無謀と深謀

『もっと在庫があれば』
京都と広島の2軒の店舗でしか販売していない
我々のレーベル『merph』
しかしその生産数はかつて十数軒の卸先があった当時より増えている
それどころか
足りない品番も増え始めている
春が始まる前
まだ雪がドカドカと降るうちに姿を消す品番
いよいよ活躍する今この時に
初回の入荷枚数がもう一度あれば
嘆いても時すでに遅し
ギアはすでに秋へとシフトしている

やはりもう1店舗京都と同じくmerphを消化する店が欲しい
そうすれば生産数と売上のスピードと在庫量の黄金律が完成する
その街は間違いなく東京であるのはわかっている
ずっとそのつもりで頑張っているものの
なかなかタイミングが訪れない
あと少しという時に
試練のように何かが起きる
『だから面白い』なんて気楽にいうってくるやつもいるけれど
そんな試練ない方が楽しいに決まってる

秋冬の新作も今日一つサンプルが届いた
不思議なもので
未だにしがった新しい洋服の迫力は
アップデートされていく
自分の成長を信じる勇気を持って
秋冬の生産に入りたい