今年の春はゆるりゆるりと進んできます
cassowaryの店の前の木にも
ヘビの頭のようなモノがぽつぽつ飛び出し始めたところですが
いつもよりは少し遅い気がします
そして月末に開花すると言われていた京都の桜も今週ペースを落とし
やっと3分の1くらいが咲き始めて来たなと言う印象です
一足早く先週末に花見へ行かれていた皆様は
この花冷えでそれどころではなかったんじゃないでしょうか…
それに京都に住んでからこの時期いつも思うのは
花見には向かない気候であると言う事です
盆地だからだと思いますが
春はまだ日が陰ると一気に気温が急降下してくるので
どんなにアルコールの力を借りようが
外は寒くて寒くて屋根のある暖かい所へと避難したくなります
1日の寒暖の差は紅葉が奇麗に色づくには良いと聞きますが
花見するには不向きかなと…
というわけで京都はやっぱり紅葉の街なんだなと思いました
直線rainbow
3時過ぎあたりからうっすらと床に刺しす直線rainbow
やがて角度が深くなり
色もはっきりとしてきて
四時半に最も美しくなる
これはcassowaryの内装の一部
先週
ハンガーラックのレイアウトを変えて
部屋のようになった現在
無関係なふりしてお向かいのビルの前で
通り過ぎる人々の会話を盗み聞きすると
性別年齢問わずcassowaryを褒めてくれる
やたらと服がたくさん飾ってない
過剰なディスプレイをしていない
バーカウンターまである街角の洋服店
この店は洋服を売る場所だけにするのはもったいない
欲張りかなと思うが
ここはもっといろんな価値を持てると思う
昨日大忙しのトレンチコート
ウィメンズのトレンチコート作品anm1056
こちらに選んだのは
スーピマコットンを使用したバーバーリークロス
生地の密度に厚みそして柔らかさと光沢の全てにおいて
トレンチコートの生地としては丁度良い生地感のものだと思います
そして春だけじゃ勿体ないので
秋にも着ていただけるように選んでいる生地です
またライナーにもキュプラで総裏仕上げした仕様なので
まだ肌寒い今の時期や秋〜冬にかけては
防寒用にニット系のインナーを合わせてもストレス無く着ていただけます
暖かくなって来て昨日は沢山のご試着をいただいたこのトレンチ
旅行でいらしたニューヨーク在住の同業デザイナーさんの心も射止め
我々もちょっと浮かれています
在庫も少なくなって来ておりますので
ぜひ袖を通してみて下さい
週末
お店の前を歩く方はファミリー層が目立ち
週末な空気
ゆっくりな時間の中にも活気を感じる昼下がりです
ランチ後のお買い物モードの方も多いでしょう
店内にはammonオープンの際に到着した
椅子を用意しており
じっくり洋服を見てもらえる空間になっております
元気よく店頭で働いておりますが
昨日は食べ過ぎで動きが悪い
でも中華はやめれないのです
炒飯 焼きそば 餃子 青椒肉絲
一晩のメニューでは調子に乗りすぎました
塩味の中華焼きそば
これが昨日の1番のお気に入りでございます
狭間の東の突き当たり
平安神宮とその大鳥居の狭間
二条通りはやがて東の白川通で突き当たる
そこが僕の帰り道
一年を通して
黄昏時
日が沈まない方の東の空がなんとも美しい
今年
そこにかつての京都会館がロームシアターとして生まれ変わり
ツタヤとスターバックスができた
忙しくなければ車ではなく
徒歩で会社まで向かい
夕暮れ前に家路について
途中ここで珈琲でも飲めたらいいのにと
毎日思う
この週末と来週は色々な方が店に来てくれるので
車は車庫に置いて出勤
店でゆっくり珈琲(時々アルコール)を飲みながら
楽しく過ごそうと思う
ので
覗いていただきたい
無言の存在感
洋服はどれもそうで無くちゃとは思いますが
このmonk jacketに関して特にいただく感想は
着用した時の想像以上の雰囲気の良さ
ハンガーに掛かっている時の姿から感じた興味は
袖を通すとそれを一瞬で飛び越える印象へなると思います
それがデザインなのか
素材の良さなのか縫製の良さなのか
着る方にとってはさほど重要ではなくて
どういう気持ちになっていただけるかが最も大事だと思います
ただ創る側としては良い気持ちになってもらえるよう
全てに最善を尽くす事が唯一の方法なんだとも思います
そしてこの作品に関してはきっと
創り手も納得なのではないかと感じます