昨日は良い一日だった
北山の事務所でゆっくりと始まった12月14日
昼過ぎから打ち合わせをし
2013年の秋冬を少し前に進めてから
夕暮れ前に活気溢れるcassowaryへ向った
12時のオープンから途切れる事なく覗いてくれた顧客さんの何人かと
楽しく話をして
17時過ぎに若き大学教員の来店を待っていた
彼との話は本当に面白い
真っ直ぐと好意と熱意を表現できる数少ない友人
昨日の話も面白かった
この話
是非弊社絶好調無責任男
吉川薫にも響いて欲しかったのだが
聞いている表情はまたしてもキョトン顔
まだまだ時間はかかりそうだ
偶然と呼ばれるできごとも
緻密に時間をかけた努力と工夫で創り出す事が出来る
狙う偶然は
相手にとって偶然である必要は有るとしても
仕立て上げる事は出来る
ある青年の話
会社を立ち上げ
大きな契約を取るにもその相手に見向きもされない時
彼は無理にでもファーストクラスに乗り
一流ホテルに宿泊をし続けた
そしてある日ずっと面会を希望していた大物とファーストクラスで隣の席になる
十数時間のフライトのほとんどを占有し
やがて
大きな契約を手に入れる
僕は偶然の出会いや出来事が人より多いと自負している
それはその偶然が起きる様に
必死に自分の事を話したり
他人の事を知ろうとして
種をまくからだと思っている
洋服屋で働いていて
ただ洋服の話をして
当たり障りなく過ごしていても特別な出来事は起きない
昨日飲みに行った料理屋の話から
20年前にしでかした小さないたずらの話まで
それを話す必然性を探りながら
演出しながら
そして時々
思いもよらぬ関連性が露になる
無差別に人に会う仕事
これを楽しまない手は無い
それを六角の守り人にもわかってもらいたいのだが
…..
まだまだ時間がかかりそうだ