ミカヅキヘイム雑貨店(仮)

2023年7月10日にオープンした弊社別事業部
『ミカヅキヘイム』
紆余曲折しながら1&2Fの多国籍家庭料理のランチと
テイクアウトのお弁当の販売という形で
ようやく地固めができてまいりました
今月12月からは
フレンドフーズさんとのコラボレーションも始まり
スタッフたちも忙しく働いてくれています

元々は全く違う事業で借りた物件でしたが
方向転換し、飲食店となりましたが
私の計画では飲食店だけでなく
merphの過去の商材を解体してリメイクする
生活雑貨(エプロンやクッションカバー、バッグなど)
と子供服の製作を始める予定でした
とはいえまずは顔となる飲食店の安定を目指して
2年半スタッフたちにがんばってもらっておりました

このところmerphを含め会社全体の陣容が整い
満を持して年明けから3階の事務所スペースを4階へ移し
そこに『ミカヅキヘイム雑貨店』を開業すると宣言した次第です

営業日時等は1、2階のミカヅキヘイムに準ずることになると思いますが
先ほど書いたリメイク以外にも
merphの運営で生じる余った生地やボタン、ファスナーなどの付属も
同時に販売したいと考えております
さらに古物商の許可も取って
古道具や古着の販売もできたらなあと企んでおります

当初よりずっと計画していたんですが
この3年
merph事業部があまりにも忙しく
まるで着工できませんでしたが
いよいよヘルニア持ちの重い腰を上げることにしました

この計画も無理に最初から形を決め切るのではなく
スタッフたちとああでもないこうでもないと
じっくり進めていきたいと思っています

事業開始はざっくり2026年の春としておきます
柔らかくご期待ください

 

年末恒例

大人数に慣れていないので
毎年この時期世話になった人物としっぽり個別に飲みにいきます

昨夜は半身のローストチキンをいただきながら
スタッフと準スタッフのヴァイオリン弾きと三人で
黒ラベルを延々と飲み続けました
その後一人で友人の和食屋に一杯だけと押しかけて二杯のみ
ちゃっかりお土産ももらって家に着いたのは午前1時半
本日少々二日酔いです

今年も残すところ後1週間
年末年始を穏やかに過ごすために
今日も店頭で底冷えに耐えながら接客に勤しみます

戸惑いと淡い期待

年間のオンラインストアの売上が2.7%に上昇しました
しばらく前まで2%を切っていたのに
ここ数日コートを連日ご注文いただいて
一気に1%近くも上昇
最初は戸惑いましたが
最近はアプリの注文通知の赤いまるが着くのを期待して
何度も何度もiPhoneを確認しております

そして
12月に入り
日本人のお客さんが急激に増えているの非常に嬉しいです
事情は言わずともわかると思いますが
京都に再び日本中から観光客が戻ってきている印象です

未だ年末年始の営業の明言を避けておりますが
この状況だと年末年始に国内の方のご来訪が増えるような気がしますので
できるだけ開けようかと、少し心が傾き始めています
ただし
12月31日と1月1日は絶対に休みます
ご了承ください

平穏December

12月10日を過ぎて
久しぶりに落ち着いた日々が続いています
貧乏性なので少し暇になると不安になりますが
10月11月の忙しさが尋常ではなかったので
来るべきクリスマスと新春に備え
今は少し羽を休めます

そのすきに
年明けから店頭に加わる新作コートの管理書類や商品登録
1月末の決算に向けて会計処理などをしながら日々を過ごしています
経営学部卒業の実力の見せ所なんですが
全く勉強しなかったので毎年地獄を見ます
ここ最近ようやく財務がわかってきた次第です

さて
2026年の仕込みは順調に進み
現在3、4月の納品予定のジャケット・コートの職だしを進めています
店舗はできるだけ年末まで開けたいと思っていますが
正直体力次第
年始も気力次第
営業日の確定はもう少しお待ちを

オンラインストアは通年営業しておりますが
年内の出荷は27日までとさせていただきます
それ以降のご注文は年始営業開始後に発送させていただきます

さあ残り2週間の2025年
風邪ひかず健康に走り抜けましょう

 

看板を作る金がなかった店

ガラス張りの二面にあるラックに
いかに人を引き寄せる服が掛けられるか
それが売り上げに大きく反映されます
夜食事に行く時はたまた、その後
仕事に行く時、その帰り
ここにかかったmerphを見て後日ご来店してくれます

2005年
有限会社Sanctumを立ち上げた時
まずは身の丈に合ったお家賃の物件から始めました
黎明期のざわざわとした日々は楽しく
たまに売り上げがいいと
当時のスタッフと夜の京都を上ル下ル西入東入と歩き回り
特に仕事の話もせず飲み明かしました

そんなある日
2軒目だか3軒目だかへの移動中(だったと思う)
いつもあまり通らない堺町通りと六角通りの交差点に
私が探し求めていたコンクリート打ちっぱなし
二面ガラス張りのテナントを見つけたのです

残念ながらすでに洋服店が営業していて
それもまだオープンしたてだったので
すぐさま申し込むことはできませんでしたが
(売り上げも寒々しかった。。。)
『この物件はきっと私のものになる』そう直感し
壁に貼ってあった管理会社の電話番号に
『ここが空いたらぜひ連絡が欲しい』と頼んでおいて
それから2年間
前を徹たびに堺町側のガラスにそっと手を添えて願掛けして
その時が来るのを待ちました

<オープン当初の店内>

2007年の梅雨
待ちに待った電話が鳴ります
すぐさま管理会社に赴き
交渉の末、空調とトイレを譲ってもらう代わりに
ひと月早く契約し2007年7月1日
ついにこの店を手に入れました

しかし
手に入れたのは良いのですが
内装をする金はなく
工務店さんに頼んでブロック積んでカウンターを作り
スタッフがカーテンを作り
それでストックルームとフィッティングを作って終了
今や『看板がない店』などと言われておりますが
実のところ
『看板を作る金がない店』だったわけです

当時
スタッフの数は揃っていたので
寺町御池の物件と2ヶ所で運営していました
できることなら手放したくなかったんですが
そんな体力もなく
契約期間が終わるとともに解約し
堺町蛸薬師に事務所機能のみを移して
販売は堺町六角にて集中することなったわけです
今の体力があれば継続できたんですけどね。。。
いつかまた募集がかかって
その時状況が許せば取り戻したい。。。なんて思ってます

今日も私は堺町六角におります
2025年度(2025年2月〜2026年1月)も残すところ1ヶ月半
日本中、世界中からのお客様のおかげさまで
売上高は過去最高だった昨年度をさらに大きく上回ることができそうです
この店はそんな世界中から訪れてくれる方々との接点を生み出す場所です
merphにとってはSNSやインターネットをはるかに質で上回る武器です
今日はそんな感謝を込めてガラスを磨きます

MR5017 merph x KEIMEN

12COLLABORATIONS
merph x KEIMEM
MR5017 
C/# potato
C/# mushroom
C/# carrot
C/# pumpkin

merphのモデル撮影でずっとお世話になっている
モデルのSHOGO君
彼はモデルでありながら所属する事務所の社長であり
農家でもあり、日本酒も作り、さらに農業ウエアのデザイナーでもあります
そんな彼のKEIMENというレーベルの名作ソックスに
12COLLABORATIONSの別注をかけました
カラーは私から4つの農作物をイメージしたコンビネーションに

cotton 50% acryl 50%の肉厚のニット
非常に暖かく締めつけすぎない程よいフィット感
デザイナー本人が履き心地に絶大な自信を持っているだけあり
非常に快適です

“12 collaborations”
Feb. merph x music (オオヤユウスケ・anzu・山本啓)→6月に延期
Mar. merph x NAKAGAMI 
Apr. merph x ELATE 
May merph x talking about the abstraction
Jun. merph x merphonia
Jul. merph x miraco
Aug. merph x this is a(n)
Sep. merph x clammbon mito
Oct. merph x ink
Nov. merph x music(オオヤユウスケ・anzu・堀嵜ヒロキ)
Dec. merph x KEIMEN
Jan. merph x ????

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