やる気の在処

またあっという間に月曜日

朝からあっち行ってからこっちに行って来た

ただいまちょっとだけ休憩中

写真は昼下がりに通りかかった聖護院の風景

この道沿いに

喫茶店があった

今度そこで珈琲飲みながらちょっと息抜きしてみようと思う


京都はもうすぐ一年でもっとも不快な季節に入る

すり鉢の底に立ち籠める湿気は

手でその存在を感じられる程のもの

その湿気に髪の毛は暴れまくり

低気圧に腰の爆弾は小規模な爆発を繰り返す

太陽に少し慣れ始めたと思ったら

次は梅雨

まったく常に何かに邪魔される

愚痴を言ったところで世の中

そんなものだし

仕方が無い

そんな梅雨の入り口の今日この頃

秋冬の生産のやり取りが大詰めで

それと同時進行で来年の春を思い浮かべて鉛筆を滑らせている

聖護院の風景を見ていたら

何か新しい服を描きたくなった

インスピレーション

そう言うので洋服を描いた事は無い

ただ

こういう風景をみたり

なにか心を少しでも動かされると

洋服を描きたくなる

それをインスピレーションと言うのか?

でも具体的にその見たもの自体をデザインに落とし込むわけではなくて

簡単に言うとやる気が出るというだけの事

今日の聖護院に揺さぶられた心が描かせた服はどんなものになるか

はたして展示会に出せるものに仕上るか

応えは10月の半ば頃

自分でも楽しみにしておく


6月だし

今回こそは

ケツを自分でひっぱたいて

早めにサンプルを仕上げて行く

目標

8月15日

工場さんはきっとこう言う

『どうせ口だけだろ』

そうならぬ様

やる気を探す