京都に居を移してもう20年を超えた
地元の名古屋よりも長く住むこの街
当然馴染みの店も増えた
京都は飲食店群雄割拠
生き残るのは大変だ
でもそんな中で
私の友人の店はしっかりと街角に根を生やして
うまいものを食わせてくれる
昨夜のお供はいつものヴァイオリニスト
カウンターにはレギュラーメンバー
肴はふっくらと揚がった肉厚のアジフライに
ピクルスと卵のソースがたっぷりかかった一品
深刻に語り
痛快に笑い
ビールを存分に腑に染み込ませた
京都に居を移してもう20年を超えた
地元の名古屋よりも長く住むこの街
当然馴染みの店も増えた
京都は飲食店群雄割拠
生き残るのは大変だ
でもそんな中で
私の友人の店はしっかりと街角に根を生やして
うまいものを食わせてくれる
昨夜のお供はいつものヴァイオリニスト
カウンターにはレギュラーメンバー
肴はふっくらと揚がった肉厚のアジフライに
ピクルスと卵のソースがたっぷりかかった一品
深刻に語り
痛快に笑い
ビールを存分に腑に染み込ませた
自分の洋服を褒めらえてもむず痒いが
店の内装や選んでいる家具を褒められると非常に嬉しい
今日もアメリカのご老人に店を絶賛してもらった
彼が気に入ったのは私の大好きなデザイナー
Konstantin Grcicのスツール
昔少し家具の仕事もしていた時期があり
その頃お付き合いしていた家具屋の方々に
ものすごくたくさんの世界の名作の実物を
目で見て手で触れて勉強させてもらった
その中で一番気に入ったのがこのグラス
もう現在では生産されていないKonstantin Grcicのウイスキーグラス
内側の段差でスタッキングできるこのアイデア
それによって仕上がったこの佇まい
ズドンときた
それ以来彼のデザインの虜である
デザインというの奇抜であることよりも
誰でも思いつくことの少し向こうが気持ちがいい
meprhのフードはちょうど自分にとってそれである
そういうデザインはそう簡単にポンポン出ては来ないが
叩き出せば自分の制作の財産になる
夏の忍び寄る六月末の昼下がり
今日もデスクに座って
少し向こうがわを探索中
数年前にリリースしたレイヤードのワンピース
非常に好評だったのですが
ありがたいことに
たくさんのリクエストをいただき続けて
重い腰をようやくあげました
以前は格子状の生地を使いましたが
今年は細かいメッシュを使用
艶やかで気に入っております
四方に走る紐をたくし上げてドレイプをアレンジして楽しんでください
さあ
そして気になる生産数ですが
21着….
相変わらずの少数生産
ご試着おまちしております
盲目的に有名なブランドが何をしようが絶賛するジャーナリスト
作品を純粋に平等に冷静に観て評価するのではなく
ジャーナリストであるにもかかわらず
すでに何処かの誰かが賞賛したものを
まるで自分の意見のよう発信して
自らをご意見番のごとくセルフプロデュース
結局第三者証明がされているものしか観ないし褒めない
自分がそうであることにも気づいていない
長く洋服業界にいて
洋服に関するジャーナリストと呼べる人間に会ったことがない
だから独立以来取材を断固拒否している
仕方がないこと理解はしている
でもやはり胸糞悪いものである
無名で小さなブランドである以上
どんなに優秀な作品を作って吠えたとしても
それは大口だと言われて終わる
そんな僕らにも時々誰もが認めざるを得ない出来事が起きたりする
そんな時のあの無責任なご意見番どもの手のひら返しときたら
30分ぐらい目を見て前でニヤついてやりたくなる
そう
ちょうど
昨夜の長友のインタビューのように
胸がスカッとする勝利だった
選手や監督から
解説した日本代表に関わったことのある人々から
おそらくその家族から
気持ちが伝わってくる
人生かけて適当にやるやつなんかいない
どんな試合も
どんな作品も
内容も結果も最高のものを目指して取り組んでいると思う
でもそれが揃うことなんて簡単じゃない
あれだけの実力者が努力してそれなんだ
なのに日本代表に一度でもノミネートされたこともない奴らが
Tシャツ一枚袖から悩んでデザインしたことないやつが
コードの三つも弾けないないやつが
メッシかクリスチャンディオールかジョンレノンの目線で何様だ
って話だ
私は自分が服を作る上で悔しい思いもたくさんしてきた
なので
他の分野に関し決してあの無責任ご意見番たちの仕打ちをしないと決めている
PKを蹴る時の香川の目
ピッチに入る本田の目
二十三人の日本代表の目
あれはこの一勝ぐらいで満足するものじゃない
もっと
ぐうの音も出ない圧倒的な結果を望んでいると思う
だから
私は本気で彼らに勝ってもらいたいと思っている
セネガルも強かった
ポーランドももう後がない
でも
そいつらに勝ってこそと彼らは思っているだろう
勝つことを祈ったりしない
勝つことしか考えていないはずだ
次の試合はRJB(ROYAL JAPAN BLUE )のTシャツを着て
ロシアへ念を送る
『焼肉きはら』のミートウェーブ
ここの天肉とはらみはリピート必至でございます
昨日はcassowary六角通り側の奥に
merph制作所を構築する工事を実行しました
きはらさんに伺ったのはその工事の打ち上げ
工事を担当したのは
instrumental BAND
『Nabowa』のヴァイオリニスト山本啓(ヒラク )
生来の凝り性の彼は
本職のヴァイオリニスト以外にも
麻婆豆腐と大工仕事がプロ並みの仕上がり
ステージ衣装提供にて契約成立し
見事なワークスペースを制作してくれました
それがこちら
ベタですが
頭の中にあのナレーションが聞こえます
『まあ、なんということでしょう〜』
カウンターでばら撒いていた生地見本と資材の山は
今後このデスクとその後ろの作業テーブルで仕分けます
先日
クラムボンの全国ツアー
京都公演にお邪魔してまいりました
私の周りには音楽を志した未練を
跡形もなく粉砕してくれる本物たちがたくさんいます
そのせいか
いろんなミュージシャンがmeprhを愛してくれます
merphのささやかな報復です
さて
クラムボンのお話
今
彼らはメジャーレーベルを離れて
制作から流通まですべて自分たちで行なっています
所謂CDショップでは販売せず
ライブ会場の手売りを中心に
クラムボンを愛してくれる様々な店舗に販売協力を募り
全国へ作品を送り出しています
展示会をやめて
自ら店を出しそこで手売りをするmeprhとしては
当然彼らの作品を販売したくなるわけです
モメントe.p.2は昨年すでに販売しておりましたが
今年は一気に
モメントe.p.
モメントe.p.2
モメントe.p.3
を揃えて販売いたします
まずは近日中に前2作が届きます
その後
7月に新作モメントe.p.3がやって来ます
私もライブ会場で新作を早速購入して聴き込んでおります
本当に前作に続き素晴らしいアルバムですよ
よかったらぜひ彼らの作品を手にとって
聴いてみてください