神様の住む港町

素晴らしい祭りに衣装制作として参加してまいりました
島根県の北端の小さな港街
穏やかな凪の海に佇む凛とした神の社
美保神社
音楽を愛する事代主に生の演奏を奉納する祭
『神と海の祭』
私は分身のmerphとして音楽家に憑依して
共に音楽を奉納してまいりました

二泊三日でお邪魔した神様の住む街と妖怪の住む街
京都へ戻ってもなお
気持ちは穏やかに安らいでいます

お参りを済ませた直後から
スタッフに任せたcassowaryは大繁盛
これまでとこの商売の神にも見放されたはぐれ者を見捨てない
さすがは全国のえびす神社の総本山であります

そして今回また素晴らしい作家さんたちともお会いできました
いただいたご縁を大切に
merphを通じて私はどんどん人生を豊かにして生きます

撮影 鈴木蓮華

 

八瀬から鹿ヶ谷

宣言通り
本日は神社仏閣のおすすめ情報を

まずはこちら

瑠璃光院
その名に恥じないこの美しき窓からの情景
まだまだ青いようですが
じきに紅葉が始まり燃えるような紅葉で彩られます
一年のうち春と秋におよそ二ヶ月ずつしか公開されません

近くには三千院もございます
ここの庭もこれから
それに加えて日頃は秘仏として扉が閉ざされている不動さまも
今年は紅葉の時期(10月28日〜11月28日)
ご開扉されるそうです

もう一つこの辺りにあるおすすめが
蓮華寺
あまり知られていませんが
ここの庭の紅葉も立派

八瀬方面を楽しんだ後は
最後に山をおりて永観堂のライトアップをのぞいたら
晩御飯は鳥料理の『あん』で鳥すき焼きをご賞味ください
山賊揚げと蒸しももがおすすめ
蒸しももはあらかじめ予約時にオーダーしておく方が良いですよ

ホテルは四条烏丸近辺がおすすめです
地下鉄と市バスをフル活用できます
思い切ってレンタカーを借りるのもおすすめです

頭の中であの名キャッチコピーが聞こえたでしょう
コートの在庫をしっかり仕込んでお待ちしています

今週こそ

秋晴れが続きます
街は観光客で賑わい
夜の飲食街は松茸の香りが立ち込めます

cassowaryも新作で敷き詰めたいところですが
納品が遅れております
この週末もたくさんの方に新作を期待してお越しいただきましたが
中途半端な入荷状況
お時間作っていただいたのに
本当に申し訳ありません

しかし
私天性のプレッシャーで
ただいま工場に残りの作品を
急ピッチで縫い上げていただいております
この週末には存分にご覧いただけるのではないかと

ご遠方から京都へいらっしゃる方も多いともいます
明日から少しずつ京都の観光スポット情報
それもちょっと京都に巣食う人間ならではの情報を
こちらにて公開致します
旅のお役に立てればと

二度目の白装束

島根県松江市にある
音楽と商売繁盛の神
えびす様の総本山
”美保神社”
数多くの音楽家たちの聖地として知られるこの場所で
10年ほど前から
ドラマーあらきゆうこを中心に
彼女と交友のある音楽家たちがこの地に集い
生の演奏を奉納する
”神と海の祭”というイベントが開催されています

2016年
私はあらきゆうこに誘われ
その年ライブを行った Polarisの衣装をデザインし参加しました

神前ということで
形や種類ではなく
『白』で衣装を統一し三人に着てもらいました
この衣装を奉納することで
私もこれからのmerphの繁栄を事代主神(えびす様)に見守っていただけるよう
お願いして参りました

あれから2年
今年
再びお誘いをいただき
また新しい白装束を製作しました
今回はcassowaryの10周年を祝ってくれた
”ワンショット””竹原ピストル”のふた組
総勢5名の音楽家に白い衣をまとっていただきます
全員が違うデザインの作品をまといます

秋が深まった山陰の夜
シンと引き締まった空気の中
心を揺さぶる音楽が鳴り渡ります
もし
11月4日
彼の地に来れるならば
ぜひ一緒に楽しみましょう

Under construction

角度によっては
ここは完全に洋服屋ではなくなる

長い時間を過ごす場所だから
やはり居心地の良い空間にしたい
長年じわりじわりと集めてきたお気に入りのプロダクトの中から
バランスを考えて店に飾り
ギターやお酒も充実させてきた

洋服屋というのはどこも似たような姿をしてる
そして接客もなぜか同じように統一されている
せめて自分の洋服を売る場所は
もっと自由な場所にしたかった
その結果
こうなった
これでもう少し洋服が予定通り生産できれば
無敵である

今は
まだ
Under construction

忍び寄る春

今朝
会社へ向かう途中
冷泉通や川端通の広葉樹は赤くなり始めていました
三千院や瑠璃光院の方はもうそこそこ色づいているのでしょうか
今日なんか最高でしょうね

秋が深まるにつれて
脳裏に突き刺さる春へのプレッシャー
できることならずっとコートを作っていたい
いつかコートしか作らないレーベルになりたい
でも春のmerphだって楽しみにしてくれる方々が沢山いる
今年出したドルマンシャツはまだまだ需要に対して圧倒的に生産不足
あんなスマッシュがコートのように春にも出るといいのですが、、、
ひねらずにも溢れるコートのアイデアだけじゃなく
捻ってもなかなか出てこないシャツやTシャツの産みの苦しみ
それも楽しめてこそ洋服デザイナー
精進いたします

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