KGC(キンググランパスカーディナル)

春には必ず鮮やかなブルーの作品を作ります
我らが中日ドラゴンズの優勝を願い
RDB(ロイヤルドラゴンズブルー)で店を染めます

そしてもう一色
これからmerphの代名詞となり得るかもしれない色ができました
世界的スターが幾度とその歴史に名を刻み
そして日本を代表するあの本田圭佑を世界へ送り出したクラブ
名古屋グランパス
そのグランパスレッドとほぼ同じスペックのmerph cardinal melton
ここ数年低迷が続き
Jリーグオリジナル10でありながら
昨年はJ2に沈むという屈辱を味わいました
今年なんとかJ1に上がるも中盤はダントツの最下位
しかしW杯開けに突然連勝し出し
一時は安全圏に脱したのですが
再び連敗しじわりじわりと降格圏に沈んできました

昨日はその運命のJ1最終節
同じ勝ち点で並んだ湘南とのホームでの直接対決
12位から16位までが勝ち点1差で地獄の入口が見えている大混戦
ドキドキしながらキックオフを待っていましたが
美保神社の力を得た今のcassowaryが
土曜日に呑気にサッカーの速報をチェックできる状況になるわけがなく
ようやく速報をクリックできたのはハーフタイムでした

ずらりと並ぶ最終節同時キックオフの9試合の途中経過
祈りながらスクロールし飛び込んできた絶望的0−2の現実
ちなみに試合開始前のグランパスの順位は16位
このままでは他会場の結果に関係なく
J2とのプレーオフへの切符が渡されてしまいます
まずは後半の反撃を信じそのまま速報をキープウォッチング

後半
すぐにジョーがPK1点を返し
その後ふたたびジョーのPKで同点に追いつきます
さあこのまま逆転と一人興奮しているところへ
神奈川から常連さんがご来訪
事情を説明し一緒に観戦してもらいながらの接客開始
奥様はJリーグ通で私と共にこの世紀の大混戦にのめり込み
旦那様はひたすらコートを試着
しかしグランパスはそのまま2−2の引き分けに終わります

そうなると他会場の結果
同じ勝ち点40で得失点差で14位だった鳥栖が
鹿島に負けていればグランパスは救われます
しかし同時キックオフのカシマスタジアムの結果は
無情にも0−0の引き分け
勝ち点41の横浜Mが8点失点以上の大敗してくれればという淡い期待は
やはり現実的ではなく
残すは勝ち点41ながら得失点差が−12の磐田が
川崎に負けてくれることを祈るしかないのですが
同時キックオフ
速報の欄には川崎1−1磐田の文字
仕方がない
勝てなかったのが全て
気持ちをプレーオフへと切り替え用とした瞬間
川崎1−1磐田の下に見えた『後半49分』の文字
同時キックオフでロスタイムも同じだったため
もう試合が終わったと思い込んでいましたが
まだ試合は終わっていなかった!
こんな時はとんでもないドラマが起きるもの
今年のmerphの快進撃のように
何か得体の知れない力のひと推しを指先に期待し
テキスト速報をクリック
ずらりと並ぶ両チームの攻防を文字にしたその最上段
『川崎F GOOOOOAL!!』の七色の文字
静まり返る私と常連さん
いつのまにか旦那様もコートを試着したまま参加
こんなことが起きるのです
奇しくも
川崎フロンターレといえば
元グランパス監督 風間八宏が長年指揮を取ってきたチーム
話が出来過ぎです

この奇跡の瞬間を共にした常連さんと乾杯せずにはいられません
冷蔵庫に冷えていたスミノフアイスで興奮を沈め
旦那様に冷静になってもらった上で
最後のキャメルトレンチコートをお買い上げいただきました

春夏のドラゴンズブルー
そして秋冬グランパスカーディナル
思いは必ず届くと信じます
そして残留ではなく
優勝を祝いたい
その時はスミノフアイスじゃなく
シャンパーニュで痛快な音を上げて
海の王者シャチの軍団の鮮烈の赤をまとって

というわけで
来年の秋冬もまたあのメルトンを作ることにします
特に淑女用
毎日のようにレディース完売の件お叱りを受けていますしね