火曜日なのに

午後5時
今ようやく一段落
開店から怒涛の来客

もう
平日も休日も関係ない
毎日がてんやわんや
嬉しい限りです

じっくり文章書きたいですが
接客の合間に制作をしなくちゃいけないのに
ここ1ヶ月忙しすぎて全然できていないので
今から絵を描きます

お待ちいただいておりました
淑女用トレンチが届きました
この品番を持ちまして
今年のmerph打ち止めとなります
在庫しっかり揃っています
さあ
あなたはどの外套になさいますか?

堺町六角外套専門店

店をコートとジャケットだけにしました
ここ数週間
コートしか売れません
私もコートしか創りたくないわけですし
これが順当な結果と思います

もちろんカットソーもパーカもパンツもあります
しかしそれは店頭には出さず接客の流れでお見せしておりますので
お声がけください

ちなみに現在のトップランカーはこちらです
入荷から毎日旅立っております
各サイズ8枚用意しておりますが
争奪戦必至です
お早めに

近々なんとかwebshopにもアップしたいと思います

三年越し

この生地に出会ったのは3年前の夏
でもその時はすでに完売の状態でした
絶対にこれでトレンチを創りたい
そう思い
翌年
夏が来る前に問い合わせたのにもかかわらず
すでに在庫は皆無
この生地のツラ
それは手がかかるのは当然
大量に作られているわけではないのは想像がつきます
しかしここまでとは
そこで今年は冬が終わる前に予約をしました

そしてついに
今年camelとblackの二色
合計200mを死守
そしてついに念願のトレンチコートとなり
cassowaryに参上致しました

待った甲斐がありました
言ってしまえばフェイクスウェードなんですが
私はこの仕上がりに『フェイク』という言葉が使えません

もうすぐmerph_animaの淑女バージョンも届きます
そしてその納品を持って2018年のmerph
打ち止めです
おそらく過去最高の成績で一年を終えることができると思います
そしてすぐさま春のコートの仕込みに入ります
コートコートコート
とにかくコートを創り続けます

BEST season

2005年にlaluと名乗り始めた『洋服を創る』という仕事
2012年にmerphと名前を改めて
迎えた14回目の秋冬シーズン
春夏を含めると28回の制作ターンにおいて
声を大にして宣言いたします
今シーズン『merphのベストシーズン』です

今までたくさん苦労してきました
しかしその苦労の種は自ら巻いたものです
自分の服は価値がないのかと落ち込みました
しかし
実らなかった種ばかりではありませんでした
cassowaryという最大の収穫があったわけです

そういえばこの店はやたらと植物が育ちます
植物の専門家も驚くほどに
エバーフレッシュは小さな鉢で見事なまでに大きくなりました
きっと何かあるのでしょう
外へ外へと大きくなることに囚われて
ずっと見落としていました
cassowaryというこの街角の洋服店は
もうしっかりとした歴史と実力が備わってその力を持て余していました

毎日たくさんのお問い合わせありがとうございます
今年のコートのどの品番にも毎日のようにご連絡いただいてます
そしてそれだけではなく
地方でmerphを見れないかというご質問も何件もいただきます
特に東京の方からの東京出店の激励は後をたちません。
しかし今は我慢の時
京都で全力を出し切ります
できるだけ早くいいお知らせを届けられるように

ブランドの名前に頼ってしか服を売れない店が
自分たちがそうだということにも気づかないうちに
どんどん姿を消しています
ゾゾのせいにして
メーカーのせいにして
時代のせいにして
本当にそうでしょうか
生地がどうできているかも知らず
ただ単語をコピーしてペーストして羅列するだけの説明文で
仕事したつもりになっていたのは誰でしょう
だから
merphはそこをしっかりやろうと思いました
しかし簡単じゃなかった
cassowaryを除いて

これからまず
この理想の店を限界まで成長させてみます
美保神社で引いたおみくじに書いてありました
『今は積極的に進むよりも一歩下がって平安を守るとき』
実は神様より前に
ずっとうちに女性スタッフ陣に言われ続けていることです
彼女たちに言わせれば
10年前からそうですよって感じでしょう
『じっと我慢の子 何事も八分目』
我慢というのは苦しいことに対してするんじゃなく
欲を我慢することだったんだと四十半ばで理解しました

ただし
洋服作りは全力で参ります
逆にその遠慮はこの店には禁物
都合のいい店ではなく
むき出しの店です
さあそれでは春の仕込みに入ります
ご期待ください

朱の鎧

やっと届きました
ただし先上げのsize3が1着のみ

試着してみましたが
このボリュームに反し
軽い
そして
柔らかい

ふわりと立ち上がるmerphの伝家の宝刀
さあ迷う
個人買いはどちらの朱の鎧にするか
シンプルにバルマカーンか
圧倒的な佇まいのフィールドコートか
などと迷っているところに最終兵器トレンチコートが到着
このキャメルがまた素晴らしい…

明日に続く…..

 

神様の住む港町

素晴らしい祭りに衣装制作として参加してまいりました
島根県の北端の小さな港街
穏やかな凪の海に佇む凛とした神の社
美保神社
音楽を愛する事代主に生の演奏を奉納する祭
『神と海の祭』
私は分身のmerphとして音楽家に憑依して
共に音楽を奉納してまいりました

二泊三日でお邪魔した神様の住む街と妖怪の住む街
京都へ戻ってもなお
気持ちは穏やかに安らいでいます

お参りを済ませた直後から
スタッフに任せたcassowaryは大繁盛
これまでとこの商売の神にも見放されたはぐれ者を見捨てない
さすがは全国のえびす神社の総本山であります

そして今回また素晴らしい作家さんたちともお会いできました
いただいたご縁を大切に
merphを通じて私はどんどん人生を豊かにして生きます

撮影 鈴木蓮華

 

1 23 4 5 6 7