women’sの秋

merph_animaの第1便
シャツとフレアスカート
それらを組み合わせたシルウェットが特徴のワンピース
ベルト位置から下にボリュームをつけて
ふわりとした広がりをもたせています
生地はmen’sでも使用している
4ozのノンウォッシュデニム
薄手で柔らかい質感のデニムです
濃紺というのは
とても清楚な印象を感じます

MR4086

MR4086

1/60のハイゲージミラノリブを表に

裏は40/2コットン天竺を配してあります

袖口を折り返してのぞかせる時

インパクトがあるように配色も鮮やかにしてあります

また袖や肩の接ぎ目から少し裏の天竺がのぞきます

シンプルなカットソーも一工夫でぐっと魅力が増すと考えています

うまく上がりました


色も気に入っています

一つは鮮やかなコバルトブルー

そしてもう一つは漆黒

糸も上質なものの1/60を二重編みで仕上げているので

重量感もありますが

ミラノリブの伸縮性が助けて着心地は非常に快適です


梅雨が明けたか明けてないかなんて話が聞こえます

夏の始まりの号令が聞こえる前に

merphのホイッスル鳴らしました

期待の新戦力

どんどん攻め上がります




始まりの一枚

羽のように重なり合う後ろ身頃

着用している姿

狙い通りの佇まいを手に入れていました

前から見る清楚な雰囲気に

背中で裏切る

こういう服を創るのが元々僕の制作の始まりでした



偉そうなこと言っちゃいけませんが

ちょっと思うところは

いろんな洋服が世にあります

でも

わざわざ自分の会社して創るなら

自分だけの形ってのを創りたいと思うんです

これまで2社で洋服の制作を学んできました

その中で

しっかりとした洋服をバランスよく創るてことの重要性は理解しました

とことんまで使うものにこだわって

伝統のディテールを盛り込み

その上で現代のパターンにのせてしゃれた1着を創る

そりゃ出来上がるものは圧倒的な佇まいで

誰がみても

『いい服』

なんでしょうが

それに傾倒できなかったのが僕の現実でした

そんな中でであったのがイギリスのデザイナーたちが創る洋服

伝統的な洋服に盛り込まれたそのデザイナーの一目瞭然の目印

それが僕の脳みそに確信を与えてくれました

それが誰にも理解してもらえるものではないとわかっています

それでも

まず

自分がそうだと感じないと始まらない

そして創ったのがこの写真のシャツの原型となった最初のシャツです

その後パーカやマントを創り

中には恥ずかしい思い出の作品たちもありましたが

でもそれも大事な歴史です


長くなりましたが

このシャツは

そんな十年の歴史をくぐってもう一回創ってみた始まりの記憶という訳です

ちょっと

袖通してみてください





衣替えのタイミング

週末は暑い中
多くのご来店をいただき有り難うございました
夏物夏物夏物秋物
という具合に嫁ぎ先が決まって
まだまだ夏物も頑張ってくれています
たぶんもう梅雨も明けたのかな…
と感じざるを得ないここ数日の天気
こっからが夏の本領となりますが
店の中はそろそろ衣替えのタイミングを
考えなくてはいけません
7月はまだしっかり夏物継続するつもりですが
8月に入ったらどこかで
ナイフで切ったように 夏を終わらせます

7/12

気がつけば7月12日
もうすでに祇園祭の鉾の建設が終わっているようで
今日の四条烏丸はきっと人にまみれに行くようなもの
宵々山は確か14日?
だったと思うので今週はこれから毎日が人まみれ
京都の中心に住んでしまうと
この祇園祭は良いところ以上に
嫌なところの方が多くなってしまって
タダでさえ暑いこの時期に

わざわざ人の多い中を繰り出そうという気はなかなか起きない

それくらい想像を絶する
混雑
ただ1つだけ
夜も更けて街中が寝静まった頃
立ち上がった鉾を見ながらゆっくり散歩して歩く時間は
ちょっと贅沢している気分になる
手にはもちろんキンキンに冷えた缶ビールをもって

LANDS SHOWROOM

今年の6月1日より

merphの更なる発展のために

東京のLANDS SHOWROOMと業務委託契約を結びました

日本全国のみならず

海外への取引拡大に向け

経験豊かなエージェントが

我々に力を貸してくれます

今後

我々有限会社Sanctumはmerphの制作と

直営店cassowaryとammonの運営においてより内容を充実させるとともに

全国の卸先様とはLANDS SHOWROOM様と協力し

より多くの方にmerphをご着用頂けるよう努めて行きます




2015年の秋冬の立ち上がりから

神戸出店

業務委託契約と

様々な変化がございますが

これに混乱せず

しっかりと前向きな変化となるよう

日々精進いたします

関係者の皆様

また

これから新たに関わることになる皆様

有限会社Sanctumを

何卒よろしくお願いいたします