MR1181 RESTOCK

MR1181 black

MR1181 olive

RESTOCK

生産数が多かったため
2段階にて納品を計画しておりました
3月末から4月にかけての初回納品分の在庫が
サイズ欠けが生じ始めた良いタイミングでの登場です

こういうコートをこの時期にリリースすると
必ず『いつまで着れるか?』という質問をされますが
こう答えます
『お手入れにもよりますが、生地と縫製仕様から10年は大丈夫かと』

2024年春夏
2023年秋冬
作品に自ら賞味期限を書き込んで
価値を限定してしまうのをやめました
5年10年着てもらいたいので
そうやって付き合ってもらえる服を作ることが
merphのやり方です
付加価値をつけず必要以上の自己満足的仕様を避けています
上半期には日本の気候なら
一年で6ヶ月以上着用できるものを創ります
下半期には真冬を凌ぐコートを創ります
このやり方は実際新規が80%のmerphにとって
最適なやり方です
なので夏日もちらほらし始めたこの5月にも
コートの在庫が必要です
6月になっても7月になっても
8月の真夏日が続く中でも店の主力はコートなんです

merphはファッションという概念では服を創りません
ファッションというものは
洋服製作の2次的な環境を指すものだと思っています
かつては一元的だったのでしょう
しかし現在
洋服の世界は成熟して分業化され
色々な立場の服が存在します
その中で
merphとして造形物を洋服製作にて行います
それが日常に溶け込む範囲であるという拘束の中で表現します
全くの自由な表現は芸術(アート)と呼ぶのでしょう
制限がある中での表現はデザインと呼ぶのではないかと思います

今日も店を開けながら
新しいmerphの製作をしています
日常と現実と理想の混沌からいいものが出来上がると思っています