dolman&turkey

連日
たくさんのご来店ありがとうございます
毎年
この時期にまだTシャツが上がっていませんでしたが
今年は全て揃っております

四月に先陣を切ったMR4117は瞬く間に在庫を減らし
残すところあと2枚となっております
そこにフロントにメッシュ素材を配したMR4118が
blackとbeigeの2色で登場

さらに
好評のMR4117の生地違いMR4119を
blackとashで同時投入致しました

こちらの品番はanm4077にてwomensも制作しております

今シーズン、選んだ色と素材はご覧いただいた皆様に大変好評です
Tシャツに使う生地としてはかなりメーター単価は高かったのですが
裁断効率が非常によく
例年より販売価格を抑えることができました

本日の時点で
MR4117を含め全てのカラー揃っております
今年の夏もまだまだ
merphのドルマンスリーブTシャツの快進撃は続きそうです

online shop KAMMER

このところmerphのオンラインショップ
KAMMERからのご注文が増えております
顧客さまからの注文はもちろん
ありがたいことに
そんな顧客さまのご紹介というお客様も増えております

merphはSNSを除いて現在広告は一切しておりません
雑誌の取材はご存知の通りもう10年は受けていないと思います
京都のcassowaryと広島のthe 3rd heimでご覧いただかない限り
手に入らない状況です
そこで以前から
せめて遠方の皆さまやご多忙の方々にご購入いただければと
シンプルですがこっそりオンラインショップを設けておりました

スタッフ間でも
できるだけ色を忠実に
形がわかるように
写真撮影に力を入れてまいりましたが
その努力も報われます

先日もお伝えしましたが
在庫が一点ずつしかストックしておりません
売り上げが上がった直後はsold outの表記が出てしまいます
また
全体の在庫が最後の1点になった場合
実店舗での在庫があっても同じくsold outの表記が出ております
その際はお気軽にcassowaryもしくはthe 3rd heimへお問い合わせください

ゴールデンウイーク前にも新作が多数上がってまいります
速やかにオンラインストアにも掲載します
カタログとしてもご利用いただければと思います

KAMMER cassowary online shop

小さな森

cassowaryという鳥は
和名では火食鳥と呼ばれ
一撃で人を殺すドロップキックを繰り出し
黒づくめに青い顔と赤い髭という
なんとも存在感のあるイデタチをしています

しかし
この鳥は生態系に大きく貢献する創造者でもあります
主食である果実を丸呑みし
自由きままに大平原を闊歩しながら
自然の赴くままにフンを撒き散らします
そのフンには消化されなかった果実のタネが含まれ
やがてフンを肥料に新しい樹木が芽吹きます
つまり
本人は己の食欲を満たして排泄を繰り返すことが
新たな森を産み
そのおかげで森でしか住めない動植物の新たな生態系を切り開くわけです
無意識無関心のチャリティー
これこそ真の奉仕であると
私も我が欲求を満たす物作りが結果として誰かの欲求を満たせれば
そんな思いを込めてこの鳥の名前を我が城に冠した次第です

志は未だ半ば
十分な型数も生産数も仕込めず
地味なイバラの獣道を進んでおります
ただ
この鳥の名をつけたからなのか
なぜか
cassowaryでは植物がよく育ちます
寺町御池の頃に買ったオーガスタは私が両腕を広げたかのような恰幅
オープン当初からシンボルのように君臨するエバーフレッシュは
エバーフレッシュを所有する皆さまから
どうやってそんなに大きくしたのか聞かれます
そして自宅で枯れかけたトネリコは見事に復活しました
今日はあいにくの雨ですが
晴れた春や秋の昼下がりは
実に心地の良い日差しと風が舞い込みます
人間がこれだけ居心地がよければ
そりゃ植物も育つというわけでしょうか
今年で10年になったここでの活動
やはり正解だったようです

洋服屋としてだけでなく
この店がもっといろいろなことの拠り所になれば
そう思っています
音楽や食事
お酒に家具
まだまだやりたいことだらけです
ここが小さな森のようになれば良いと
思います

真夏日と真冬のコート

桜が早々と散った今年の四月
その半ばですでに五月晴れ
ここ数日気温は30度の真夏日
我がアレルギーコレクションの中でももっとも辛い
『太陽アレルギー』の季節がやって来ました
SNSからは鴨川のせせらぎを聞きながらピクニックを楽しむ写真が溢れ
そよ風と青空とサッポロ黒ラベルを楽しむ姿を数多く目撃しましたが
日々私は黒い長袖のローブを羽織り
夜になるのを待っています

思い返せばまだ豪雪の中
このロングシャツの登場から始まった2018年の春
いつになく順調に納品が進み
残すところ半袖のシャツ類とTシャツ類となりました
ただし
今回は半袖シャツ2型にTシャツはまだ数型上がってまいります
ご期待ください

来るべき夏に向けてレイアウトやトルソーに着せる服を考えていた昼下がり
今日最初に売れたのは
なぜか倉庫に持って行かずにストックに残っていた
昨年冬の売れっ子animaのanm1068
ありがたいことにこんな真夏日にお買い上げいただきました
本当に一年中コートが売れる店です
そのほかにもメールで『冬のあのコート、もう残ってないか』
というお問い合わせを多数いただきます
図に乗った我々は
今年も7月からコートをどんどん作っていこうと目論んでいます

あまり先のことを話すと
みなさん店にお越しいただけなるのでこのくらいにして
春の話に戻します
現在店頭では
レイヤードのパンツとドルマンTシャツが高打率を叩いております
上がって来た作品は続々とこちらで公開しております
カタログがわりにご覧下さい

KAMMER cassowary webshop

在庫がゼロになっているものも店頭に残ってる場合がございます
お気軽にお問い合わせください

さあ
本日も幸先の良いスタートとなりました
京都はヘルニアの坂井
広島は肋骨にヒビの入った馬越が
皆様のご来訪をおまちしております

焼いた土

真性blueの勢いに気が取られておりましたが
もう一色のterra cottaがじわりじわりと売れて来ました
今期のドルマンスリーブも衰えることなく好調です

第一弾のMR4117とanm4075は
柔らかくしなやかな生地の触り心地と
やはりこの染め色が勝因でしょう

terra cotta
イタリア語でcotta(焼いた)terra(土)
ベージュともブラウンとも言えぬ印象的なこの色
好評です

共に満足な染め上がり
当然私は二色買い

谷間季節のセットアッパー

日中は半袖でも過ごせるようになって来ました
しかし流石に夜はまだ肌寒い
いや
かなり寒い
そういう時期何を着ていいのかわからない
洋服稼業をしていると
そのクレームをたくさんいただきます
ぼくらの所為ではないんですけどね
なんとなく謝ってしまいます

そこで
そんな時期
春の今頃と秋の始まりに
気軽に羽織れるカーディガンのポディションのカットソーを
ここ数年トライして来ました

実は二年前に完成していたデザインなのですが
工場とのスケジュールが合わず
ベンチでその時を待っていた作品です
一体なんと呼んだらいいのかわからないので
デザインネーム(実はこっそり全デザインにつけているんですが)
“divine”でスタッフ間のやりとりをしています

ダブルライダースの面を盛り込んだ胸回りのデザインと
宗教着を連想するフォルムのキメラデザイン
気に入ってます

しっかりと腰のあるプレーティング天竺を使っていますので
カットソーながらジャケット感を少し醸し出せたのではないかと

ニット素材ですから
小脇に抱え用が腰に巻こうが
気を使わないと思います
まさに
この時期のお供に最適かと思います