今日は京都マラソン

どうやっても事務所にたどり着けない交通規制

早く来る予定が11:30まで自宅待機を強いられた

最後のランナーが北山橋を渡るのを見届けてようやく12時前に事務所に着いた

あの最後のランナー

僕らの方を見て手を振っていたが

そこに居た人々がみんな

ずっとその横断歩道を渡るのを待たされていた人々だと言う事を知らなかったのだろう

隣にいたご夫人は舌打ちをして睨んでいた


こういうイベントは必ずどこかに犠牲を伴うもんだ

ただ沿道の応援する人々の数から察するに

京都市が押し付けて来たこの行事をこの街は受け入れていない様だ

通行止めの警備員に罵声を浴びせる紳士

一旦丁寧に謝った後悪口を言い合うボランティア

ランナーに用意されたバナナをかすめるおっさん

ゴミを拾うために集まったのに愚痴を絶やさない係員

裏側は実にドラマティック

このくらいの事受け入れるゆとりを持つのは簡単な事だと思うけど

そうでもないみたいだ

友人が沢山参加しているし沿道で探している間に

ずいぶん嫌な物を見てしまった


気を取り直して雨の日曜日

北山の事務所でせっせと掃除して

まだ決まっていない諸々をしっかり慎重に決断して行く

明日はまた少し冷えるみたいだ

その後は順調に春

花粉やPM2.5におびえる人も多いだろうけど

春だから仕方がない

夏を憎む僕にとっては春の戯れ言など大した事はない