1 夜がなければ星は見つからない

もう
夏の力は夜にまで及ばなくなってきました
秋が徐々に夏を退治し始めています
そんな夏が終わりに向かう夕刻
昨日はサロンplakの門出を仲間たちと祝ってきました
どこかで見たことのある風景がそこにもありました
次から次へと届く北極星たち
祝いならシャンパンか樽酒でも開くところですが
集まった面々はみな片手に黒ラベル
右手に福松の料理という塩梅
類は友を呼んでいました

今月はいろいろなことが起こります
新しい始まりに
懐かしい再会
お祝いもあれば大きな病気と闘ってる友人もいます
楽で楽しいことばかりじゃない
苦く苦しいこともあって当然です
でも
どっちもひっくるめて自分のものなわけです
夏は嫌いですが
終わりに向かう夏には少し同情します
この大嫌いな季節があるのも
冬を好きになった原因の一つなんです
世の中
そうやってできてるんです