夏のエフェクト

昨日
夕方まで自宅でひたすら電卓を叩き
無い知恵絞って必死に未来について考えた
いつもそうだが
机の上では上手くいく
しかし実際始まってみると苦戦する
なぜだ?
その原因は?
学生時代
経営学部マーケティングマネージメントを学びながら
まったくその経歴を活かせない経営音痴
いつもより長めには悩んでみたが
誰に誘われるわけでおもなく酒場へと逃亡した

天気も良く
時間もあったのでスニーカーを履いて
鹿ケ谷から歩いて向かうことにした
先日まで桜で賑わっていた岡崎周辺も人影がすっかり消えて
美しい緑への世代交代が完了していた
一本だけ今頃満開の桜を見つけて
ふとどこかの鈍感な男を思い出した

岡崎を抜け東大路を超えて大好きな冷泉通へ
そこから見た夕焼けは
もう夏のエフェクトがかかっていた
個人的に京都が一番美しいと思うのは
これから梅雨に入るまでの緑の季節
様々な植物の緑だけのグラーデーションがたまらなく好きだ
だから出来るだけ車を使わず
心地よい街を歩きたい
そうすれば
ふらりと酒場に行くこともできる
筍の木の芽和えでキリッとした冷酒を
小鮎のてんぷらでよく冷えた黒ラベルを
今週は水曜から東京出張
しっかり仕事して京都に戻ったら
いつもの店をナイトクル〜ジング