飲めば飲む程思いつく

size1が完売していた

あとsize2が1着とsize3が2着

やはり

どうしても自分が欲しい

今年はこれだけにするから許してください


この生地の作り方に関して

もう一度

まず180cm幅のミニ裏毛を90cm幅x長さ110cmに裁断する

それにA3のコピー用紙を専用のバインダー材で張り付けて行く

生地に生まれる皺の様な模様はこのバインダー材を塗る刷毛の跡
そう全て手作業

工場に感謝

紙がしっかり引っ付いたところで天地を縫い合わせ

輪っかにする

それをサンドウォッシュ

バリバリだった生地の腰はしなやかに崩れ

生地の表面はしっとりとする

そして真っ黒に染め上げる

染め上がった輪っか縫い目をほどき

そこから裁断し縫製する

仕上がりは革のように

着心地はスウェットのごとし

様々な長所を同時に持つ素晴らしい生地だ

これの誕生は行きつけのおでん屋での打合せ風の飲み会

何かの始まりはスタートラインの上だけじゃなくて

控え室や移動中の車の中でも動き出す

それを見逃さず

酔っぱらっていたってものにする

『瓢箪から駒』

この生地はおでんから生まれた