基礎無くして感性は生きない

5月3日
まさに五月晴れの京都は神山に出向き
我が母校 京都産業大学で撮影して来た2019年春の作品の写真が
徐々にではありますが手元に届いてまいりました

美術館のような建物をバックに
今年の自信作をいつものモデル『ショウゴ&カエデ』夫妻に駆けつけてもらい
前回と同じメンバーで撮影した今作も
なかなか良い撮れ高ではないかと自画自賛しております

毎回思うのですが
他の業種のプロの仕事を見るのが好きです
実に明確でこのような感性を売りにしがちな職業であるのに
プロというのはその足元にしっかりとした基礎があるんです
そこを踏まずに今の世の中突如としてプロの面する何者かであふれていますが
きっと長くは続かないのではないかと思うんです

うまくやったらぼろ儲けできる世の中なんでしょう
別にちゃんと勉強しなくても威張っていられるご時世なのかもしれません
でも春に死んだ親父の口癖は
『手を抜かない』だったんです
それをずっと聞いて育った私も
やはり親父に似て頑固に仕上がっているようです