長年探し続けていた物が
ついにこの場所に届きました
ずらりと並ぶギター
そしてすみに佇むバーカウンター
あげくは
アップライトピアノまだがこの部屋に装備されたわけです
日本中
世界中から
たくさんの人がやってくるcassowary
プラハのホームに置かれてるピアノのように
ここを訪れてた人たちに弾いてほしいと思っています
長年弾いている方も
習い始めたばかりのお子さんも
ちょっと扉を閉めて
楽しみましょう
長年探し続けていた物が
ついにこの場所に届きました
ずらりと並ぶギター
そしてすみに佇むバーカウンター
あげくは
アップライトピアノまだがこの部屋に装備されたわけです
日本中
世界中から
たくさんの人がやってくるcassowary
プラハのホームに置かれてるピアノのように
ここを訪れてた人たちに弾いてほしいと思っています
長年弾いている方も
習い始めたばかりのお子さんも
ちょっと扉を閉めて
楽しみましょう
一年で最も寒いのは二月でしょう
しかし洋服を提供する店が
その時期にまだ冬の服を売っているわけにはいきません
当然2ヶ月先のお召し物を皆様にご提供するわけです
冬の京都の街角をcardinal redでお騒がせいたしました当店
次はこのオレンジで行き交う人々に指を刺されようと思います
防水撥水透湿素材を使用しております
立派な生地の名前がございますが
そこは皆さんも興味がないと思いますので割愛
蒼いバルマカーンとは異なり
裏地をつけております
スポーツメッシュですので
表生地の高機能を邪魔しません
さあ
堺町通側のショーウインドウは
さながら中日vs巨人の三連線のようです
蒼いコート3枚にオレンジのコートが3枚
さあどちらが先に勝ち名乗りをあげるでしょう
世の中の存在している需要に対して物を作るという意味ではなく
私が作ったもの選んだものの中で
また作って欲しい
また仕入れて欲しい
という要望には答えるべきだと考えます
諸事情あり
全てをいつでもというわけにはいきませんが
できる限り
この小さな箱庭に揃えて
皆様に提供できれば
そう思います
昨年の春
メンズしか制作せず
大変多くの女性客から心地よいお叱りを受けたため
今年
約束の淑女用を仕上げました
生産数も紳士用を上回る30着
紳士用に先駆け第一便の7着が店頭に到着しました
紳士用も近く納品予定です
昨年のグログランに対し
今年は少しぬめりけのあるポリエステルのオックスフォード
青も若干明るくなっております
カラー品番はRDB
もう説明はいらないでしょう
裏のパイピングは頑なにわさび色
美しく張り巡らされた黄緑のラインは
我ながら惚れ惚れいたします
雪がちらつく日本列島
それでも春物を買ってくれるみなさま
あなた方のおかげで好き放題服が作れます
感謝
履きまくれる白いパンツを作れ
多くの友人やお客さんから毎年のように突きつけられる難題
わたくしの解答はこちらです
度詰の裏毛に厚手ながら柔らかいきなりのデニムをパッチ
見た目もスウェットパンツの印象を消し去る上に
細いシェイプをキープしながら膝が出るのも防いでくれます
今後投入される春のmerphのetcに合わせるために作りました
というより
この色
コーディネートしやすい八方美人
持っていて損はさせません
春のコーディネートのベースに
お待ちしてます
本日より弊社有限会社Sanctumは第15期へと突入いたします
明日は創立記念日
例年通り14周年の晴れの日は
お休みをいただきます
新年度の抱負はもちろん引き続き
『何もしない』
であります
これまで思いつけば『店を出そう』『新しいレーベルを起こそう』
などと男の浪漫を自由気ままに発動してまいりましたが
今年はここcassowaryで一体どれだけの服が売れるのか
本気で試してみます
本年度も有限会社Sanctum並びにmerphをよろしくお願いいたします
春の先上げが届き
いよいよ秋冬シーズンの大詰めになってまいりました
過去にない記録づくめの素晴らしいシーズンでしたが
その真ん中にいたのはまさしくこの赤い生地でした
そんな主役も残るはフードの紳士用サイズ3が1着のみ
紳士淑女合わせて55着の真紅の外套が日本全国のみならず
海外にも旅立って行きました
この結果はmerphの迷いを消し去りました
長年洋服業界に住み続けて
ずっと刷り込まれていた定説がすべて嘘っぱちだとわかってしまったので
もっと思い切った選択を今後は迷わずして行きます
店頭に届いた新作の先上げは
見事のなまでに思い通りの仕上がりです
春の店頭を任せる新型3型で
この秋冬シーズンに良い結果を残した作品が仕上がった時に感じた
ぐわっとくる高揚感を同じく感じました
きっと皆さんにも気に入っていただけると思います
二月の初旬にはお披露目できるでしょうか
抜かりなく粛々と生産を推し進めます
ここ数年
ずっと寒い冬が続いた気がします
暖冬温暖化と言う割に
しっかり雪が積もり
マフラーを11月から巻いていました
今年はまだマフラーを巻いていません。
まさに暖冬でしょう
それなのにとんでもない数のコートが売れました
ずっとわかっていましたが
冬が寒いか暖かいかじゃなく
要は
かっこいいコートができたかできなかったか
そこが問題なのです
そんな今年もようやく冬本番と言わなきゃいけなくなってきました
そこで年末にも書きましたが
cassowaryの営業時間を暖かくなるまで
19:00までとさせていただこうと思います
お仕事がえりにお立ち寄りいただく皆様には
ちょっとご不便おかけしますが
ご理解いただけると助かります
もしどうしてもこの日の19時以降でしかと言う場合は
事前にご連絡ください
飲み会がない限りおつきあいいたします
10月の上旬
まず最初に届いたのこの淑女用のバルマカーンでした
まだこの時はこの赤いコートがこれから巻き起こす
大爆発を想像もしませんでした
最初に購入してくれたのは
大学の同級生の奥様
実物が上がる前から生地を見て絶対に買うと決めてくれていました
分納で2、3枚ずつ届く赤いコートを
店頭の淑女用トルソーに着用させ
清水の舞台から
一度天高くジャンプしてから
飛び降りる覚悟でオーダーした6反分の赤いコートが
順調に全て売れてくれることを祈ってさえいました
しかし
期待と不安はやがて後悔へと変わります
この赤いコートを見た女性が次々と店に飛び込んできて
一週間半で全て売れてしまいます
焦りました
それと同時に
生産数を決断した時の肝の小ささを後悔します
次に届くフード型を紹介しお待ちいただくも
入荷数に対して数日で3倍のご希望者がエントリー
結局フード型も10日ほどで完売してしまいました
そこに出遅れて届いた紳士用
さすがにこちらはゆっくりと
しかし確実にその数を減らしていきます
ずっと堺町側のガラス面にフードとバルマカーンを3サイズ全て並べ
行き交う人の視線を奪ってきました
やがてサイズ完売が始まり
それでも同じサイズを3枚並べて赤い壁を保ってきました
しかし
本日ついに
その三枚ずつの壁の一角があいてしまいました
今回この赤いメルトンで製作したコートの枚数は
紳士淑女2型ずつで56着
それをネットショップも使わず当店だけで販売し
ついに後5着まできました
卸をやっていたなら展示会でこう言われたでしょう
『こういうの作りたいのはわかるけど実際売れるのはもっとベーシックな。。』
いつも思っていました
洋服を売る人間たちのほとんどが
お客さんをなめています
私はここで長年お客さんと接してきて感じました
バイヤーやPRより
お客さんの方がずっと面白い服を求めていると
私も卸に頼ってつまらないバイヤーやPRのいいなりになっていたら
もう今頃洋服なんか作っていないでしょう
でも
私にはこの店があり
口だけのバイヤーやPRと違い
真剣に洋服と向かい合ってくれるお客さんがいます
そのおかげで
こんな赤いコートを作るのにもうビビらなくなりました
2019年
始まったばかりですが
すでに2019年の11月と12月の納品まで頭はフル回転です
洋服業界の悪しき習慣から解放されて
merphはこれからレッドブルを点滴し続けてるように翼を授かって羽ばたきます
merphという言葉は『形をなす』という意味を持ちます
恥ずかしながら
私は洋服の歴史や伝統にあまり興味がありません
コレクションも見たことがないし
何をしているのかよくわかりません
私のしている作業は
一般的に理解できる洋服の種類の中で
自分の作りたい形を描き
それを技術者とともにmerphという洋服に仕上げているだけです
一番大事な作業は紙に絵を描くことです
ロゴマークやシンボルマークでしか区別できない服ではなく
merphの服だと一目でわかる服を作りたいと思っています
しかしそうなると
シャツやカットソー、パンツでの主張はかなり難しいんです
そこがこれから私が挑まなきゃいけない大きな領域です
とはいえ
ひとまずはこの得意のコートというナワバリで
思う存分制作をやり切って見ます
まだ見ぬmerphを私自身も楽しみにしています