秋風待ち

さらりと乾いた細いウールで織り上げたヘリンボーン
半年ほど前に見せてもらった瞬間に直ぐに発注をかけた上物です
このくらいの生地はコートにするには軽く薄手
しかしジャケットにするには少し地味
そんな時にmerphにはこのポディションがあります

春にもチェックの軽やかな生地で製作しましたが
不慮の事故があり予定枚数の半分ほども店頭に出せませんでした
今回は工場もリベンジを果たしてくれました
非常に美しい仕上がりです

ここ数年
店頭でずっと言い続けておりますが
これはシャツです
着丈を長く
パッチポケットを配して
腰にベルトがついただけの
シャツです

このポディションの軽いコートを作るより
シャツにコートの役割をさせた方が工賃も抑えられるので
その分、贅沢に生地を使いました
着丈は長いですが
ベルトの配置してある位置が高いので
背が高く脚が長く見えると思いますよ

早く秋風の吹く中
このbiologistって名付けた長いシャツを
ワサリと翻しながら
いつもの酒場へ
夏が始まったばかりですが
meprhのシーズン始まってます

坂井と下山と馬越
社販まず確定です
サイズ2x1と3x2
3着減ります
ご容赦ください