20メートル、110センチメートル

京都では鉾建てが本日より始まり、一気に祇園祭ムードが高まります。

鉾の組み建ての工程の中でも個人的に一番の見所は
鉾の中心を貫く20メートル前後もある真木の立ち上げです。
時間はものの5分程ですが、ハラハラしながら息を呑んで見入ってしまいます。 
真木が立ち、各鉾のシンボルでもある鉾頭が天を指す姿はなんとも堂々としており、
その貫禄は見事なものです。

さて、
cassowaryでは秋冬の立ち上げが始まり、新作の入荷が続いております。
本日届いた作品は、ウール100%のロングシャツです。
ただのロングシャツではありません。
着丈110センチメートルの堂々とした偉容を誇ります。
真木の長さには及びませんが、身に纏った時の貫禄はなかなかのものです。

冷えた店内で、熱気を冷ましながらゆっくりとご覧ください。