福松の箱庭もすっかり夏
そろそろこの縁側に蚊取り線香の香りが立ち籠める
週末には遠くからコンチキチン
祇園囃子のプラクティス
認めたくないが
どうやら本当に
夏だ
そのせいか 最近 少々酒の勢いが下り坂
前ほど欲しなくなった
家ではまったく飲まない
ま それでも一度飲みに出ればその量は人によっては致死量クラス
酔っぱらって撮った写真にとんでもない物が映っていた
この指先まで意識が行き届いた美しい手
美しい女性を想像する事だろう
しかしこの晩 僕はおっさん3人で飲んでいた
残念ながらこの美しい手はあのベトナム屋の大将のものだ
僕の飲みにいく相手は料理人が多い
物を創る人間とは話しやすい
それに同い年か年上だとなお良い
この夜も目をギラギラさせながら先輩の頭にずっといたずらをしていたらしい
年上の人間をからかうのが好きだ
この夜も当然 飲み過ぎた
さて作品紹介もお一つ
merph
MR2005(上)&MR2008(下)
シャンブレーにウールブランケットのパッチポケット
それから
リネンキャンバスにアンゴラカシミヤペンシルストライプのパッチポケット
ポケットに秋冬に生産する上等な生地達の残布を利用した
高い金かけて織ってもらった生地
無駄にはしない
エコには興味が無いが
もったいないおばけには会いたくない
merphの半袖物のシャツやTシャツには共通した特長がある
袖丈が少し長い
そして
細い
理由は2つ
通常の半袖丈と巾だと
上にジャケットを来たときなどに二の腕辺りで袖が引っかかってダボ付く
だからジャケット等の袖が曲がり始める辺りまで袖を長くしてある
もう一つは
嫁さんから二の腕を出すな
そう言われたから

この袖丈 評判がいい
騒ぐほどのアイデアではないが非常に重要な工夫だと自負している