merphonia by SEEDS DESIGN 第一弾

新レーベル
merphonia by SEEDS DESIGNの第一弾がようやく届きます

先日もこちらで書きましたように
アーティストへの尊敬を一枚の絵にしたため
それを高度なプリントで表現するというクリエーション

冒頭の写真はとある世界的に有名な服飾デザイナーのデッサンです
この企画には私と市原の他に
もう一人leto(レト )という絵描きが関わっています
letoの描く絵を
日本にこの人しかできないというレベルのプリントや刺繍で
美しく表現させます
今回はまずこの人物のデッサンを
油性ラバーのシルクスクリーンでプリント
注目すべきはその細やかさ
これまでのシルクスクリーンが初期液晶テレビならばこれは4K画像です
細部にわたるまでタッチを再現しています

プリントはとにかく実物を見てもらうしかありません
当然です
そうなるとやはりきになるのは
これだれ?
というところですよね
ここではあえて書きません。
まずは店頭にお越しください。

ちなみに
オンラインストでも販売します
カテゴリはmerphoniaに格納いたします
ご期待ください

 

 

 

予約販売分在庫追加

先日予約販売開始しました転写デニムスウェットパンツ
loto5115
ほとんどのサイズで予約販売用の在庫各5本がすぐ埋まりました
そこでTATA側の消化とバランスを見て
各サイズ3本ずつ予約分を補充しました

リクエストいただいた皆様
正直どなたから言われていたか記憶が定かではございません
そして『作ったから買ってください』という連絡もしづらいので
どうぞお早目に確保お願いします

merph online store KAMMER

転写デニムスウェットパンツ
loto5115

不屈の男の不朽の名作 

最後の一本が売れたのは2018年6月30日
あれから3年
皆様の執拗なリクエストにお応えし
75本
各サイズ15本前後
発注いたしました

TALKING ABOUT THE ABSTRACTIONのデザイナー市原直紀は
デザイナーとしてだけでなく
運悪く大学の先輩でもあり
まさに腐れ縁の例題として広辞苑にでも載せられるくらいの間柄
私のできないものすごいアイデアで洋服を創るひとです
あまり褒めたくないのでここまで

前回の作品よりも青が濃く仕上がり
かなり私好み
素材も進化しプリントがより鮮明に表現するために新素材を使用
ポリエステル100%ですがコットンの風合いを出す加工がされていて
全く化繊だとは信じ難い仕上がりです
ポケットも前後しっかり然るべき場所にございます
これはまたしても爆発的に売れると思います

もうすでに店頭で先行予約販売をしておりますが
店頭にお越しいただけないご遠方の方に不公平ですので
まず各サイズ5本ずつだけオンラインストアにて予約販売いたします
発送は仕上がり次第6月下旬から7月上旬となります
サイズ感にご不安がある方は
お名前をフルネームで添えてこちらからお問い合わせください
過去にご購入されているパンツや
参考になるパンツの寸法などを添えていただけると
より正確なご提案ができるかと思います
cassowarykyoto@sanctum.co.jp

初めてご覧になる方もいらっしゃると思います
信じられないでしょう
これはデニムではないんです
プリントなんです


昇華転写という素材に図案と溶かしこんでしまうプリントなんです
インクジェットのように生地にインクを飛ばして染めていくのではなく
先に特殊紙で図案と作り
それを生地に熱と圧で転写して
そのパーツを裁断し縫製しています
データ自体も着用時立体感が出るようにグラフィックされています
一度履けばもう虜になると保証します

 

MR4129 & anm4082 new color

MR4129 C/# moca 

MR4129 C/# white

anm4082 C/# moca

anm4082 C/# white

merph的ドルラグスリーブ(ドルマン+ラグラン)Tシャツ
実は新色が届いております

冒頭の2トーンの濃い部分が30番双糸度詰天竺
白い部分が40番双糸天竺
生地の重みを変えて脇の薄い生地の部分が倒れこんで
分量の多いデザインが主張しないように脇の下で消える仕組み

C/# whiteは色を変えず
単に生地の厚みだけ変えました

淑女用は着丈を短く仕上げています
NAKAGAMIのフレアスカートなどとバランスが良いのではないかと

オンラインストアにも格納完了

皆様のご来店お待ちしております

 

merphonia by SEEDS DESIGN

長くコートばかりを製作してきました弊社ですが
ようやくそのスタイルも認知され(許され?)始めたように思います

しかし、いつまで苦手なことから目を背けていてはダメだ
スタッフ教育でも口を酸っぱくして言い続けている私です
コート以外の作品のご提供に力を入れてまいります

その第一弾として
昨年2月に開催する予定だった音楽祭merphonia(メルフォニア)
無念の二日前中止にもかかわらず
その音楽祭のために仕込んだグッズが
出演者関係者の皆様のご協力の元
記録的セールスを叩き出し窮地を救われました
未だあのイベントの開催は目処が立ちませんが
あの日をきっかけに私の音楽家へのリスペクトはさらに大きくなりました
ならば復活の日を待つ間
この夢のイベントmerphoniaを音楽家やアーティストをリスペクトするレーベルにしよう
そう考えました

ただ、私長年コートばかり作ってきて
プリントや刺繍のアイデアや知識が皆無
そこで我が大学の先輩でもあり
私より5年早く自身のレーベルを立ち上げ大きな成功を収めた
転写プリントの開拓者
TALKING ABOUT THE ABSTRACTIONデザイナー市原直紀とともに
merphonia by SEEDS DESIGNという新レーベルを立ち上げます

様々な音楽家やアーティストをクローズアップして
Tシャツやパーカーなどをリリースして言います
また単純に世にある写真をグラフィックにするのではなく
画家とコラボレートして彼らの描く絵画を
特殊なプリントや刺繍の技法で表現します

まずは私と市原が発掘したアーティストleto(レト )と組み
複数の題材を様々なプリントでリリースします
ご期待ください

薄暑の候

連日夕焼けが美しく
疲れた体を癒してもらいながらも
もう直ぐやってくる暑くだるい京都の6月を憂いております

さて
本日は五月最終日
世は新型コロナウイルス感染症に対する幾度目の緊急事態宣言だったか
洋服店は国から見放されたカテゴリー
補償もなく政策もなく話題にも上がらない
それならば意地でも生き残ってやろうじゃないかと
もののふの血が流れる私は
この五月
密かに戦いを挑みました

テーマは『洋服屋は楽しくなくちゃいかん』

まず最初の作戦は
ノリに乗っているNAKAGAMI (ex.wei)に協力を仰ぎ
半ばに出来る限りの作品を送ってもらって期間限定のNAKGAMI祭り
その結果当初の希望的予算を見事にクリア

そこから
コートばかり作るコート馬鹿野郎が
ちょっとだけ作る半袖類怒涛の入荷(とはいえ2型だけ)

そしてこっそりのいつものご連絡をしたりして
なんとオンライン売上なしで
あの絶好調だった2019年の5月の売上を軽く上回るという
現世の洋服店では『はったり』と言われてしまうであろう成果をあげました
ここにこの出来事を『堺町六角の奇跡』と名付けけることにした

この成果はまさにこれまで16年間
私の服をご愛用いただいた顧客の皆様のお力なしにはなし得なかった快挙
本日はその感謝をここに記し
同じく交流戦単独首位という旋風を巻き起こしている中日の健闘を祝し
いつもより一本だけ多くサッポロ黒ラベルをスプラッシュ

こんな時こそ自分を信じて
『丸くなるな星になれ』