがなされる時、賛否両論あるのが世の常ですが、
ゴッホ自身の目に映った世界をほんの一欠片でも現代で体感できるかと思うと
楽しみで仕方ありません。

「我々は自分たちの絵に語らせることしかできないのだ」
これは、ゴッホが残した言葉です。

merphの洋服も一人のデザイナーの頭の中から、
多くの人の手と技術から1つの作品が出来上がっています。
そして、
誰かに身に纏われたときにmerphの洋服達は語り出すと私は感じています。

 

落葉外套

今年の京都の紅葉は例年より早いようです
私の出勤路の岡崎公園あたりや
自宅の背後の大文字山は
すでにかなり赤く染まっています

鹿ヶ谷通でお商売をされている方々の
朝の落ち葉掃除も忙しくなっていきます

そんな落ち葉の折り重なる色になぞらえてつけたカラー品番
“dry leaf”を冠したこのネガウールツイルのバルマカーン
実はanimaでもすでに出来上がっています
ちょっとバタバタとしていて
ちゃんと紹介していませんでした
遅ればせながら

紳士用のMR1120とは全く別物です
デザインもディテールも完全に違う仕上がりです
着丈バランスも少し短く
襟の大きさもコンパクト
ただ
裏地はこちらもオレンジのマイクロフリースを使用しています
防寒度は今年のトップランカーです

コートも続々と揃い
cassowaryに差し込む光と影も長くなってきました
もうすぐ秋も終わります
一年の早さは
何年生きても慣れませんね

シャツとシャンパーニュ

幾度となく書いてきましたが
春が苦手です
単純に季節としても苦手ではありますが
大体の私と同じ職業の人間は春という季節を嫌います

無論
merph的理由は察していただく通りです
年中コートを作っていたい男にとって
手数を増やすことができない春夏のデザインは試練でしかありません
しかし
美しい四季がある日本で洋服を作る以上
このわがままは通りません

苦手といえば
シャンパーニュも僕の歴史に縁のない酒です
汚い話で申し訳ないのですが
ビール党の私にとってシャンパーニュの味は
ビールをしこたま飲んだ後に白ワインを飲んで飛び出したげっぷの味…
その上やたらと酔っ払う…
お祝いでいただくことも多いこの悪魔の酒が嫌いでした
しかし
たった一本のシャンパーニュとの出会いが考え方を変えてくれました

『ルアレ デボルド』
僕が苦手とする下の奥でグッとたまるアルコール感を感じない
実に爽やかなシャンパーニュ
出来を語るのは嫌いです
ただ
単純にうまいと思ったんです

ドンペリやモエシャンドン、ヴーヴクリコくらいしか飲まずに
自分には合わない酒だと決めるのは早すぎました
シャンパーニュと言えどこの世にはたくさんの作り手がいるわけで
それを一括りにしてしまうなど
小さな会社で洋服を作っていて
自分がされてら一番嫌なくせに…
全くもって恥ずかしい考えでした

いい大人です
不惑ともいう区切りもとうに超えました
でも思うんです
今の世の中
40歳で達観できるほど物も情報も少なくないんです
だからジジイになっても迷えばいいんじゃないかと

さあ
そう言ってしまった以上は
シャツももっと色々やるしかありません
そうすれば苦手な春が楽しくなるかも

14年やっても
まだまだ未熟なデザイナーです
毎日絵を描いて酒飲んで
シャツのアイデアに『ルアレ デボルド』を探し続けます

 

Mr. merph photographer

 

異例の2週連続の台風の影響で、

本日も生憎の雨になりました

そんな淀んだ空気を

吹き飛ばしてくれたのは、

新作入荷“MR4111”でした 

さて

写真といえば僕、

Mr. merph photographerの出番です 

さっそく撮影しました

ご堪能ください

 

下山