現在20:12。
今日は北山KAMMER、非常に忙しかった。
懐かしい顔にも会えたし、ご無沙汰の後輩にも会えた。
常連さんとも楽しく話せたし、ご新規も6組来てくれた。
すこしずつ、すこしずつ、店らしくなって来た。
『事務所併設で、そんなにがむしゃらに売らなくても良い。』
そんな事は微塵も考えていない。
店として構えた以上、どんな環境だろうが全力で行く。
この洋服屋を出しては行けないと言われる今の北山で、
何が何でも、店としてKAMMERを成り立たせてみせる。
それが、今、僕の最も熱量を帯びる案件だ。
そんな野心とは裏腹に、穏やかな北山の日々。
仕事の質、向い方、共に変化しつつ有る。
そう感じる。
明日もまた北山で親友が東京からやって来るのを待ち受ける。
北山に店を出して一番嬉しいのは、
僕を知る人が皆、ここを気に入ってくれる事だ。
落ち着く小さな箱庭は、彼らのために創った。
もちろん僕のためでもあるが、ここは僕と僕を知る人の休憩所。
明日も、明後日も、それを確認ための日々である。