休業のお知らせ

4月6日(土曜日)
誠に勝手ながらcassowaryは休業させていただきます
4月7日は通常通り12:00にオープンいたします

また4月14日(日曜日)も今のところ休業を予定しております

人手不足でご来店の多い週末にも店を閉めることが多く
ご迷惑おかけしております
申し訳ございません

cassowary

守り神

昨年の11月から我が社を見守っていただいている美保神社のお札
諸事情あり営業を一週間ほど休んだ2月を除き
11月、12月、1月、3月と
ずっと過去の月間最高売上記録を更新し続けております
かつてこれほどまでに私を見捨てない神がいたでしょうか
あらゆる商売繁盛の神々に見放され
貧乏神が取り付いていたこの店に
曜日関係なく活気にあふれた日々をもたらしてくれたのは
美保神社さまだけであります
お礼参りに参らねばなりません

信じ深い方ではございません
しかし
何かあの神社には縁を感じます
大きな休みは取れませんが
今年のゴールデンウイーク戦線を乗り越えて
秋冬の職出しが始まる前に
妖怪の聖地境港経由で我らが守り神に会いに行きたいと
そう思っております

御食事処乃 福松 北大路

私の盟友
野洲が生んだ技巧派
近松真樹
私がのび太風ジャイアンなら
彼はジャイアン風のび太だ

私の人生の京都ステージで
根深く関わるこの男の二つ目の福松が
先日、北大路橋の東詰にオープンした
京都市左京区下鴨上川原町35近松ビル1F
オープン当日は一つ目の福松がオープンしたあの日と同じく
割烹着姿のおかみさん(嫁)と金沢からの助っ人という面子
メンバーは変わらないが8年の時の経過と
それぞれが家族を背負った面立ちへの変化
衣棚の一つ目の福松より明るく家庭的な雰囲気の店と合間って
粋な演出に仕上がっていた

あえて二号店とは呼ばず
どちらかというと
一号店が移動し一号店が二号店として新たにスタートを切るという感じ
技巧派近松真樹ならではの仕業である

というわけで
一つ目の福松は二番板の海老蔵がしっかりとこれまでの歴史を踏まえつつ
任されたからにはやはり己の色を出しながら守っていくとのこと
こちらも引き続きご贔屓に

桜が咲き始めた京都の街
北大路通りという
京都以外の人々にはあまり馴染みのないエリア
しかし
長年京都に巣喰う我々にとっては
日常的に通う名店が点在する群雄割拠の穴場
そこに乗り込む野洲のファンタジスタ
新しい北の雄となれるか

 

 

御食事処乃 福松 北大路
〒606−0812 京都府京都市左京区下鴨上川原町35近松ビル1F
電話:075−748−1586
営業時間:17:00〜22:30(最終注文)
定休日:不定
*ご来店の際はご予約を

 

禁断の一手

どうしても
自分で納得のいくスカートをデザインできなかったんです
なんどもなんども
白い紙に描いては握りつぶしても
何もつかめないままいた4年前
突如目の前にやってきた私が作りたかったその向こう側のデザイン
もうこれには勝てない
というより
長年の苦悩からの解放をもたらせてくれた救世主
weiの名作スカート
その名作に6年前にmerphで製作したuncamouflageを昇華転写プリントして
まさに『乗っかり』ました

そうです
デザイナーとして『ズル』だと承知していますが
しかし
確実にこの図案であのスカートを作れば
素晴らしい作品ができるという確信が
やらずにはいられない疼きが抑えられず
weiの中神先生に打診したところ
ご快諾をいただき
本日
そのプリント見本が手元に届いた次第です

まだ製品になる前の
ただのプリント見本の段階でこの期待をさせてくれる佇まい
breakthrough品番だけが醸し出す胸騒ぎ
きっと
間違いなく
即完売の未来がやってくるでしょう

納期はまだ確定しませんが
見通しがつき次第またお知らせします

anm1077

anm1077 for women

生地はMR1135と同じく葛城クールマックス
吸湿速乾素材です
快適性を邪魔しないようこちらも裏地はPEメッシュを使用しました

梅雨時のジメジメした気候でもこの速乾素材は
乾くスピードが早く雑菌の増殖を防いでくるれはずです
ご自宅で気兼ねなく水洗いしていただけます

カラーバリエーションは2色
冒頭のマットなネイビーとこちらのストーングレー
写真のように生地の張り強く
しっかりと我がアイコンのUネックフードを主張します

思い描いた通りの丈と広がりのバランスに仕上がりました
平たくならない程度にフレアシェイプ
すそ幅の設定が完璧にはまりました

online store

anm1077_stone “trinity” ¥45,360(inc TAX)

anm1077_navy “trinity” ¥45,360(inc TAX)

春万端

オーガスタがまた新しい芽を出しました
春です

昨夜の匂いは初夏の匂いでした
最近鹿ケ谷を離れ
上賀茂神社の西へ
山や川の独特の香りが立ち込める良い環境に転居しました

この辺りは学生時代を過ごした思い出の場所で
新居の裏には当時よく出前をとった大衆中華があり
内覧の際すかさず暖簾をくぐりました

一時間皿を洗えば定食がタダになる王将や
冷やし中華が有名な中華屋
友人の住んでいたマンション
思い出す自由しかない毎日
あれから20年以上の波乱万丈の時を超えて戻ってまいりました
あの頃には予想もしなかった洋服のデザイナーになって

今年の春は昨年の三倍の羽織ものを仕込みました
その全てが納品完了
四月からはシャツが登場します
さあ新しいシーズンいよいよ本番でしょう
花粉に負けずに扉を開きます