赤いコートの動きが11月に入って活発になって来ました
昨年の教訓からステンカラーを資金の限り生産したのですが
どうやら今年も十分な在庫とはいえないようです
しかしこのくらいで打ち止めにしないと
まだまだ作らなきゃいけない新作が後ろに控えておりますので
このスーパー120ウールの赤いメルトン
昨年愛知県一宮の生地屋さんにお願いして仕込みました
2年間で紳士用48着と淑女用62着
ステンカラーとフードロングコート二種の計3デザインで
ちょうど110着を生産しました
19歳の大学生から銀髪の大先輩まで
先日は小学6年生のかわいいお嬢さんまで欲しがってくれました
性別年代だけでなく国境も関係なく
いろんな国の方にお買い上げいただきました
展示会をしていた頃
こういうコートを作ると必ず
『わかるんだけど、売れないんですよね』
などと言われました
彼らはその原因をお客さんのせいにしていましたが
違いますよね
ただいま接客の合間を縫って
ひたすらに春の新作の準備をしております
私が楽しく服を作らなくちゃ
お客さんが楽しいわけがないのです
最近本当に何もかもが楽しいんです
しばらく良いシーズンが続くと予感しています