母校

昨日
五月らしい爽やかな天候のもと
merphの春の作品を撮影してまいりました

ロケ地としてご協力いただいたのは
我が母校
京都産業大学
私が勉学に励んだ(ことになっている)二十数年前の面影はほとんどなく
総合大学へと生まれ変わった学内は
美術館のような美しい建物が複雑に並び
かつては階段しかなかったバスターミナルからの入り口には
エスカレーターが設置され
学食は有名ラーメン店やトンカツ屋にベーカリーまであって
一食、二食、三食と呼んでいた学食はもう一つも残っておらず
羨ましくもあり、ちょっとさみしくもあり
撮影と言いつつ
懐かしさに浸り良い思い出になりました

もちろん撮影はいつものプロ集団とともにしっかり仕上げてまいりました
秋に撮影した前回とはまた違う無機質な仕上がりになると思います
何度もなんども階段を上り下りして
苦手な五月の日差しに太陽アレルギー始まりましたが
実に楽しく、満足の撮影ができました

そして
良き撮影の後には当然うまい食事とうまい酒が待っています
ゴールデンウィークにもかかわらず
merphのために集まってくれたプロの仕事人たちに
私からのせめてものお礼
盟友福松の近松真樹に腕をふるってもらい
深夜まで飲んで笑いました

さあ
空前絶後の10連休も残すところ本日を入れて3日
休まず営業を続けております我がcassowaryは
おかげさまで連日たくさんのお客さんにお越し頂き
順調に春の作品がオーナーを見つけて旅立っております
撮影をすれば仲間に助けられ
店を開ければ日本中、世界中の人に私の洋服を気に入ってもらえて
苦しい時もありましたが
今、本当に洋服を、merphを楽しく創っています