吉野杉の総攻撃

撮影終了

今回新しい発見有り

わたくし

杉花粉症の優等生だった

国内有数の杉の名産地

奈良県吉野郡川上村の飛び散る花粉の中でワタクシの才能は開花した

一日中くしゃみと涙が止まらず

今回の撮影にも参加してくれたdavidにもらった薬も効かず

肌は炎症をおこし

鼻は機能を停止した


ただし

撮影は楽しかった

瀧のまわりを周遊し

撮影をしては下山

ロケ弁にテンション上げてもらって

寒くなったら持って行ったグローブとボールでキャッチボール

吹雪の初日を何とか乗り越えて

夜は焼肉食い放題で体力回復

男性チームは一軒家でコークウイスキー飲みまくって

ショック死したように雑魚寝


そして2日目

七時に目覚めてトイレと洗面所を取り合い1時間で出発

この日は

現場に2班に分かれて

わたくしと男優二人はあるサプライズ企画を実行するため

少し遅れて出発

こっそり途中大型スーパーに立ち寄った

3月11日

監督 小川多郎吉 32歳の誕生日

まだ9ヶ月の息子と奥さんを京都にのこして

この撮影を敢行してくれたせめてもの恩返し

使い捨てナイフが無かったのでフライ返しでやるしかなかったのも

いい思い出になった


二日間の修学旅行の様な撮影旅行

残念ながらあっという間に終了

それぞれ元の場所に戻り仕事を開始

監督は合間を見て編集

わたくしと高鈴の彰久は音楽の製作に入る

完成は三月の末?

楽しみでしかたない